歯ニュース 2018/4 … 疑問や不安にお答えするためにインプラントページを追加しました

治療内容や今後の方針、治療の選択肢などいろいろなご質問をいただきます。
その中で特に多いのが歯を失った場所をどうするかという内容です。

昔は前歯は格好に関わるからすぐ治療にお見えになる一方で、奥歯は歯を失っても放置しておられる方が結構いらっしゃいました。しかし最近はそうした方は少数派になっており、多少歯がなくなってもまだ噛めるから取り急ぎ治療する必要を感じないため歯が抜けたままの方が減っているようです。
治療中のお話しの中で噛むことは食物を粉砕して嚥下するためだけでなくいろいろなプラスの働きがあることが認知されてきていると感じます。

歯を失った場所が奥歯なら噛むことに不便を感じ、少なくなった歯で今までと同じ食生活をすることがその歯への負担となり、歯の寿命に関わる心配がでてきます。
失ったのが前歯なら外見的な問題だけでなく発音や社会性にまで影響がでてくるといわれています。その方により抱えておられる問題は違っても、共通するのは「さびしさ」と「不安」です。極端な例では他の人と比較して劣等感を感じる場合もあるといわれています。

「人と同じものが食べたい」「昔好きだったものを歯を気にすることなく食べたい」「会食や外食で食べるものを選ばず食べたい」「誰とでもどこにでも自由に出掛けて食べたい」などの人それぞれ違ったご希望を実現するには天然の歯にできるだけ近い噛める人工の歯を手に入れなければなりません。これが入れ歯やブリッジを差し置いて近年インプラントのご質問が増えている理由です。

診療室でお話をしておりますが、じっくりとご自宅でお考えになられたい方に向けてインプラントのページを追加しましたのでご興味がおありでしたらご覧ください。
下記の文字をクリックいただくとそのページが表示されます。

高岡周一

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■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
今回は歯磨きの時に出血する時の改善方法についてお話したいと思います。
まず、歯茎からの出血はなぜ起こるのでしょうか?その理由は、むし歯が歯茎の近くまで進行している、合わない歯ブラシ(硬すぎたり、大きすぎたり)を使っている、なども考えられますが、一番の原因として歯周病が進行していることが挙げられます。歯周病になると、デンタルプラーク(歯垢)という細菌のかたまりが出す炎症性物質により歯茎の毛細血管が弱くなって、少し刺激しただけでも血管が破れて出血してきます。

出血してくるからと言って、歯みがきを遠慮してしまう方がいらっしゃいますが、原因となるデンタルプラークが取り除かれないまま放置しておくと、症状はどんどん悪化していきます。
歯周病の改善のためには、定期的な検診を受けて早期、あるいは未然に歯周病を予防することが大事です。そして、何より大事なのは、ご自分での日常的なセルフケアです。
歯ブラシを歯と歯茎の際に当て、マッサージするようなイメージでブラッシングしてみましょう。しっかり当てられていれば出血も少し治まってくるはずです。しかし残念ながら、歯ブラシだけではデンタルプラークは60%ほどしか取れません。

歯と歯の間には歯ブラシの毛は入っていかないので、その間が歯周病菌に感染しやすいのです。それを取り除くためには、デンタルフロス(糸ようじ)と歯間ブラシを使わなくてはなりません。これらを使うことにより、80~90%のデンタルプラークが取れるそうです。

最初は使い方が難しかったり、サイズも色々あるので、どれを選べばいいか迷われると思います。高岡歯科医院では4Sから2Lまでの歯間ブラシを3本入りで120円、モチベーションの上がる可愛い色のデンタルフロスを320円で売っています。サイズや使い方などお気軽にご相談ください(^o^)

 

■ 編集後記
ホワイトデーのお返し
3月のホワイトデーに院長からお返しとして焼肉ランチをご馳走になりました!おいしいお肉をたくさん頂き今までのホワイトデーの中で一番うれしいお返しでした(^O^)
ご馳走様でした。来年も期待しております 笑
そして4月は花見ですね!!昨年はスタッフとお惣菜をたくさん買って井の頭公園にいきました。桜も満開できれいでしたが花より団子になってしまいお惣菜に夢中でした^^
今年もおいしいものをたくさん買って行きたいと思います 笑

インプラントセミナーで新製品を体験してきました

水曜日のインプラントセミナーで新しく発売されたインプラントシステムを体験してきました。

講習だけでなく実際に模型に新しいインプラントを入れる実習もしてきました。
通常のインプラント治療よりかなり楽な印象です。
下あごに限定されますが、入れ歯でお困りの方にとって有用なシステムになりそうです。以前からインプラントで入れ歯を支える形の両者併用はありましたが、骨が痩せて通常のインプラントは入れられないけど入れ歯に不満をお持ちの方にはいい解決手段になると思います。

通常のインプラントの使用法はインプラント自体で噛むことを主としていますが、このシステムは咬むのは入れ歯で、その入れ歯をこの新しいインプラントで下から支えることで入れ歯自体の安定をよくして入れ歯がずれて痛い、入れ歯が外れやすい、よく噛めないなどの問題を解決するものです。

通常のインプラントより細くできていますので顎の骨が痩せた方にも適応ができる利点と、歯をなくした場所をすべてインプラントで治療するより大幅な治療費の軽減ができるメリットがあります。こういった特殊なインプラントは私の知る限りではまだこのメーカーだけかもしれません。

歯ニュース 2017/04 … インプラント治療の有効性

医療者向け治療ガイドラインにインプラントについての発表がありましたので一部をご紹介いたします。

このガイドライン作成の背景には、健康寿命の延長に伴い従来の総入れ歯による治療で十分な満足の得られない歯が一本もない患者さんが今後増加することが予想されていることがあります。

このたび総入れ歯に代わる治療方法の一つとして、インプラントを支えにしたブリッジによる治療のガイドラインがモントリオール大学で10年以上の研究を元に作成されました。以前総入れ歯を使用していた患者さんがインプラントを支えにしたブリッジによる治療を受けた後の治療に対する評価は、高い満足度と噛む能力が高く、発音機能、審美性において高い評価を得たと述べています。

この他の治療法として、上記治療法より少ない本数のインプラントで総入れ歯を支える方法があります。
ブリッジではなく入れ歯とインプラントを併用する方法です。
具体的にはインプラントを少数入れて、その上に総入れ歯をかぶせる方法です。入れ歯を入れれば見た目は総入れ歯と同じですが、中にインプラントを敷きこんであるので入れ歯がずれたり、沈んだりしにくいため非常に安定した総入れ歯になります。<<実際の症例はこちらへ>>

この結果総入れ歯単独より噛む能力が高く、快適性や入れ歯の安定性(ガタつかないこと)などについて評価が高くなります。
また総入れ歯と顎がこすれて痛み口内炎のようになることがありますが、それもインプラントを併用すればかなり軽減したとマギル大学の報告にあります。

ブリッジタイプと入れ歯+インプラントの併用タイプの比較は、特に硬いものを噛む能力や、装着感、自分の身体の一部と感じるかどうかという点において入れ歯のないブリッジに幾分軍配は上がるようですが、インプラントを用いない総入れ歯と比較すればどちらも満足度は高いようです。
またそれをどう感じるかなどは個人差もあり、特に上顎において発音や見た目を重視する場合はインプラントと入れ歯の併用が有利な場合があります。両者の比較検討が必要です。<<ブリッジとインプラントの比較はこちらへ>>

同様の研究がイエテボリ大学でも行われ同じ結果がでました。総入れ歯による社会的問題の改善も見られたとしています。社会的問題の詳細が書かれていませんが、総入れ歯では食べられないものや食べにくいものがなくなり積極的に外食に出られることや、口の中に自信ができて心理面での積極的行動につながっているのではないかと推察しています。
当院でもインプラントを入れることで何でも食べられることから食生活の向上を経て気分が明るくなり、物事に積極的に取り組めるようになった事例がいくつもあります。

噛めることは単なる栄養の摂取ではなく、多くのありがたい副産物を伴っています。
噛むことに不安や不満をお持ちの方は一度ご相談ください。
ここで述べたようにいろんな解決法がありますので、きっとあなたに幸せをもたらす方法があると思います。
私たちと一緒に最適の方法を探していきませんか?

高岡 周一 

 ■ スタッフの声

私事ではございますが、この度4月をもって退社させて頂くことになりました。
パートタイムの勤務の為、週に2日程度しか出勤しておりませんでしたが、4年ほど勤めさせて頂きました。

患者さまには名前を覚えて頂いて優しく接して頂き、メンテナンスでは口腔ケアだけでなく、世間話で盛り上がったりと毎回患者さまに会えるのを楽しみにしておりました。
行き届かない点が多々あったと思いますが、高岡歯科医院のスタッフとして働けたことに感謝しております。

今まで本当にありがとうございました。

歯科衛生士 生田

■ 編集後記

今年もあっという間に4月になりました。
4月のイベントといえばそうです!お花見です!!
みなさまお花見の予定はたてましたか?

