歯ニュース 2018/5 … 歯磨き粉のフッ素濃度について

むし歯予防のために歯磨き粉に入っているフッ素についてのお話です。
今日本で売られている歯磨き粉のおよそ90%にフッ素が入っています。
特段意識しなくても歯磨き粉を使っていれば自然とむし歯予防をしているという状況です。
フッ素は、歯の表面が溶けてしまったときに修復する再石灰化を助けたり、歯の表面と反応して、フッ化カルシウムやフルオロアパタイトを生成して、虫歯菌が産生する歯を溶かす酸に溶けにくくしてくれます。その結果むし歯予防になるのです。
そのフッ素の濃度の上限がわが国では1000ppmで、1000ppm~1500ppmが一般的な欧米諸国と比べると
500ppmほど低い状態でした。

それが去年に、厚生労働省が定めていた歯磨き粉に入れられるフッ素濃度の上限が引き上げられ、
わが国でも1500ppmになりました。パーセンテージで表すと0.15%で従来のおよそ1.5倍です。
WHO(世界保健機構)では歯磨き粉で、フッ素濃度が1000ppmを超える物を用いるとき、500ppm超える度に6%づつ、むし歯予防効果が上がるとされています。
なので、むし歯予防を考えたときには、従来の濃度ではなく、1500ppm(製品の表示は1450ppm)の歯磨き粉を使うことを強くお勧めいたします。
現状、おおよそ四社、六製品の歯磨き粉が1500ppmの濃度なので、選んで探さなくてはいけない状態です。

ドラッグストアに探しに行って置いてある所もあれば、そうでない所もあります。
今後もっと多くの製品が高濃度のフッ素を含有したものになるとは思いますが、お近くでない場合、
インターネットでも売っているので探してみてはいかがでしょうか。

当医院でも色々使い比べて、おすすめとしてご提供することも検討しております。
むし歯予防効果が6%も上がるのでとても良いことなのですが、ひとつ注意があります。
1000ppmを超える歯磨き粉は6歳児未満のお子様には使用は歯牙フッ素症のリスクがあるため、
使用を控えるほうが良いでしょう。毎日使うものなので長期間使用することでもって歯が白濁する可能性があります。なので高濃度の歯磨き粉は、お子様の手の届かないところに保管しましょう。
詳細や、分からないことがあれば気軽にお尋ねください。

高岡 佑

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報
<歯ブラシ 対 音波ブラシ の対決>

さて、質問です!歯ブラシと音波ブラシどちらが歯磨きにいいのでしょうか?
答え 患者さんに合うものを使用して歯磨きするのが正解です。

では、合うものとは、どちらなのでしょうか?当院の歯科衛生士が口の中を拝見して、まず歯ブラシがその方に合っているのか?磨き方はどうか?などチェックして歯ブラシの当て方動かし方の指導をさせていただいております。

1か月ほど拝見して、歯ブラシでは難しい歯がある方や、ブラシ圧が強くて歯が削れてしまっている方には音波ブラシをすすめています。音波ブラシを購入する前に歯科衛生士に口腔内をチェックしてもらうとあなたにぴったりの歯磨きの仕方を指導いたしますので、お声掛けください。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記
井の頭公園にお花見へ
皆さま今年はお花見に行かれましたか???
私は井の頭公園にスタッフと行ってきました!!!
お花見といえばごはんです!!綺麗な桜をみながらおいしいものを食べる!!最高の至福のときです^^
ですので、まずは吉祥寺駅周辺で食事の調達を・・・
たこやきと焼き鳥、からあげ、いなり寿司、お団子を購入してから井の頭公園に、LET GO!!GO!!

井の頭公園はかなりの人で賑わっていました。
前回は座る場所がなく大量に購入した食べ物をどうやって食べるか大変で桜どころではなかったので反省を活かし、今回はブルーシートを持参しました!!
さすがブルーシート!!座ってゆっくり食事と桜を堪能することが出来ました^^
満開の夜桜がとても美しく心が和みました(0v0)
来年もブルーシート持参で春の訪れを楽しみたいと思います^^