高岡歯科では近場の井の頭公園でお花見する計画をたてています。
最近オープンしてはまっている近所のたこ焼きを買って行こうと思っています 笑
みなさまも、きれいな桜を眺めながらおいしいものを食べて日頃の疲れを癒しましょう!
飲んで食べた後は歯磨きを忘れずに(*^_^*)

歯科助手 川村

恒例のインプラント勉強会に参加してきました / 日記

インプラント定例勉強会に参加してきました。
インプラントが市民権を得てずいぶん経ちますが、
患者さんも歯科医もインプラント治療をすることには熱心ですが、
噛める幸せを長期間維持することの方がもっと大切なことだと私は思っています。
<<インプラントと歯を長持ちさせるには>>

その後のケアがインプラント寿命を左右することをご存じない方がたくさんいらっしゃいます。
何でもやりっぱなしはダメなのです。
今回の勉強会はいかにしてインプラントの寿命を長くするかという演題でした。

歯ニュース 2014/10 … インプラントを併用した入れ歯のお話し

歯をなくされた時の代表的な治療法として入れ歯、ブリッジ、インプラントがありますがそれぞれ長所と短所を持っています。

<<治療の選択肢の詳細はこちらへ>>

今回はこれらの治療法の垣根を越えたお話しをしたいと思います。

今回このお話しをすることにしたきっかけは補綴学会の1本の論文を読んでいて私の長年の臨床実感とピッタリ符合することに気付いたからです。ある意味で自分の臨床成績やその経過から感じ取っていたことが実証されたといえなくもありません。

少数の歯の喪失症例には可能な限り入れ歯を避けることが患者さんのご希望により一般的です。それは入れ歯の使用感が劣ることと入れ歯そのものに抵抗があることが大半です。それに医療サイドから付け加えると入れ歯は噛む能力が劣ることと、入れ歯を乗せる歯肉(骨)が長期間の使用で痩せていくこと、入れ歯を安定させるために残った歯に引っかける針金などでその歯が揺さぶられ歯の寿命が短くなるリスクが挙げられます。

こうした理由から入れ歯はあまり人気がないのが事実ですが、しかし歯を多数失ってしまうと入れ歯の症例が増えてきます。その理由はそうした症例では入れ歯を使わないことを前提にするとインプラント本数が増えて治療費の高騰を招くことと、骨が痩せている場合はインプラント治療自体に無理が生じることがあるからです。入れ歯の長期使用によるあごの骨の痩せも関係します。

この入れ歯の問題と治療費の高騰への対策として考えられるのが少数のインプラントと入れ歯の併用です。通常の入れ歯は残った自分の歯に針金などを引っ掛けて入れ歯が外れるのを防ぐタイプですが、この入れ歯は歯やインプラントの上に乗せるタイプの入れ歯です。コーヌス義歯と同じ様な構造です。一般的な入れ歯と比較して優れた面がありますのでいくつかご紹介しましょう。

1)入れ歯を支える歯の周囲の骨の痩せが抑制され、また歯のない場所の骨の痩せも非常に少なく残った歯や入れ歯の寿命が一般的な入れ歯の症例に比べてかなり長くなっている。
2)特定の場所だけが良く噛める一般的な入れ歯に比べて全体的によく噛めるため、少々難しい話しですが噛む力のコントロールや分散がうまくいくことが多い。これは入れ歯が安定するためや、残った歯の寿命を長くすることと入れ歯によるあごの骨の痩せを少なくすることに結果的につながっていると考えられています。
3)明らかに総入れ歯より噛む能力や効率が良いため患者さんから良く噛める入れ歯と評価されることが多く、入れ歯特有のガタつきもなく患者さんの満足度が高い入れ歯です。
4)症例によっては歯に引っかける針金をなくすことができるため見た目にもいい入れ歯です。
5)後々に他の歯に不測の事態が発生しても、入れ歯ですから外せるので一から作り替えをしないで修理での対応が可能なケースが多々あり、治療期間と費用において有利な点があります。

<<実際の症例はこちらへ>>

入れ歯でお悩みの方には一つの解決策となる可能性があります。当院の症例を見ても10年以上快適に使い続けていらっしゃる方がかなりおられます。残っている歯の場所や状態、インプラントを入れるに十分な骨の量や場所などいくつかの条件もありますのでご興味のおありの方はご相談ください。

高岡 周一

  

 

 

■衛生士からのワンポイント情報

朝夕めっきり涼しくなってまいりました。
夏の終わりと共に秋の訪れを日に日に感じる毎日です。季節の変わり目に体調を崩されていませんか。

さて、医院では定期健診とは別に歯のメンテナンスを行っております。
こちらは患者様のお口の状態に合わせて1~3ヶ月毎に口腔内清掃、歯肉マッサージなどを行っておりますが、8月末頃よりお顔のマッサージも始めました。
咬筋や頬筋をマッサージすることによって、筋肉をほぐすと共に唾液の分泌も促していきます。
まだ、開始して間もないのですが患者様には気持ちいいとのご好評を頂いておりますので皆様も是非一度メンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか。
スタッフ一同心よりお待ち致しております。

生田 智美

 

 

<<< 編集後記 >>>

こんにちは。もう季節は秋になり、今年もあと3ヶ月となりました。
秋と言えば、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋・・・などと言われますが、皆さんは秋にどんなことをしたいですか?
これからどんどん寒くなり旬の食材も増え、ご飯がおいしい時期になってきました。
寒くなると動くのが面倒になりがちですが、おいしいご飯を食べた後にはしっかり歯磨きをして健康な歯を保つように心がけましょう。
また季節の変わり目は体調を崩す方も多いので、手洗い・うがいをこまめに行い気をつけましょう。

両角 里菜

インプラント治療成功の鍵 / 医院ブログ

インプラント治療の成功に欠かせないのが定期的なメインテナンスと経過観察です。
とかく手術だけに関心が向かいがちですが、インプラント治療が目的ではなく快適な日常生活が目的ですから、インプラントとご自分の歯を長持ちさせるためにメインテンスと経過観察が大切です。

5月にCTを導入して今までの通常のレントゲンでは観察できなかったインプラントを支える骨の状態が正確にわかるようになりました。 これによって早期診断も可能になっただけでなく、従来の希望的推測などというあいまいで不確実な経過観察ではなくタイムリーで正確な状況判断と経過観察ができる環境が整いました。

さらに9月にペリオテストという検査機器を導入しました。 これによってインプラントと骨とのくっつき度合いやネジ部品の緩みなどが数値となって的確に判断できます。 従来の経験や手指の感覚による不確実さを払しょくすることができ、インプラントにまつわるトラブルを未然に防止したりレントゲン画像では判断できない経過観察が可能になりました。

治療の長期にわたる成功を維持するために、これからも新しい機器の導入を続けていきたいと考えています。 今後もメインテナンスと経過観察を定期的に継続していくつもりですので、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

歯ニュース 2012/10 … 歯をなくした時

日中もやっと過ごしやすくなってきました。まだ1年の1/4が残っているのに今年は世間でいろんなことがあって長く感じます。それでも無事に秋にたどり着けたようです。

最近よく患者さんから入れ歯についてご質問を受けます。
歯をなくした場合、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどが噛むことなどの機能と見た目の回復手段の代表です。各手段の詳しいことはホームページやブログをご覧いただくとして、歯をなくした時にどうすればいいのでしょうか。
歯がなくなったら? 
入れ歯のお話し
インプラントのお話し

インプラント治療がすっかり市民権を得て一般的に最新の治療法と認知されてきています。
そのインプラントの登場によって、入れ歯はすっかり過去の治療法みたいな扱いを受けることが多いのですが、はたしてそうでしょうか。
私はそうは思いません。その方の価値観などの考え方やお困りの問題などの非常に個人的なもので決めるべきだと思っています。事実当院では入れ歯を選択される方々がかなりいらっしゃいます。

どんな治療法がご自分には最適か?
その答えは「何を求めて治療を受けるか」その一言に尽きます。入れ歯やインプラントはそのための手段であって目的ではないのです。よく一方的に「○○にしましょう」といわれたと新規の患者さんから聞きますが、それは違うと思います。

一人一人口の中や求めているものが違います。ですから手段を決めるのは歯科医側ではなく、それぞれのメリットやデメリットの説明を受けながら、手に入れたいものを具現化するには何が自分にとって有利かを判断できるようになることが大切だと思います。 ○○は患者さんと一緒になって探し求めていくものだと考えています。

また私たち治療側も自分の得意な手段に偏って誘導することなく、その人、その症例にとってどれが適しているのかをニュートラルに判断できるように、怠ることなくそれぞれの治療法の研鑽を積むことが求められていると考えます。特に入れ歯治療は長い年月の経験と学習が必要なものですからなおのことです。

どうしても表面的な情報やニュースになる特異な情報だけが独り歩きしますが、本当の姿や実績、繰り返しますが口の中や求めが他の人と同じでないご自分には何が最適でどんな生活を送ることができるのかを吟味してお考えになられるといいと思います。
私たちはそのためのよき水先案内人になりたいと考えています。 

 高岡 周一

 

 

 

 

■ スタッフの声

こんにちは。早いもので私がこちらの歯科医院に勤務してから3ヶ月が過ぎました。毎日が試験勉強のように覚えることがいっぱいで充実しています。

10月といえば、○○の秋!ですよね。今回は食欲の秋をご紹介していきたいと思います。
まずは《ごぼうの炊込み御飯》ごぼうの皮にはポリフェノールが豊富なので、皮を剥かずにたわしで水洗いします。あとはお好きな野菜や山菜などを加えてダシ汁と一緒に炊飯器に入れます。具が山の幸だったらダシは海の幸がいいとされています。これで1人分500kcalしません。

次に《生秋鮭の塩麹焼き》今はやりの塩麹です。鮭に塩麹をぬり、冷蔵庫で一晩ねかせます。塩麹は焦げやすいので、フライパンで蓋をして弱火で蒸し焼きにしてください。旬の野菜などをあんかけソースでからめて、かけるのもおいしいと思います。これで1人分300kcalしません。
この2品だけでも充分栄養のとれた食事になると思います。
これから寒くなりますので、皆さんも栄養バランスに気をつけて、風邪をひかないようになさって下さい。

小原 咲央

 

 

<<< 編集後記 >>>

今回の先生のコラムは入れ歯についてでした。わからない事や気になる事がある方は、院長やスタッフにお気軽にお声がけ下さい。

小原咲央

インプラントは避けるべき? / 医院ブログ

インプラント治療がすっかり市民権を得て一般的に最新の治療法と認知されてきています。
一方で急激な広がり方からその負の情報も出現するようになり、 患者さんの中には誤った認識も散見されるようになっています。 一般的に物事は何でもその使い方ややり方で結果はずいぶん違ってくることをご存じだと思いますが、インプラントも同じです。

それらを間違ったものだけをあたかも全てであるかのごとく発信されることで、 本来の姿や本当に必要な方々への障壁になることが懸念されます。 正しくない偏った情報が独り歩きしていると思える実感に当惑しているのです。

確かにインプラントは万能ではありません。万能なものは天然の歯だけです。 その天然の歯ですらなくなったのです。
ですがそれをなくした時に最も歯に近いものがインプラントであることも一つの事実なのです。 どんな症例でもインプラントという風潮には賛成しませんし、 他の選択肢も含めてその方にとって最適なものをご相談して決めていくことが大切だと思っています。

どのインプラントも同じではありませんし、治療法やその後のフォローも違います。 正しく怖がって欲しいと思います。
治療ガイドラインを順守し適切な治療を行えば、 今やインプラントが歯をなくした方々の生活の質を向上させることは紛れもない事実であり、 現に多くの方々に満足と快適をお届けしていることは歯科界では常識となっています。

インプラント難症例 / 医院ブログ

最近のインプラント症例をみて時代が変わったと感じます。
10年前は骨の量が十分な症例が大半だったのに、現在はそういう方にお会いするのが珍しいからです。
骨の幅が細い、骨の高さが低い、そんな難症例が月日を追うごとに増えてきています。
他の先生と話しても同じ状況だといいますから、経験の浅い若い先生方はお気の毒です。
術前は当然として、術中にCTで確認しながらオペしないと安心できない症例が多いのです。

食生活の変化によって顎の骨が変わった、 抜歯するタイミングが遅くなって骨が痩せた、 など色々な原因が考えられていますが、 慎重さと的確な診断、手術が今まで以上に必要になってきていることは間違いないでしょう。
本当にCTを導入してよかったと感じています。

歯ニュース 2012/06 … 歯科用CTのメリット

5月に新たに導入した最新の3D・CTの患者さんのメリットについて今月はお話ししたいと思います。 

【診断と治療の精度向上】

最も大きいのが通常のレントゲンでは見ることができなかったものが見えるようになったことです。見えないということは想像でものを考え、推測に基づいた診断と治療ということになります。 そこがすべてありのままに見えるのですから、こんな確かでありがたいことがないのです。

CT導入1ヶ月で数本の歯の根が割れたことを突き止めることができ、今までのように確定診断が下せず経過観察したために病状が進行して貴重な骨が溶けることを防ぐことができました。 これと同じように今までの難症例の原因がつかめるようになるかもしれません。
以前に【歯科用CTの活躍】でお話しした、歯の根っこの治療や歯周病治療、抜歯などの外科的治療などで診断と治療のさらなる精度の向上が期待できます。

 

【画質の向上】

歯科用CTで撮影した画像は医家用CTよりもかなり鮮明です。そのため診断精度が向上しました。なんとなく見えるぼやけていた像がくっきりとはっきり見えるその違いは、 アナログテレビとデジタルテレビの違いに似た感想を持っています。
大雑把なものを観察するのであれば医科用CTのようにぼやけていても可能ですが、 今回導入したCTは歯の根やその周囲の細かいものまで観察することができる画質を持っています。
画質の面で医科用CTと大差ない歯科用CTもあって、これが多くの歯科用CTの中からこのCTを選んだ理由の一つです。 これは診断と治療に大変大きいメリットがあります。せっかく撮影するのであれば、それが有効に生かされなければ意味がないと考えているからです。

 

【最新の機器への更新】

導入したCTは通常の2Dレントゲンと立体的に精査したい歯などのための3DのCTを同じ一つの機器で撮影することができます。また機器の進歩によって通常の2Dレントゲン画像も鮮明な画像で見ることができるようになりました。
このように最新の機器による恩恵が診断と診療の質の向上につながっています。

 

【利便性と即時性】

申し訳ないことに以前は治療の安全と確実性のために、わざわざ電車に乗って提携施設まで医科用CTの撮影に行っていただいておりました。 その価値は十分にありましたが、どう考えても無駄な手間と時間です。さらにそこで撮影した画像が郵送されてくるのに数日かかりました。
院内CT導入によって術中の確認など必要なその時にその場で撮影ができて画像を見ることができるようになりました。

ここまで歯科用CT設置のメリットについてお話ししてきました。CTの存在意義は『安全と確実』だと私は思います。 今後も時代の機器や技術の進歩に合わせて新しいものを取り入れ、よりよい医療の実現に取り組んで行きたいと考えています。

 高岡 周一

 

 

■ スタッフの声

高岡歯科医院に勤めるようになって2ヶ月が過ぎました。久しぶりにお勤めに出て毎日新しいこととの出会いです。考えてみると、とても幸せなことだと感じます。
お一人お一人の患者様との出会いを大切に、「下問を恥じず」高岡先生や先輩方に教えを請いながら成長していきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

早春の頃、厚手のコートを着て出勤していたのですが、近頃はとても過ごしやすくなりました。街の様子も替わり新緑の季節を迎え、花々も競うように咲き始めました。年を重ねたからなのか、勢いよく芽吹く木々を見ていると本当に愛おしくなります。香りたつ花も大好きです。沈丁花、ジャスミン、バラ、くちなしの花。自然の香りは本当に心を癒してくれます。喜ぶのは人ばかりではなく、昆虫達も湧いてきますね。

先日自宅のベランダで蜂の巣を3つ見つけました。発見が早かったので大事にならずに済みました。自然なことですよね。甘く綺麗な花に誘われたのでしょう。(人も例外ではない?・・・失礼しました。)
お口の中も甘い物を食べてそのままにせず歯磨きをしましょう。虫歯にならぬように。 

金恵淑

 

 

■ スタッフの声

5月21日の朝に、金環日食が観測されました。4月には量販店で大量に売られていた日食用サングラスも、売り切れ続出だったようです。日食は月食よりも発生頻度は高いのですが、どこからでも観測できる月食に対し、日食は限られた地域でしか観測できないので、今回のように、広域で金環日食が見られるのはとても珍しいことらしいです。言われてみると、わたしも日食を見るのは初めてでした。
外ではみんなが空を見上げ、「世紀の天体ショー」に声を上げていました。日食自体もすごく神秘的で感動したのですが、たくさんの人が早朝に空を見上げている光景もなんだか不思議でした。

話は変わりますが、先日、上野で開催されているインカ帝国展を見に行ってきました。世界七不思議のひとつとされているマチュピチュでは月と太陽が神として祭られており、天文学が生活に大きな意味を持っていたようです。15世紀の人々が、大きな水鏡で天体の軌道を観察していたというのには驚きました。
インカ帝国展は6月24日まで開催されているそうなので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

鮫島連理

 

<<< 編集後記 >>>

5月にCTを導入し、患者さんからもご自分の歯の状態がよく分かるとのお声をたくさん頂いております。親知らずなどでお困りの方はご相談ください。

鮫島連理

歯ニュース 2012/05 … 「見える化」計画

私の今までの臨床は、「見える」ことにこだわり続けてきた歴史といっても過言ではありません。どんなに多くの情報や経験値に元づく推測も『百聞は一見にしかず』のことわざ通り、ありのままの姿が見えることにはかなわないからです。
そのため「見える」ことには今まで数多くの投資をしてきました。

 

【拡大鏡導入】

歯は小さくその一部の病巣や髪の毛ほどの細さの根っこの神経はさらに微細なものです。もっと「見える」を手に入れるために、まだ拡大鏡が一般的でなかった15年ほど前から臨床に応用してきました。
子供さんに変なものかぶってると笑われたこともありましたが、さらにそれにスポットライトをつけて明るい詳細な観察ができる体制を確保してきました。

 

【デジタル化】

治療に用いる小さなレントゲン写真の大きさは親指と人差し指でOKサインを作ったほどの大きさです。そこに写った一部の小さな歯の細部を観察したり患者さんに説明するよりも、パソコンの大きな画面一面に画像を拡大表示した方がお互いに理解しやすいと考えてレントゲン画像のデジタル化をいち早く導入しました。
10年前の当時はまだフィルム全盛期でしたので物珍しく驚かれた記憶があります。

 