歯科助手 川村

歯ニュース 2018/4 … 疑問や不安にお答えするためにインプラントページを追加しました

治療内容や今後の方針、治療の選択肢などいろいろなご質問をいただきます。
その中で特に多いのが歯を失った場所をどうするかという内容です。

昔は前歯は格好に関わるからすぐ治療にお見えになる一方で、奥歯は歯を失っても放置しておられる方が結構いらっしゃいました。しかし最近はそうした方は少数派になっており、多少歯がなくなってもまだ噛めるから取り急ぎ治療する必要を感じないため歯が抜けたままの方が減っているようです。
治療中のお話しの中で噛むことは食物を粉砕して嚥下するためだけでなくいろいろなプラスの働きがあることが認知されてきていると感じます。

歯を失った場所が奥歯なら噛むことに不便を感じ、少なくなった歯で今までと同じ食生活をすることがその歯への負担となり、歯の寿命に関わる心配がでてきます。
失ったのが前歯なら外見的な問題だけでなく発音や社会性にまで影響がでてくるといわれています。その方により抱えておられる問題は違っても、共通するのは「さびしさ」と「不安」です。極端な例では他の人と比較して劣等感を感じる場合もあるといわれています。

「人と同じものが食べたい」「昔好きだったものを歯を気にすることなく食べたい」「会食や外食で食べるものを選ばず食べたい」「誰とでもどこにでも自由に出掛けて食べたい」などの人それぞれ違ったご希望を実現するには天然の歯にできるだけ近い噛める人工の歯を手に入れなければなりません。これが入れ歯やブリッジを差し置いて近年インプラントのご質問が増えている理由です。

診療室でお話をしておりますが、じっくりとご自宅でお考えになられたい方に向けてインプラントのページを追加しましたのでご興味がおありでしたらご覧ください。
下記の文字をクリックいただくとそのページが表示されます。

高岡周一

<<インプラント関連ページ>>
インプラントTOP
インプラントで手に入るものとは
インプラントとは・インプラント手術と期間
インプラント症例と体験談
インプラントと痛み
インプラントと歯
インプラントと骨
インプラントの失敗
インプラントの寿命
ブリッジとインプラント
前歯のインプラント
前歯のインプラント費用・価格
奥歯のインプラント
どのインプラントも同じ?
インプラントは危険?

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
今回は歯磨きの時に出血する時の改善方法についてお話したいと思います。
まず、歯茎からの出血はなぜ起こるのでしょうか?その理由は、むし歯が歯茎の近くまで進行している、合わない歯ブラシ(硬すぎたり、大きすぎたり)を使っている、なども考えられますが、一番の原因として歯周病が進行していることが挙げられます。歯周病になると、デンタルプラーク(歯垢)という細菌のかたまりが出す炎症性物質により歯茎の毛細血管が弱くなって、少し刺激しただけでも血管が破れて出血してきます。

出血してくるからと言って、歯みがきを遠慮してしまう方がいらっしゃいますが、原因となるデンタルプラークが取り除かれないまま放置しておくと、症状はどんどん悪化していきます。
歯周病の改善のためには、定期的な検診を受けて早期、あるいは未然に歯周病を予防することが大事です。そして、何より大事なのは、ご自分での日常的なセルフケアです。
歯ブラシを歯と歯茎の際に当て、マッサージするようなイメージでブラッシングしてみましょう。しっかり当てられていれば出血も少し治まってくるはずです。しかし残念ながら、歯ブラシだけではデンタルプラークは60%ほどしか取れません。

歯と歯の間には歯ブラシの毛は入っていかないので、その間が歯周病菌に感染しやすいのです。それを取り除くためには、デンタルフロス(糸ようじ)と歯間ブラシを使わなくてはなりません。これらを使うことにより、80~90%のデンタルプラークが取れるそうです。

最初は使い方が難しかったり、サイズも色々あるので、どれを選べばいいか迷われると思います。高岡歯科医院では4Sから2Lまでの歯間ブラシを3本入りで120円、モチベーションの上がる可愛い色のデンタルフロスを320円で売っています。サイズや使い方などお気軽にご相談ください(^o^)

 

■ 編集後記
ホワイトデーのお返し
3月のホワイトデーに院長からお返しとして焼肉ランチをご馳走になりました!おいしいお肉をたくさん頂き今までのホワイトデーの中で一番うれしいお返しでした(^O^)
ご馳走様でした。来年も期待しております 笑
そして4月は花見ですね!!昨年はスタッフとお惣菜をたくさん買って井の頭公園にいきました。桜も満開できれいでしたが花より団子になってしまいお惣菜に夢中でした^^
今年もおいしいものをたくさん買って行きたいと思います 笑

歯ニュース 2018/3 … ホワイトニングとクリーニング

歯を白くすること、歯を綺麗にすること、どちらも痛みも不快感もなく簡単に行うことができますが両者には違いがあることをご存知でしょうか。
クリーニングはヤニや茶渋などの歯についた着色や汚れを取ることをいいます。超音波やエアフロー(パウダーを吹きつける器具)や研磨ペーストなどを使って歯の表面に付着した色素を取り去り、汚れのない綺麗な歯を取り戻す方法です。

一方ホワイトニングはご自分の歯の本来持っている色を漂白することで、歯自体を白くすることが出来ます。
クリーニングでは天然の歯や被せ物や詰め物に付着した着色もある程度綺麗に出来ますが、ホワイトニングでは天然の歯の色しか白くならないので被せ物や詰め物の色を白くすることは出来ません。
そのためホワイトニングを行う際には治療している歯があれば、被せ物や詰め物の色も考えてホワイトニングを行うかどうか、どの程度行うかを考える必要があります。
またこれから治療を行う予定がある歯がある場合は、治療及やホワイトニングをどのタイミングで行うかも考えておかねばなりません。

漂白できるのは天然の歯だけですので、人工の歯の治療が終わった後に歯を漂白すればせっかくぴったり合った被せ物や詰め物との色合いが合わずに逆に目だってしまっては問題です。漂白をお考えの方は人工の歯を作る直前に漂白をしてその色合いに人工の歯の色を合わせることをおすすめします。
このように歯を白くするために歯の状態によってはどのようにいつ行うのか、あるいはどちらか片方か両方行う必要があるかを考える必要があります。

また虫歯や歯周病などの有無により、白くする処置自体が歯や歯ぐきに悪影響を与える場合があります。そのため歯や歯ぐきを痛めない様に事前に虫歯や歯周病についてしっかり検査を行う必要があります。
歯の色にお悩みの方だけでなく、興味はあるけどどんなものか分からない、敷居が高いとお感じの方も多いと思います。
クリーニングもホワイトニングも処置自体は簡単なものなので気軽にご相談ください。
どういったものなのか、どういう違いがあるのか丁寧にご説明させていただきたいと思います。

 高岡佑 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

乳酸菌の活躍について! Part 1
スーパーの店頭に所狭しとヨーグルトが並んでいます。その中のロイテリヨーグルトについてお話ししたいと思います。
テレビの放送でロイテリ菌についてタレントが話して話題になっているようですが、本当に、アトピーやピロリ菌などに効果があるんでしょうか?

実は、歯周病の患者さんにロイテリ菌を摂取してもらいデータを取らせていただいたことがあります。
結果、歯周病の数値は改善がみられました。
ロイテリ菌(ラクトバチルス・ロイテリ菌)は、ロイテリン(3-hydroxy-propionaidehyde)という抗菌物質を作り病原菌にたいする拮抗作用があるのです。歯周病菌にも対抗できることが分かっています。ご興味がある方は、いつでもご質問ください。

歯科衛生士 石田

 

■ 編集後記
新大久保Part1
今月は新大久保へ行ってきました!!
韓国ブームという事もあり10代20代の若い人が多く新大久保は人!人!人!で賑っていました!!!

今回は話題沸騰中のチーズタッカルビを食べてきました^^
どこのお店もチーズタッカルビを大々的に宣伝していてどのお店に入るか迷いましたが、駅近くのお客さんがかなり入っていたお店にしました!!

チーズタッカルビは、甘辛く味付けされた鶏肉や野菜、トッポギを同じ鉄板で溶かしたトロトロのチーズに絡めて頂く韓国版チーズフォンデュのような料理でとてもおいしかったです。
写真は2人前ですが、かなりボリュームがあるので女性2人だと食べきれないかもです!!

具がたっぷり入っているので、途中でチーズがなくなりましたが一度だけチーズおかわりが無料で出来ました^^
しっかりした味付けにこってりチーズを絡めて頂くのでおなかにずっしり溜まりましたがやみつきになるおいしさでした^^

私が行ったお店は一口おにぎりを自分達で作って食べるようにご飯とたくあん、きざみ海苔がでてきました。
ボリューム満点で大満足な1日になりました!!!
気になった方はぜひ新大久保へ行ってみてください(#^^#)