【CTの導入】

立体を平面にしか写せない上に特定の一方向からしか観察できない従来のレントゲン画像では、その奥行などは他の検査や経験値から推測して判断・診断しなくてはなりません。
これが歯科医によっての判断のばらつきを生んでいる原因の一つです。ところがCTは360度、いやさらに上下からでも360度任意の方向からの断面図を見ることができます。
今まで見えなかった場所を見ることができるのです。ありのままの姿が見えるのですから、ここに推測は必要ありません。診断の精度が向上し、安全な治療が行えるようになることが容易にご理解いただけると思います。

 

【CT分析ソフト】

見えない場所が見えるCTはそれだけでも素晴らしいものですが、治療術式や器材のシミュレーションが治療の前に正確に行えるメリットは術者だけでなく患者さんにとっても大変ありがたいものです。行き当たりばったりの治療よりはるかに安全で確実な治療が行えます。何事にも心と物の準備は必要なのです。

 

【画像の3D化】

CTデータを元にして非常に高性能なコンピュータで3D画像が作られます。
3次元の立体を展開図のようにいくつかの方向から見た平面図を頭の中で統合して頭で見るより、人は目で見たままの姿の方が理解しやすいものです。
患者さんへのご説明で、病状などの理解度が飛躍的に向上すると考えています。 

このように時代と共に「見える」を追及してまいりましたが、現時点で考えられる最高の状態と考えていても機器はまた進歩をしていくでしょう。患者さんによりよい治療をご提供できるように、これからも時代と共に先端を歩んでいきたいと思います。

 高岡 周一

 

 

■ スタッフの声

はじめまして、新しく高岡歯科医院でお勤めさせていただいております船木玲子です。どうぞよろしくお願いします。
今年は4月6日に桜が開花宣言されましたが、みなさんはお花見に行かれましたか?私は今年は参加出来ませんでしたが、通勤途中で桜の並木道をバスで通るのでこの時期ならではの春の景色を毎日のように感じられました。いくつかのニュースで外国の方々も上野公園や桜の名所で母国の料理を持ち込み楽しんでいる姿を見ました。

お花見は日本独特の文化でお花見と言えば場所取りも付きもので、まだ肌寒い中早くから行って良い場所を確保するのは一苦労ありますが、春の訪れに桜の木の下で日本人と外国の方々が賑やかに一緒に楽しむ姿は心が和みました。

船木玲子

 

 

■ スタッフの声

アンチエイジング。もう聞きなれた言葉ですが、お口の健康にも使われています。日本語では抗老化、抗加齢という意味です。虫歯になった歯は残念ながらも元のようには再生はできません。でも、しっかり予防すれば健康な歯は守れます。

毎日丁寧に歯ブラシをしてお口の中を清潔に保ってください。歯と歯肉の境目に固まった歯石は細菌の塊です。歯周病が進むと歯を支える土台(骨)を失うことにもなりかねません。歯石は定期的な検診をして綺麗に除去しましょう。人の印象は、ほとんどお顔で決まるようです。それもたった一秒で。

お顔の筋肉の70パーセントは、なんと!お口の周りにあります。丁寧な歯磨きはアンチエイジングにとても効果的です。美味しく食べて健康で長生きをする。綺麗な歯に笑顔を忘れなければ、若々しく過ごせます。体やお顔のお手入れと同じように、お口のお手入れも気を抜けません。
健康と若さをバランスよく保ちながら年を重ねましょう。

金恵淑

 

  

 

<<< 編集後記 >>>

今月からCTという最先端の技術を導入することになりました。
院長を始め、スタッフ一同、 新しいことに挑戦・吸収して患者様に満足いただけるような治療とサポートに努めてまいります。

鮫島連理

インプラント治療の成功率 / 医院ブログ

多くの医療機関を対象にした統計をみるとインプラント治療の10年後の成功率は平均95%前後です。
適応症か否かの判断や手術上の問題、医療機関と患者さんの術後の管理、患者さんの癖や体の問題などが100%でなくしているようです。

元々この世に完全とか絶対とか100%などというものは現実には存在していないと考えていますが、この数字を高いとみるか低いと見るかは治療を受ける方の考え方だと思います。
ただ医療機関と患者さんの配慮によって限りなく100%に近づけることができると考えています。

当院でも手術直後に突然のお体の病気で入院された方の1本のインプラントがダメになりました。
術後の管理が不十分になったためです。とかくインプラントを入れるまでが注意を引きますが、実は終わってからと日常で使いながらどうメインテナンスをするかが最も大切ななのです。これが当院で定期的なメインテナンスをお勧めしている理由です。
この1本がなければそれこそ100%だったのですが、残念ながら99点何%です。
100%でないことの戒めにそのインプラントを患者さんからいただいて今でも飾ってあります。

歯ニュース 2012/04 … 歯科用CTの導入

この度、最近発売されたばかりの歯科用CTを導入することにしました。
10種類以上のCTの中から選別するのに予想以上に期間がかかってしまいましたが、よりよい治療へのさらなる一歩と考えています。

歯の根っこ2本が重なる方向から撮影する従来のレントゲン画像では根っこ2本の像が重なってどちらに問題があるのか判断がつかなかったり、大きな神経に近い場所にある親不知の根っこの抜歯の危険性を判断したりする時に神経との正確な距離や位置関係の把握に従来のレントゲンには限界を感じていました。

何軒かの歯科医院で原因不明といわれて来院される患者さんが時折お見えになられます。
その本当の原因の何割かは根っこの破折による症例ですが、検査や従来のレントゲンでそう疑ってはいても確証が得られないために、経過を見ている期間に骨が溶けてその後の治療に困る症例に何度か出会いました。

このように確定的な診断ができないケースはお互いに困りものです。
診断は非常に大切です。その後の治療と適切な治療開始時期が変わってくるからです。

しかしCT導入によって今まで見ることができなかった場所の状況が手に取るように知ることができるようになります。今まで以上に診断の精度の向上と治療の安全性が増加するでしょう。
推測によるいくつかの治療法を試すのでなく、CTで原因を特定できることによって難治性の症例にも有効だと考えています。
4月に導入予定です。

 高岡 周一

 

  

■スタッフの声

この季節になると毎年花粉のことが話題になりますが、今年は例年より花粉が少ないそうです。私は花粉症ではないのですが、それでも東京に出てきて以来、春先にはむずむずしたり少し涙目になったりするので、今年こそ花粉症になるのでは、とおびえています。今ではたくさんの需要がある花粉対策用グッズも、いろんな種類が増えてきています。

便利グッズといえば、ロフトなどに行ってわたしが興味をひかれるのが、調理器具のコーナーです。働く女性や料理をする男性が増えて、調理器具もいろいろ便利なグッズが発売されるようになりました。その種類の多さにはびっくりしてしまいます。
わたしがよく使っているのがピーラーです。歯の部分がプラスチックのように見えるのですが、普通の刃物のピーラーよりも切れ味が長持ちするし、キャベツの断面にピーラーをかけるとキャベツの千切りも簡単にできるのです。
それでもやはり自分の手で皮剥きをした方が味わいの良い料理になる気がします。時間がないときは便利グッズに頼りつつ、包丁も上手につかいこなせるように頑張ります。

鮫島連理

 

 

<<< 編集後記 >>>

これまでインプラント術前に、都内に数箇所ある歯科専用のCTセンターに撮影に行っていただいていたのですが、これからは当院でもCT撮影が可能になります。
また、複雑な神経の処置などでもCT撮影をすることにより、さらに安全で確実な治療につとめてまいりますので、よろしくお願いいたします。

鮫島連理

インプラントの位置の重要性 / 医院ブログ

インプラントは入れられたらどこに入れてもどこもそう変わらないとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、実はインプラントを入れる位置は大変重要です。それによって審美性や噛める能力、インプラントの寿命、ひいては残った歯の寿命まで変わってくるからです。

以前の治療法はその辺りがあまり厳密ではありませんでした。
現在の治療法は、まずなくした歯の審美性や噛むのに最も適した歯の位置を想定します。
次いでそれを支えるのに最も適したインプラントの位置を可能な範囲内で骨や隣の歯などと協調させながら逆算していく方法が段々主流になりつつあります。

まだ単純なレントゲン写真だけで計画・手術を行うことが一般的には多いようですが、
安全面と先に述べた利点からこれからはこの治療法が増えてくると思われます。
当院では全ての症例でこの治療法を取り入れておりますが、これを可能にするのがCT撮影です。

歯ニュース 2012/03 … インプラント位置の重要性

インプラントは入れられたらどこに入れてもどこもそう変わらないとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、実はインプラントを入れる位置は大変重要です。
それによって審美性や噛める能力、インプラントの寿命、ひいては残った歯の寿命まで変わってくるからです。

以前の治療法はその辺りがあまり厳密ではありませんでした。現在の治療法は、まずなくした歯の審美性や噛むのに最も適した歯の位置を想定します。
次いでそれを支えるのに最も適したインプラントの位置を可能な範囲内で骨や隣の歯などと協調させながら逆算していく方法が段々主流になりつつあります。

まだ単純なレントゲン写真だけで計画・手術を行うことが一般的には多いようですが、安全面と先に述べた利点からこれからはこの治療法が増えてくると思われます。
当院では全ての症例でこの治療法を取り入れておりますが、これを可能にするのがCT撮影です。