歯科助手 川村

歯ニュース 2018/2 … 歯周病とアルツハイマー病型認知症の関連

現在歯周病は成人の歯をなくす80%の原因となっています。5人に4人が歯周病で歯をなくしている計算になります。
このため一生硬い物でも何でも好きなものを食べて豊かな食生活を送るためには避けて通れない病気になっています。
逆から見れば、歯周病にかからなければ一生快適な食生活を送れる可能性が高くなるとも言うことができます。

さらに最近の研究から歯周病は口の中の問題だけに留まらないことが色々わかってきました。
歯周病原因菌が心臓の弁膜から検出されて話題になりました。
歯周病は糖尿病や心臓・血管系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、骨粗しょう症や低体重児出産や早産とも関連があるともいわれています。
歯を早くなくすだけでは済まず、このように知らぬ間に寿命を縮め、生活の質を落とす可能性を秘めている病気だということをご理解いただきたいと思います。

この度九州大学から、歯周病原因菌であるジンジバリス菌の出す歯周組織破壊酵素が炎症反応を引き起こすことを突止めたと発表されました。
このジンジバリス菌は、アルツハイマー病患者の脳内から検出され、歯周病重症度と認知症重症度が比例することも報告されており、アルツハイマー型認知症の増悪因子と考えられるようになっています。
マウスの実験で脳の炎症から学習と記憶能の低下が確認されたとのことです。

まだまだ不明な点もあるようですが、歯周病がアルツハイマー病型認知症の悪化に関与している疑いは段々外堀が埋まってきて本丸近しというところまできているようです。
歯周病は沈黙の病と呼ばれており、重症になるまであまり症状がないために気づいた時は手遅れになることがよくあります。
さらに歯周病は歯ブラシをすれば防げると簡単にはいかないのでぜひ早期に発見して治療をされることをお勧めいたします。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
インフルエンザ予防法の新常識
先日、厚生省のインフルエンザの予防対策法からうがいの項目が消えたという話題が情報番組で特集されていました。うがいはインフルエンザに対しては明らかな予防効果が証明されておらず、早い段階で粘膜からウイルスが吸収されてしまうためではないかと考えられているようです。
しかしうがいは風邪の予防には効果的なので、やはりうがいをこまめにすることは大切なようです。
また水と緑茶でそれぞれうがいを一日3回行った実験では、水だとインフルエンザ発症者は10%、緑茶だと1.3%だったそうです。緑茶に含まれるカテキンに抗菌作用があり、濃さよりも回数を増やすことによって効果が高まるそうです。うがいではなく、緑茶を飲んでも良いそうです(胃の強酸でウイルスを殺すことができるため)。
うがいに代わるインフルエンザ予防法としては、以下のようなことが紹介されていました。
① マスクをする
インフルエンザウイルスはマスクの目よりも直径は小さいが、唾液などの飛沫に覆われているためマスクを通り抜けることはできません。またインフルエンザに感染している人がマスクをすることによって、ウイルスを拡散させないことが重要です。
② 口の中を清潔に保つ
口の中の細菌が出すたんぱく酵素はウイルスが気道に入り増殖するのを助けてしまうため、こまめに歯を磨きましょう。舌も磨くことにより、インフルエンザ発症率が10分の1に抑えられます。
「100%磨き」をするのはご自分ではなか難しいので、歯科衛生士によるメンテナンス(クリーニング・除菌)を定期的に受けられることをオススメします(^0^)

 

 

■ 編集後記
今月は西久保にあるAZ DINING三鷹店です^^
場所は、三鷹駅北口から徒歩7分、中央通りと井の頭通りの交差点にあるビルの2階になります。
ランチはドリンクが飲み放題でついています!
写真の料理は週替わりランチになります。
ドリンクとスープとミニデザートつきでした^^
チキンをポテトでくるんでいて外側はパリッとした食感で中のチキンはやわらかくジューシーでおいしかったです^^
日替わりパスタやオムライスも絶品でした!!!
ランチ時は混み合っていることもあるのでお早めに(^―^)

歯科助手 川村

歯ニュース 2018/1 … 食生活と虫歯

新年明けましておめでとうございます。
これからもよりよい医療を目指してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

■ 食生活と虫歯

虫歯と食生活は実は密接な関係があります。今回はそのことについてお話しようと思います。
プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊とその栄養になる糖この二つが合わさるとプラーク内の細菌が酸を出し、phが酸性に傾きます。
phがエナメル質で5.5,象牙質で6.0になると歯のミネラル(カルシウムやリン)が溶け出します。
これを脱灰といい、脱灰が起きるphを臨界phと言います。 