たとえ話でご説明しますと、机の上にコップが置いてある状況をイメージしてみてください。こちら側からはコップに描かれた絵が見えますが、コップの裏側は見えないと思います。
通常のレントゲン写真はこの状態に近い状態で、裏側の情報を他の検査と合わせて推測して判断しているようなものです。一方でCTはコップの裏側だけでなく斜めや横から自在に好きな方向からありのままの姿を直接見ることができます。

このためにかみ合いの歯や隣の歯、残った骨の情報量が桁違いに多く得られるのです。今まで見えなかったものが見える利益は絶大ですし、情報が多いことで正確性と安全性が大幅に向上します。

歯科で現在一般的に使われる平面的なレントゲン写真ではこうはいきません。平面では立体である人体の奥行きは推測と経験を元に想像しながらの手術になります。
ところがCTは実際に画面に写して目で確認できるので確実な診断が可能になります。その上に術前に仮のインプラント治療を画面上でシミュレーションすることもできます。
最も有利な位置やサイズを治療前に時間をかけてゆっくり試行錯誤ができるのです。
このようにこれからの時代は、CTは安全で確実な治療には欠かせないものになることでしょう。

高岡 周一

 

 

■スタッフの声

歯科医院に勤めながら、甘い、辛い、しょっぱいを問わずお菓子が大好きなのですが、最近はまっているお菓子が、「おしるこサンド」です。ご存知の方いらっしゃるでしょうか。
以前どこかのお店で目にしたのですが、東北出身の方から「おしるこサンドがおいしい」という話を聞いて、いざ買おうと思ってみると、どこのお店で見かけたのか、なかなかないものです。

ないとなると余計に食べたい気持ちにかられてしまい探し求めたところ、吉祥寺のお店でやっと発見しました。東京ではあまり目にしないお菓子ですが、どうやら東北では普通に売られている昔ながらのお菓子のようです。
香ばしいクッキー?クラッカー?であんこを薄くサンドしたお菓子です。みなさんも見かけたらぜひお試しください。

鮫島連理

 

  

■歯科衛生士からのワンポイント情報

成人の80%の方が歯周病です。歯を支えている歯槽骨(あごの骨)が歯垢(細菌の塊)によって溶かされて歯が抜けてしまう病気です。
一度、歯が抜けてしまうと元には戻りません。そうなる前に予防することが大切です。
細菌の塊である歯垢をためないよう、毎食後にハミガキやうがいをしてお口の中を清潔にしましょう。お口の中の状態に合った歯磨き粉や洗口剤(薬用マウスウオッシュ)の使用をお勧めします。

杉山明美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

術前のCT撮影により、インプラント治療が可能な症例が増えてきています。
インプラント治療だけでなく、様々な治療において最新の技術・情報をご提供していきたいと思いますので、お口の中でお困りのある方は一度ご相談くださいね。

鮫島連理

歯ニュース 2012/02 … インプラント治療成功の要件

一昔前ではインプラント治療とはどんなものかご存じない方が多かったのですが、最近は認知度が上がってきてかなり一般的な治療になってきた感があります。
しかし多数の患者さんと歯科医による一般化によって垣根が低くなった分、インプラントにまつわる悪い話も残念ながら聞こえてくるようになってきました。

一昔前よりインプラント自体や治療法もずいぶん進歩してきており、基本的な注意と的確な治療、基本的な術式を厳守することで通常の症例では特段の問題なく治療は成功すると考えています。こうした基本を守りさえすれば、一般的には治療10年後の成功率の平均は95%前後にまで高くなっています。
当院でも手術直後に突然のお体のご病気で術後管理が不十分になった1本以外のインプラントは今も皆様の快適な食生活を支えてくれています。

このような高い成功率を維持できるのは、
前述の基本から外れないこと、
お互いに無理な計画と治療をしないこと、
治療後も定期的なメインテナンスをお受けになられて病気に強い環境を維持すること、
3次元立体的に骨の状態を把握できるCTなどを使って合理的かつ安全な治療に努めること、
などの成功する要素から一つでも外れないようにしているおかげだと考えています。

 

■日常の雑用は疲れるだけ?

食料や生活必需品の買い物、洗濯や食事の後片付け、掃除やゴミ出しにいたるまでいろいろな日常の雑用が生活を維持するためにつきまといます。こうした雑用で1日約1000カロリー消費するといわれていますが、同じ消費するなら趣味のスポーツやもっと楽しいことの方がいいに決まっています。
筋肉を増強する運動や有酸素運動の有用性が明らかになっていますから、なおのこと雑用に生活を維持すること以外の意味を見つけることができないでしょう。

しかし最近の研究によると、家庭での雑用が認知症の予防に役立つことがわかりました。平均年齢75歳のグループの雑用の少ない人々に比べて活発に行っていた人々は、記憶力、集中力およびコミュニケーション能力の低下の発生率が91%も低くなっていました。
実は噛むという行為も記憶力と集中力の低下予防に関係します。

子供は体を使うことで成長・充実してきますが、大人は使うことで体を維持できているのです。年齢を重ねるほど、使わないことは維持できないことにつながります。
どうやら人は楽をすればどこかでそのつけを払わされるようです。
どうせやらなければいけない雑用なら、嫌々でなく「ぼけ防止」と考えれば少しは楽になるかもしれません。

 高岡 周一

 

 

 

■スタッフの声

一年を通じて一番寒いと言われる二月ですが、この時期体調管理には気を使います。特に乾燥が今年はひどいとのこと。私自身乾燥にはあまり縁がありませんでしたが、今年は何か必要のようです。機械にたよらずなるべく節電で、加湿器のかわりに半がわきのタオルを室内で干したり、お風呂の蒸気をいれたり、電気毛布はやめて湯たんぽと自分なりにやってみました。
効果のほどはよくわかりませんが、楽しみながら寒い冬を乗り切りたいとおもいます。

菅野美弥

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

むし歯の原因菌は砂糖が大好物です。
キシリトールはむし歯を起こす酸が作られないように、原因菌が増殖したり生き延びたりしないように働き、細菌をやっつけてむし歯になりにくくします。
当院ではキシリトール100%の歯科専用のガムをお勧めしています。

杉山明美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今回のコラムはインプラントについてのお話でしたが、当院では実際にインプラントの手術を受けられた患者さんにアンケートにご協力いただき、匿名でご紹介しております。
インプラント手術に不安をお持ちの方はお声かけください。

鮫島連理

インプラント治療成功の要件 / 医院ブログ

一昔前ではインプラント治療とはどんなものかご存じない方が多かったのですが、最近は認知度が上がってきてかなり一般的な治療になってきた感があります。
しかし多数の患者さんと歯科医による一般化によって垣根が低くなった分、インプラントにまつわる悪い話も残念ながら聞こえてくるようになってきました。

一昔前よりインプラント自体や治療法もずいぶん進歩してきており、基本的な注意と的確な治療、基本的な術式を厳守することで通常の症例では特段の問題なく治療は成功すると考えています。
こうした基本を守りさえすれば、一般的には治療10年後の成功率の平均は95%前後にまで高くなっています。
当院でも手術直後に突然のお体のご病気で入院されて、術後管理が不十分になった1本以外のインプラントは今も皆様の快適な食生活を支えてくれています。

このような高い成功率を維持できるのは、
すでに確立された治療法の基本ルールをしっかり守りその基本から外れないこと、
お互いに無理な計画と治療をしないこと、
3次元立体的に骨の状態を把握できるCTを使って合理的かつ安全な治療に努めること、
治療後も定期的なメインテナンスをお受けになられて病気に強い環境を維持すること、
などの成功する要素から一つでも外れないようにしているおかげだと考えています。

本当の治療の目的とは / 医院ブログ

インプラント治療の悪い結果を耳にしたりしてインプラントは絶対に嫌という方や、容易に何でもインプラントにしたがる患者さんや歯科医もいらっしゃると聞きますが、どちらも間違っていると私は思います。
インプラントは適応症を選べば有効な治療法の一つであることは間違いないのですが、それだけではないし、またそれが目的ではありません。
今どんなことに困っていて口の中をどうしたいのか、どんな生活を回復したいのか、また将来起きるであろうどんな不具合を今未然に防ぐのかそれらが真の目的のはずです。

それを手に入れるのにインプラントが最適であればインプラントがいいし、他の選択肢で十分手に入るのであればそうすればいいと思うのです。
どうも周りの患者さんや歯科医の話しを聞くと、手段が目的化している方々がいらっしゃるように見えてなりません。

インプラント治療の成功率 / 医院ブログ

すでに確立した治療の基本ルールを厳守している多くの医療機関を対象にした統計をみるとインプラント治療の10年後の成功率は平均95%前後です。
適応症か否かの判断や手術上の問題、医療機関と患者さんの術後の管理、患者さんの癖や体の問題などが100%でなくしているようです。

元々この世に完全とか絶対とか100%などというものは現実には存在していないと考えていますが、
この数字を高いとみるか低いと見るかは治療を受ける方の考え方だと思います。
ただ医療機関と患者さんの配慮によって限りなく100%に近づけることができると考えています。

当院でも手術直後に突然のお体の病気で入院された方の1本のインプラントがダメになりました。
術後の管理が不十分になったためです。
この1本がなければそれこそ100%だったのですが、残念ながら99点何%です。
100%でないことの戒めにそのインプラントを患者さんからいただいて今でも飾ってあります。