臨界phを下回ると虫歯になりやすくなるのです。 

食事をすると糖がプラークに供給されます。それにより酸が産生されますが、唾液の作用(緩衝作用)により30分から60分かけてphが元にもどります。
また、脱灰が起きてもその程度がわずかであれば唾液の作用により元に戻る再石灰化が起きます。
こうして我々の歯は酸で溶けないように守られています。 

しかし我々は虫歯になってしまいます。それはプラークが歯に残っている磨き残しが多かったりすることも原因ですが食生活もとても密接に関係しています。
砂糖が虫歯の原因になりやすいというこは良く知られていますが、食べ物に含まれている糖の濃度や、食品の粘着性や、食べている時間や頻度がとても関連が深いことが分かっています。 

糖の濃度が高ければそれだけプラーク内のphが下がりやすく、食品の粘着性が高ければ、口の中に長く残り、その間phが下がります。だらだら食べなどで食べ続けるのも同じです。
また食べたり飲んだりする頻度が高ければphがその度に下がります。

先日来院された患者さんで、とてもむし歯が多く、治しても数年おきに検診でむし歯になっては歯医者に治療に通うという方がいらっしゃいました。
この方は砂糖入りのコーヒーをずっと飲みながら仕事をするという食生活を送ってらっしゃいました。
この方は仕事中ずっと歯が脱灰していたのです。 

歯磨きや、治している所の問題もありましたが、こういった自分でも気づかないうちにむし歯になりやすい食生活に陥ってしまっていることがあります。
歯ブラシでプラークを除去するのも大切ですが食生活もむし歯に大きく関係しているのです。
飲食の頻度や、食品に糖がどれくらい含まれているか一度見直してみてはいかがでしょうか?

 高岡 佑

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、正月と言えば“お餅”ですね(^^)みなさん、お餅を何個食べましたか?まだまだ寒い日が続くので、お鍋やおでんに入れたり、焼いて食べたりとお餅を楽しむ時間が多くあると思います。
1月は、年間通して1番!のどにお餅を詰まらせて救急車が呼ばれる頻度が高くなる要注意の月です。

そこで!!
“お餅を喉に詰まらせないようにする食べ方”について書きたいと思います。

①  お餅は小さく切って食べやすい大きさにする
  食道もしくは気管をふさいでしまい窒息します。気道は、3分~6分ふさがると死亡します。
だから、飲み込めるように食べやすい大きさにしましょう 

②  しっかりと何度も噛んでから飲み込むようにする
  何度も良く噛むと唾液と混じります。お餅を味覚で楽しんで安全に飲み込むことができます。 

③  いきなりお餅を食べない。お茶やお水など口を湿らせてから食べる
  乾燥したお口の中にくっつきやすいお餅がはいると危険です。口は湿らせてから食べましょう。 

④  おしゃべりしながら食べない
  お餅を食べるのも高齢になったり、若い人でも年末年始お酒が入っていると体の機能がうまく
働かないことがあります。おしゃべりしながらの食事は楽しいですが、お餅を食べる時には、
窒息する危険があることを忘れないでください。

健康な口腔内を維持して元気に1年を過ごしましょう~メインテナンスや定期健診お持ちしております。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記 

あけましておめでとうございます^^

高岡歯科医院に勤め始めて2回目の新年を迎えました。
院長やスタッフのみんなとコミュニケーションをとりボケやつっこみも出来る仲になりました^^
この調子でがんばりますので2018年度もよろしくお願いいたします。 

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/12 … 歯の治療方法と選択肢について

治療の選択肢は保険治療か自費治療かの選択だけで、治療法は今までの担当医が決めてきたと初めてお見えになられた患者さんから伺うことがよくあります。
どうしてそうなるのでしょうか?
現在どんなお困りがあるのか、
そしてそれをどんな状態にまで回復したいのか、
残った歯がかなり弱っているのか、
それとも健全な歯なのか、
歯を失った原因からお口の中の日頃の状況はどうだったのか、
日頃の手入れはどうされているのか、
などなど人により千差万別です。
1本の歯の治療でもいくつかの選択肢がありそれぞれに長所短所があります。
選択肢によって回復できる程度も変わってきますし、残った歯の予想される寿命も変わってきます。
1本の歯ですらこのように治療法がいくつもあるのに、複数の歯や口の中全体の調和まで考えると非常にたくさんの選択肢やパターンがあります。
それを担当医の価値観や考え方で一方的に決めてしまっていいのでしょうか?
このようにたくさんの治療計画を立てることができるのですが、先にお話ししたご希望の回復度合いやお困りの程度、歯や他の歯の状況、お手入れ状況などを聞き取りながら計画を絞り込んでいく過程が重要だと考えています。
なぜなら、歯の治療は洋服のように簡単に取り換えがきかず、一度治療すれば長い年月その治療による長所と短所に付き合っていくのは患者さんご本人であり、長期間の毎日の生活の質や満足度が左右されるからです。
そして歯の治療回数を重ねるたびに歯は弱っていきます。気に入らないからと何度も治療すれば歯の寿命にも関わってきます。最小限度が一番いいのです。
これは治療を少なくするという意味ではありません。
その場しのぎ的な治療でなく、必要な治療は時間や費用をかけてでもしっかり行いそれを長持ちさせて何度も同じ歯を治療しないことが歯を長持ちさせる上で大切だと申し上げているのです。

その一方で理想だとわかってはいても、時間的・経済的な現実の制約がある場合もあります。
それらによって治療する対象や選択肢が変わってきます。
これも治療計画に組み込む必要があります。
長い診療経験から今必要な治療や今後の人生を支えるために大切な治療もあります。
このようにたくさんの状況や事情を加味した非常に多くの治療パターンをご相談しながら一緒に絞り込んでいく過程が治療後の納得や満足度を左右すると考えています。
家を建てる時に今玄関をこう作り変えたいと思っていても、とりあえず玄関だけ先に作ることはしないと思います。持てる土地に合わせて何度も設計図を引き直して希望の間取りや家にしていくのと同じです。
治療も最初は早くしたいと思っていても、ご希望に合わせた設計を作り上げる時間を惜しまないでいただきたいと思います。最終的な満足を手に入れるために急がば回れです。
お口の中の状況、悩みや不安・不満は人それぞれです。夫婦や家族でも同じものは二つとしてありません。あなたに最適な治療方法を私たちと一緒に探していきましょう。ご希望に合わせてご提案もいたします。
こんなことを言えば恥ずかしいなどということは一つもありません。私たちはあなたのパートナーですからご遠慮なくお申し出ください。
長い期間かかるかもしれませんが、あなたの快適・安心まで私たちが一緒に伴走させていただきます。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

 当院で行う歯周病の検査について

歯を失う原因には大きく分けて「むし歯」と「歯周病」の二種類があります。

検診の時に、歯科医師は実際に目で見て、あるいはレントゲンや機械を用いて、「むし歯」を発見します。当院ではその後必ず歯科衛生士が歯周病の検査をしていきます。

歯周病の検査とは、具体的には、1mm、2㎜、とメモリのついた細い器具を用いて、一歯につき6カ所、歯の周りのポケットの深さを測っていきます。このような6点法による検査方法を定期的にやっている歯科医院は多くないかもしれません。

患者様にも時々「また検査?」と言われてしまうこともあるのですが、サイレントディジーズ(静かなる病気)と表現されるように、自覚症状がなく進んでいく歯周病を初期の段階で食い止めるにはとても必要な検査なのです。

歯科衛生士 鮎沢

 

 

■編集後記

今月は。吉祥寺にある金子屋に行ってきました。
東急の少し先にある天丼屋さんです。
看板が大きくないので見つけずらいかもしれないですが隠れ家的なお店です。

天丼は松竹梅の3種類あります。
穴子天丼は大きい穴子が入っていてボリューム満点です!!どちらも絶品ですよ^^      

 歯科助手 川村

歯ニュース 2017/11 … 20歳以上の8割は、実は歯周病

実は成人の8割は歯周病にかかっています。国民病と言っても差し支えない割合です。
皆さんはご自身の歯が歯周病かどうかご存知ですか?