歯をなくすことは万病の元 / 医院ブログ

歯をなくされたことが小さな問題であるとは私は考えていません。 なぜなら、次の大きな問題の予兆だからです。
第一は、歯をなくした理由がまだそこに残っていると、さらにまた次の歯を失う恐れがあることです。
第二は、歯を失ったままだと他の歯に問題が出るからです。 坂を転がり落ちるように、どんどん次々と歯を失っていく連鎖が起きるからです。 これから将来の問題といってもいいでしょう。

私は昔から「抜きっぱなしは大怪我の元」とお話してきました。 歯を失うと、その両隣の歯は倒れこみ、噛み合いの歯は延び出てきます。歯は自然に動くのです。悪い意味での矯正です。 その結果噛み合せが狂ってくるのです。
これが頭から足までの骨格系の歪みになり、 肩こり、頭痛、腰痛などの不定愁訴を引き起こすこともあります。 またその歪みは背骨の歪みでもあり、東洋医学では背骨の曲がりは万病の元といわれていますから早期の修正が必要です。

また力を入れる時に、歯を支える組織に問題があったり歯を失うと力が入らなくなります。 このため踏ん張りが利かない、ここぞという時にガンバリが利かないなどにつながることがあります。
さらに頬や口元が痩せたり顔のしわなどの顔貌の変化が起こり、老けて見えることがよくあります。
また自分ではちゃんと話しているつもりでも周りの人には聞き取りづらく電話で聞きなおされるなど、発音や会話の障害になることがあります。 歯はコミュニケーションの要ですから段々喋るのが億劫になって、言葉とコミュニケーションによって進化してきた人類の進化に逆行することになります。

歯ニュース 2011/05 … CT診断用ソフトを新たに導入しました

3月11日からカレンダーが2枚変わったのですが、自分の中でも「もう」なのか「まだ」なのか混沌としています。東北からは復興の槌音が聞こえ始め、今回の災害への日本全国からの支援の声を聴くたびに、日本は一つだったと改めて感じております。
東京という都市の大きさや威力ばかり目につきますが、食糧や電力、そして経済までも地方に支えられて存在できていることを今回は目のあたりにしました。
威張るなかれ東京!ありがとう東北!

まだまだ原発は予断を許さない状況ですが、福島50と海外から絶賛される人々をはじめたくさんの方々の忍耐と努力によってまた新しい日本を築いていけることでしょう。

 

■CT診断用ソフトを新たに導入しました

インプラント治療には手術だけがクローズアップして考えられますが、実はその成功に大切なのが、術前の診断と計画、実際の手術、噛むための人工の歯、術後のメインテナンスの4つです。どれを欠いても成功にはなりません。今日はその術前の診断と計画についてお話しします。

インプラント治療の際、術前に骨の状態や噛み合わせ、そして他の歯の寿命や今後の噛む能力の維持に最も有利な場所はどこかなど、いろいろな事柄を考えてどこにどんなインプラントを入れるかを全ての症例で考えています。
歯とインプラントが少しでも長持ちして快適な毎日ができるだけ長く続いて欲しいからです。そのためには正確な情報と診断が必要です。

以前から必要な症例にはCT撮影をお願いしてきました。
CTは通常の2次元レントゲンと違って3次元的に骨の状態が手に取るようにわかります。 このCT撮影後の読影と診断や計画立案に大変役に立つソフトを3月に新たに導入しました。
3次元の画像の中で自在にインプラント治療のシミュレーションができ、パソコン上で計画を立てるのに大変重宝しています。正確な距離や角度の測定、さらにインプラント周囲の骨などの状態をあらゆる角度から観察できます。

インプラント治療の前のCT撮影は安全で正確な治療には欠かせないものですのでご協力をお願いしたします。今後もみなさんに貢献できるものを導入してまいります。これからもよろしくお願いいたします。

 高岡 周一

  

 

■スタッフの声

最近観た映画の話です。以前、院長が奥様と観に行かれた、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの主演映画「最高の人生の見つけ方」の記事を覚えていらっしゃる方も多いと思います(H20.7月のデンタルニュースでした)。 ジャック・ニコルソンファンの私もぜひ観たいと思い、テレビから録画しておきました。

その後しばらく観る機会がなく、日にちが経ち、さて観ようと思い、再生。「あれ、ハンガリー映画?」見慣れない文字、英語ではありません。 早送りしてみましたが、ジャック・ニコルソンどころか、屋根裏にロシア兵から身を隠している女性が・・・。映画の題名を勘違いして録画したようです。これも観ようと思っていた映画の一つなので、気持ちを切り換え観始めました。年金暮らしの老夫婦のお話です。(内容はこれからご覧になるかもしれない方の為に控えます。)

気軽に見始めたのはいいのですが、映画紹介の番組やCMで先入観があったせいかもしれません。映画をご覧になって、内容と題名がしっくりしなかったり、CMで見た感じと違うとか思ったりされたことはありませんか?自分がイメージしていたことを基準に「良かった」とか「悪かった」とか批評してしまいますが、普段テンポの速いアメリカ映画と違い、静かでゆっくりですが「グッ」とくるいい映画でした。題名「人生に乾杯」。お勧めです。ぜひご覧になって下さい。

杉山 明美

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

歯を守ってくれる成分に、キシリトールがあるのをご存知ですか?
キシリトールは、白樺や樫などの樹木を使ってできた甘味料です。
当院には、キシリトールが100%含まれているガムがあります。ぜひお試し下さい。

菅野 美弥

 

 

■女性スタッフからの耳より情報

花粉症の方には辛い季節がまだ続いています。
ヨーグルト(乳製品)が花粉症の抑制にいいのはよく知られていますが、そのほかにも海草・お豆・しそなどがいいようです。ミネラルをたくさん摂ることにより、免疫力が高まり、花粉症だけでなく風邪の防止にも役立ちます。

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

 モノトーンの季節が過ぎて、暖かい春がやってきました。今年の日本は自粛ムードで少し静かですが、ゴールデンウィークにどこかお出かけされた話など、聞けるのを楽しみにしております。

鮫島 連理

歯をなくしたら / 医院ブログ

人の体に無駄なものは一切ありません。 研究すればするほど非常に無駄なく効率的にうまくできていることがわかります。 5000万年前に人類の祖先である原猿類が誕生してから、長い年月で無駄を省き、必要な機能を満たすために進化してきた人の体に不要なものなどないのです。

歯の本数は本来28本ですが、前歯と奥歯、糸切歯などそれぞれ本来の仕事が皆違います。仕事が違うため、歯の形態や根っこの長さなど皆違います。失った歯の代用を他の歯にさせることはできないのです。 本来あるべきものは、本来あるべき場所に一本も欠けることなく存在し続けることが大切です。

前に歯の働きや噛むことの意義をお話ししましたが、この恩恵を放棄するだけでなく、逆にデメリットとしてこれからの生活と人生にのしかかってきます。 もちろん噛めない=食べられない、ですから栄養摂取上にも問題ですし、高齢者の日常生活における楽しみの第一位は「食事」といわれていますので、将来の楽しむ権利を今ここで失うことは大きな損失です。

食べられるものが限られる、 食生活が変わる、 他の人と食事するのが嫌、 出かけることがおっくになる、 活動的でなくなる、 自分に自信が持てなくなる、 口元や顔貌に若さがなくなる・・・などなど たくさんの「できない」がこれから降りかかってきます。 これが楽しい人生でしょうか?

しかし歯をなくしたまま放置しないで抜けた歯を補う治療をすればこうした不満や不安は解決できます。今の現状にあきらめさえしなければ、人前で大きな口を堂々と開けて喋ったり笑ったりしながら、なんでもおいしくいただけることを手に入れることができるのです。

噛めないとどうなる / 医院ブログ

しっかりとした自分の歯があった時代には微塵も感じていなかったことが、歯を悪くしたり歯をなくして初めて体験することがあります。
「よく噛めないし食べてもおいしくないから食べることに興味がなくなった」 「外ではどんな食事が出されるかわからないから外に出るのが億劫になった」 「口元が貧弱になった」 「口の中に自信が持てないために、人に口を見せたくないから喋るのが嫌になった」 「気分まで老ける」など歯を失くされた患者さんからこうしたお声をよく耳にします。

噛めないことは噛むことによる利益を失うことです。 咀嚼能力が落ちて栄養摂取上の問題もありますが、口の機能をあまり使わなくなると神経や筋肉などが十分に活性化されず、それらは衰え、口元や顔のハリを失い老けて見えることにもつながります。

歯をなくしたらできないことが増え生活の質が低下するだけでなく、発音や骨格の維持に支障をきたし、肩こりや頭痛、腰痛などの不定愁訴を抱え込んだり、重いものを持てない、踏ん張りやガンバリがきかないなどが起きることがあります。

また噛むことと脳機能や認知症との関わりが注目されているように、脳の血流量の減少と共に活性化が十分に行われず思考力や記憶力、判断力、注意力などが低下してしまいます。 さらに内臓脂肪の増加を促して、肥満や生活習慣病の温床にもつながります。 これらは日本人の死因のかなりの部分を占める以上侮ることはできません。
噛むことは食べ物を咀嚼することだけではないのです。噛むことで私たちはたくさんの恩恵を知らぬ間に受けています。 とても大切なものなのです。

噛めないとどうなる2 / 医院ブログ

噛めないことのデメリットはまだまだたくさんあります。 噛むことで得られるストレス発散効果が少なくなり、また視力向上、運動能力の向上などの効果も失ってしまいます。 またたくさんのホルモンや酵素、抗菌物質が含まれている唾液の分泌が減少するために、味覚に影響がでたり、酸の中和力や粘膜の修復能力、口の中の洗浄や口臭予防などの働きが悪くなります。

免疫力の低下を招き、感染症や病気にかかりやすく、またむし歯や歯周病にもかかりやすくなります。このためまた他の歯を失い、さらに噛めなくなってまた歯を失う悪循環に陥る危険があります。

食べる楽しみを奪われ、歯の喪失が日常生活上での自信の喪失につながることも多く、人とのコミュニケーションが億劫になり、外食をふくめて外に出ることに消極的になるなど行動力の低下や社交性の低下など日常生活の積極性の低下が伺えます。 百寿者の明るく元気でよく喋りよく食べる姿とは対照的な姿です。

このようにたくさんのマイナス要因を『噛めない』ことはもたらします。 噛む能力の高い高齢者は医療費が少なく健康だという調査結果もありますから、 今ある歯をできるだけ長く残し、失った歯を早急に取り戻すことをお勧めいたします。

インプラントの長所と短所 / 医院ブログ

現在だけでなくこれからの人生を考えると、できるだけ歯が抜ける前の状態に近づける治療法が理想です。そして残った歯を長持ちさせるために他の歯に負担をかけない治療法が理想です。
残念ながら現代の医療が歯を新たに生み出すことができない以上、こうした理想に少しでも近づくことができるのなら他の選択肢より最も優先されていい治療法だと私は考えます。

それがインプラント治療です。インプラントは失った歯とほぼ同じ働きをしてくれます。他の治療法のように失った歯の代用を他の歯がする必要がないのです。インプラントには何でも噛めることや他のたくさんの利点がありますが、ブリッジや入れ歯に比べて現在お口の中に残っている大切な歯と骨を守りその寿命を確実に長くしてくれます。

インプラントやブリッジ、入れ歯などはその気になれば手に入れることができるものですが、骨や歯はもう二度と手に入りません。どちらが価値のあるものかご理解いただけると思います。このことがインプラントの最大のメリットだと私は思います。

一方でインプラントの短所は骨やお口の状態が条件を満たしていないとどなたでも受けられないことや、手術が必要なことと治療費が高額なことです。

歯をなくした時の解決策にはこの他にも入れ歯やブリッジなどもあります。
どの選択肢が最もいいか?ではなく、どの選択肢が最もあなたに合っているのか?
今の不満や不安を解決するにはどの選択肢が最も有利なのか?という見方をしていただきたいのです。

ですから人によって最適なものは違うはずです。歯科医はそのよきアドバイザーであり、水先案内人だと私は考えています。将来に渡って満足できて、そして納得できる選択肢があなたにとって最もいい治療法なのです。
ご一緒に考えていきましょう。きっとその方法が見つかるはずです。

口元のアンチエイジング / 医院ブログ

失くした歯を単純に補うのはブリッジや入れ歯でも可能です。しかし歯をなくした場合、実は失ったのは歯だけではないのです。それはあごの骨です。
人の体は使わない組織は衰えていくため、歯を支える骨は自然に痩せ歯肉もそれにつられて痩せて失っていきます。
この痩せが口元や頬の張りを失くし、しわが増えたり老けた顔貌につながります。

入れ歯はこの歯と歯肉の痩せをプラスチックで補い、それに加えて噛む力を支えまた入れ歯を安定させるためにプラスチックがどうしても大きくなります。
これが口の中で邪魔であったり、金具などの見栄えが良くないことが弱点ですが、しかし歯肉の痩せをいくらでも補えるのは裏を返せば入れ歯しかできません。他の選択肢には限界があります。
また取り外しできることが裏腹に人前で外れやしないかと不安になったり、入れ歯と歯肉や歯の間に食べかすがつまることが多いため、人前でそれを気にする心理が働くことがあります。

一方でブリッジやインプラントでは失った歯を補うことはできても、失った歯肉の膨らみは補うことが原則的にはできません。口元が寂しくなる一つの原因です。しかし多数の歯を失った場合にはインプラントと入れ歯を併用すればこの問題を解決できる場合もあります。

さらにブリッジでは抜けた場所は年数をかけて次第にさらに痩せていくことが多く、今よりもっと口元が寂しくなることがあります。一方でインプラントが骨の中に入れば、噛む力がインプラントを介して骨に伝わるためにそれ以上の骨の痩せは食い止めることができます。

こうしたことからインプラントは異物感などの使用感、面倒などの扱いの容易さを考えると、口元や顔のしわや痩せからくる顔貌の老化を防ぎ張りや若々しさを取り戻すこと、その両者をほどよく手に入れられるメリットがあります。

口元のアンチエイジング2 / 医院ブログ

口元が寂いしくなるのは歯をなくした今だけのことではありません。これからの変化を考えていかなければなりません。それは『かむ』行為によるありがたい副産物です。

入れ歯ではあごの土手がよく、その他の条件にも恵まれていても、天然の歯の最大で6割しかかめません。一般的にはそれ以下になることが多いのが現状です。
ところがインプラントは骨の中に植わってビクともしませんから硬いものでも何でも食べるものを選ばず天然の歯と同じように噛み砕くことができます。
この噛む行為が咀嚼筋を鍛え維持することになり、顔の輪郭や顔の張りを維持してくれます。筋肉を鍛え衰えさせないことは、小顔や美容に顔の体操を推奨するエステがあるように美容上だけでなく、さらに脳の活性化にも役立ちます。

脳はあなたの行動と表情をコントロールしていますので、脳の活性化によって今までと同じことに対してでも活動的にそして楽しくしてくれます。これは外見を取り繕うのではなく、体の中からのアンチエイジングです。このように特に女性にとって大切な、見た目に美しく若々しいことがインプラントでしっかり噛むことで手に入るのです。

さらにインプラントで噛めるようになることや口元に自信が出ることで、喋ることや行動が活発になり、笑顔が多くなります。笑顔や多彩な顔の表情は、顔の表面にある表情を作る筋肉の活動を活発にします。それが老化による筋肉の衰えからくる、顔のシワやタルミを防止する効果も期待できます。このような筋肉などの物理的な変化だけでなく、自信などの精神的な面や行動面での変化も若さとアンチエイジングには大切です。

噛めることを手に入れて今日から美味しく、美しいエイジングにお取組みください。

なんでも噛めるインプラント / 医院ブログ

これまで歯をなくされたことが実は小さな問題でないことと、今現在の不具合や不満だけでなく、将来の大きな問題となることをお話ししてきました。
今日は近頃最も患者さんからのご質問が多く、適応症なら確かに日常生活の質が高いインプラントについてお話しいたします。

歯を失った時の治療の選択肢としてインプラントが優れている理由の一つが、噛む能力の高さです。
インプラントは天然の歯と同じように骨の中に植わってビクともしませんから、天然の歯と同じ力で、昔と同じものが、何でも噛めます。

食べることは快楽ですから、これは大きな利点です。
インプラント治療後のアンケートですべての人がその機能の高さを認めています。
「自分の歯が蘇った」「歯を失くしたことを忘れる」など多くの方々の感謝のお声を頂きます。
これは一度インプラントをお受けになられた方は、必ずといってもいいくらい次もインプラント治療をご希望になられることからも明らかです。

私たちは一日三回、一年365日、十年で一万回以上食事をします。
噛めることと噛めないことの差がどれだけ大きくなるか、そしてその幸せの蓄積がどれだけ大きいか、ご想像いただけると思います。

どのインプラントも同じ? / 医院ブログ

この世の中には数えきれないくらいたくさんのインプラントメーカーがあり、さらに中には一社で数十種類もだしているメーカーもあるくらい市場にあふれています。詳しく調べたことはありませんが、何千種類ものインプラントがあります。
あなたが必要なのはその膨大な数の中のたった一本だけです。
数あるインプラントの品質や特徴、そして適応症もまちまちです。
またその価格もさまざまで、安いからいいとは限りません。
あなたはどうやってその中から一本を選べばいいのでしょうか?

インプラント自体もどんどん進歩しています。そして治療結果がさらによくなるように、また患者さんが少しでも楽に治療を受けられるようにと新しい治療術式と治療器械の開発がなされ、治療法も日々進歩しています。ちょっと最新の情報に触れないでいると、過去の歯科医になるのではないかと思うくらい変化のスピードが早いのです。
診療の合間をぬって専門書を読んだり、休日の講習会や診療後の勉強会に出かけたりしている自分を見て、好きじゃないと務まらないと我ながら思います。

あなたはどうやってその中から、あなたの一本と治療法を選べばいいのでしょうか?
次回もう少し詳しくお話しします。

どのインプラントも同じ?2 / 医院ブログ

インプラント手術にはいろんな方法があり、それぞれに長所・短所があります。さらに治療の精度や治療自体に対するものの考え方も人それぞれです。
ほんの1mm入れる場所がズレるだけでも、その時はわからなくても将来の結果に影響を及ぼすこともあり得ます。インプラントを入れる以外にも、たくさん考慮しなければならないことがあるのです。

例えばインプラントを長く持たせようと考えれば、ち密な噛み合わせの調整とメインテナンスは欠くことができません。
少しでもきれいな口元を作るには?
最も噛みやすい場所は?
骨の最も有利な場所は?
これから将来に予想される問題をどう織り込むか?
他の歯の状況をみて、口全体として最適な治療法は?
などなど・・・書いていればきりがありません。

残った歯を長持ちさせるための歯周病治療や歯内療法、外科や歯周外科、噛み合わせ治療、人工歯や入れ歯を作る補綴治療、歯の位置の狂いを治す矯正治療など高度な技術とたくさんの知識がたった一本のインプラントに対しても求められます。
実際のインプラント治療だけでなく、残った歯とどう共存できるのか、残った歯を長持ちさせるためにどこにどんなインプラントを入れるのが最も有利かなどたくさん考えることはありますが、インプラントだけの視点でなく、口全体の視点と治療が必要なのです。
『インプラントは入れられればそれでいい』ではないのです。
これだけたくさんの要素があるインプラント治療がどれも同じなのでしょうか。

どのインプラントも同じ?3 / 医院ブログ

インプラント治療にもいろいろなバリエーションや方法があります。インプラントのみの治療だけでなく、入れ歯とインプラントを併用した治療も可能です。
患者さんの求めているものに対してなにを考え、どう治療するか、そこが最も大切だと思います。たくさんの知識と経験の引き出しから最適なものをご提案することが歯科医の使命だと考えています。

たくさんの患者さんとたくさんの歯科医という人が違う以上、考え方や治療法が違って当然です。
ですからインプラントはどれも同じではないと思っています。

患者さんから「あの時思い切って治療しておいてよかった」とおっしゃっていただけて、私が「あの当時の治療に悔いはない」そう思える治療が最もいい治療なのだといつも考えています。これが長年の臨床経験からくる私の感想です。

歯をなくした時には / 医院ブログ

当院は東京23区のすぐ隣の市である武蔵野市にあり、また立地が三鷹駅周辺ということもあるのでしょうか、大規模な新規の住宅開発が行われることもないためか大人の方が多く来院されます。そのため平均年齢が高いためでしょうか、歯を失くされた方が大勢お見えになられます。

歯を失くした場合の選択肢として近年インプラント治療が一般的になってきていますが、歯科界も含めて世間の考え方がどうもインプラントが目的になっているような気がして異和感を持っています。
確かにインプラントはたくさんの恩恵を運んできてくれます。ですがそれは一つの手段であって、真の目的はどんな生活を送りたいのか、どんな不便を解消したいのか、またその生活の質の獲得と精神的な負担の解消だと私は思います。手段を先に決めてしまうことに異和感があるのです。

しかしインプラントの登場で過去の治療法では成し得なかった生活の改善ができることが医療側にとって革新的に写ることと、長年臨床を行っていると一つの崩壊が連鎖的に次の崩壊を呼ぶことが多く、過去では困難であったそれを止める手段として有望な治療法であることが強いインパクトを持っていること。さらに患者さま側からのインプラントに対するご質問も多いためか、我々医療サイドからのアナウンスが偏って多くなっている状況を我々医療人も反省しなくてはならないでしょう。

症例によってはインプラントが最適な場合もあれば、ブリッジや入れ歯をお勧めする場合もあります。残った歯の状況や生活状況、お困りの状況などと共にそれぞれの選択肢のメリットとデメリットを比較しながら、先ほどの真の目的に沿ってその方にとって最適な選択肢が何なのかを患者さんと一緒に考えていくプロセスが大切なのだと考えています。

その一緒に考えた結果が手段だと考えています。5年後、10年後にあの時あの治療をしておいてよかったと思える治療が最善の治療なのだと思います。

歯ニュース 2011/01 … インプラント治療の成功率

新年あけましておめでとうございます。
昨年のたくさんの方々とのお出会いに感謝いたしております。皆様のご健康を支える重責を全うするため、これからもトップページに掲げている当院の理念を実践してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

寒風が体に染み透る今日この頃ですが、我が家では犬の散歩に持ち歩くビニール袋の音に喜びはしゃぐ犬とは対照的に、散歩を家族内で譲り合う季節となりました。宮沢賢治ではありませんが雨の日も風の日も休むことなく毎日朝夕2回の散歩が日課となっています。

雨の日には一応犬用のレインコートを着せるのですが犬の足は濡れぞうきんのようにびしょびしょになり、さらに頭にかぶせたレインコートを嫌がってものの30秒もしないうちに振り落としてしまいます。そういう訳で雨の日は散歩から帰ってからが一仕事、濡れた毛を拭くだけならまだましで、シャワータイムになることも多いのです。ですから我が家はちょうど洗濯を干すのと同じように天気予報には敏感で、空を見上げて雨が降りそうだと感じたら家事を中断してでも急いで出動です。

2歳になる雌のケアーンテリア、名前をシナモンといいますが、子犬の時初めて散歩に出た時は野外を怖がってひっぴり腰になって玄関から出るのを嫌がったのが嘘のように、今では目を輝かせて喜び踊る姿を見ると雨が降ろうが、さすがに槍は降ってはきませんがどんな日も行かざるを得ません。
またケアーンテリアは触られるのが嫌いな犬が多い犬種と聞きますが、シナモンは抱かれるのが本当に大好きで椅子の横で抱っこしてくれとせがんで、抱かれるまでぴょんぴょん跳ねています。どう見ても犬なのですが、実は猫じゃないのかと疑うほどです。
ですから家族だれかの膝の上が彼女の定位置です。誰も抱いてくれないと、しょっちゅう家族に踏まれているにも関わらず人の足元で寝そべっています。毛の色が黒っぽいので暗がりでは特に踏まれます。そして黒い顔に黒い瞳、黒い鼻の彼女は色の濃淡がなく、顔のパーツの輪郭がはっきりしないためかお世辞にも写真写りがいいとは言えません。黒い影絵になってしまった写真を「本当はもっとかわいい」と言い訳するのに疲れた家族は、正面からあまり写真を撮らなくなりました。
私が帰ると玄関まで走り寄ってきて、飛びついてきます。そして足元に絡みつき抱いてくれとぴょんぴょん飛び跳ねてくる中をリビングまで彼女の足を踏まないで歩くのに気を使います。毎日鞄から荷物を出し、服を着替えて抱っこするまでぴょんぴょんが続きます。

そんなシナモンは犬より人が好きで会う人会う人にじゃれていきますので、いろんな人に「かわいいね」といっていただけるのですが、どう考えても番犬としては失格です。すまして孤高も恰好がいいでしょうが、昔から「尾を振る犬はたたかれまい」という言葉があるように、その可愛がられ方を見ると得な人生いや犬生だと思えてしまします。どうやら彼女に学ぶこともあるようです。

 

■ インプラント特集:インプラント治療の成功率

歯がなくなった後に歯の代用をさせるために行う治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラント、歯牙移植などがあります。この中で最近患者様のご希望が増えてきたのがインプラント治療です。

噛む能力の高さや異物感がほとんどないこと、他の歯を削ったりまた他の歯に負担をかけたりしないことなどから、利点が多いのも事実です。
手術における患者さんの大変さも歯を抜いたりすることとそう大差なく、実際にお受けになられたほとんどの方が思ったより楽だったとおっしゃっています。

歯科におけるインプラント治療の歴史は意外に古く25年以上の歴史があります。その間インプラント自体も、また治療法も格段の進歩を遂げてきました。イスラエルとドイツの歯科医院で行われたインプラントを平均7.5年間追跡調査した最近の発表によると、成功率は98.5%でした。
ただ、残った骨の量や質、術後の管理などによって成功率だけでは語れない個人差があるのも事実です。症例によってはインプラント以外の選択肢をお勧めすることもあります。今ある歯を可能な限り残すことが優先ですが、残念ながらすでに歯をなくされた方には患者様各々違う状況を考えながら選択肢のご相談をさせていただきます。

 高岡 周一

 

 

■スタッフの声

明けましておめでとうございます。
今これを書いている時点では、12月の中旬なのですが、子供の頃は、こたつでみかんを食べながら「もういくつ寝るとお正月~」と歌いながら、クリスマスやお正月までの日にちを数えたものでした。街がにぎわうこの季節は大人になった今でもわくわくしてしまうものですが、年々、一年が過ぎるのが早くなっていくように感じるのが少し寂しい気がします。

2010年もたくさんの方との出会いがあり、みなさんのお話から刺激を受けることもたくさんありました。2011年もこれまでの出会い、そして新しい出会いを大切に成長していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

杉山 明美

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

健康な歯肉の場合、ふつう~かための歯ブラシをお勧めしていますが、歯周病のある方や、治療の内容によっては一時的にやわらかい歯ブラシをお使いいただくこともあります。
お口の中は人それぞれ違います。我々衛生士はお薬と同じように歯ブラシの処方もさせていただいております。お気軽にご相談下さい。

杉山 明美

 

 

■ スタッフ一言インタビュー

小島さんは、週2回位出勤している、丁寧で気配り上手な衛生士さんです。話題も豊富なので、治療や歯石除去の合間に話がはずむことも多いのでは?

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

お正月はどのようにお過ごしになったでしょうか?こたつに入ってお鍋やみかんを食べるのが至福のひとときとなるこの季節、食べたあとはしっかり歯磨きをして、虫歯のない綺麗な歯で今年も過ごしましょうね。

鮫島 連理