私の実感としては、患者さんの多くは歯周病の名前は聞いたことがあるけれども、どういったものか、自分は歯周病なのかどうか知らない方が非常に多いです。
さらに歯医者さんに通っていても、歯周病の検査を受けたことのない方も多数見受けられます。
今回はその歯周病について書きたいと思います。

実は歯を抜くことになってしまう原因の一位が歯周病です。
虫歯でも、歯の根の病気ではないのです。
歯周病は歯と歯ぐきの隙間の溝(歯周ポケット)から進行する感染症です。
歯の周りや、歯周ポケットにプラークと呼ばれる細菌の塊が付着して、歯を支える骨を溶かしてしまいます。
沈黙の病気とも言われ、知らず知らずのうちに進行します。自覚症状が出るころには手遅れになっていて、治療する手段がなく、結果として歯を失ってしまいます。
歯周病で歯を失った場所の骨はやせてしまい、次の治療が困難になるケースも多々あります。
そのために歯周病になっているかどうか知ること、歯周病になっていたら早期の治療が大切なのです。
ご高齢の方の病気と思われがちですが、20歳以下でも軽度の歯周病になっている人の割合は6割にもなります。

まずは自分が歯周病なのかどうか調べてみましょう。
日本臨床歯周病学会が出している歯周病のセルフチェックがあります。
皆さんはいくつ当てはまりますか?
・朝起きたとき、口の中がネバネバする。
・ブラッシング時に出血する。
・口臭が気になる。
・歯肉がむずがゆい、痛い。
・歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
・かたい物が噛みにくい。
・歯が長くなったような気がする。
・前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
○3つ当てはまる
歯周病の可能性があります。歯周病の検査を受けることをお勧めします。
○6つあてはまる
歯周病が進行している可能性があります。
○全てあてはまる
歯周病の症状がかなり進んでいます。

皆様はいくつ当てはまりましたか?疑問に思ったことや不安に思ったことがあれば気軽にご相談下さい。

 高岡 佑

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

母乳には、前乳と後乳があるってご存知ですか?!

私も知らなかったのですが、母乳には、前乳と後乳があるそうです。
前乳とは授乳開始早期に分泌される母乳で、水分とラクトース(乳糖)を多く含んでいるそうです。
赤ちゃんに水分を補給するとともに水溶性ビタミンとたんぱく質を供給します。

後乳とは、1回の授乳の後半に分泌される母乳で、赤ちゃんのカロリー源で脳の発達に不可欠なドコサヘキサエン酸(DHA)やアラキドン酸(AA)などの長鎖多価不飽和脂肪酸やビタミンA・D・E・Kなどの脂溶性ビタミンが多く含まれています。
そして.後乳の脂肪含有量は、前乳より2~3倍だそうです。

授乳する時は、前乳と後乳とでは、成分が違うので、しっかりと飲ませてから母乳の左右を切り替えたほうが良いことがわかります。
母乳を飲むときに赤ちゃんは舌の訓練や口の訓練をしていると言って過言でありません。
訓練をすることで、しっかりとした口腔内が作られ、その後の歯並びにも関係していきます。
赤ちゃんには、ゆっくりと。しっかりと母乳をあげてくださいね。

歯科衛生士 鮎沢

 

 

■ 編集後記 

メロンソーダを求めて吉祥寺へ!!

皆様こんにちは^^
今月は私の愛してやまないメロンソーダを飲みに吉祥寺のコメダ珈琲店へ行ってきました。
衛生士の石田さんおすすめで一緒に行ってきました。
注文して到着したメロンソーダを見て大興奮でした!!

ブーツ型のグラスにメロンソーダが入っていてその上にはソフトクリームがたっぷりと乗っていました!!!
メロンソーダ好きにはたまらない量でしたがあっという間に完食です!!!

朝は11:00までお好きなドリンクに無料でパンがついてくるようです!
モーニングサービスは、A定番ゆで玉子、B手作りたまごペースト、C名古屋名物おぐらあんの3種類から選べるようです。
場所は佐藤の肉屋向かいのビルで大きい看板が出ているのでわかりやすいですよ^^

メロンソーダ好きの方、気になった方は、ぜひ行ってみてください!!

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/10 … 歯を食いしばったり、長時間歯を接触させることの弊害

歯を食いしばったり、長時間歯を接触させることの弊害があまり知られていません。
こうした行為は歯や歯を支える組織だけでなく、歯に詰めたりかぶせたりした人工の歯、インプラントや入れ歯、顎の関節、ものを食べたり口を開ける筋肉への障害がおよぶことがわかっています。

この行為をしておられる方は単に歯を接触させているだけと軽く考えていることが多く、このようないろいろな問題を起こす出発点だとは露にも思っていないのが現状です。
この問題認識の前に、自分がこの行為をしていることすら自覚していない方が大半なので、まるで他人事のように思っておられことがさらに解決を難しくしています。

この問題のもう一つの問題は、実際は無意識に行っているこうした行為をどう自覚できるようにするか?
そして夜間睡眠中に歯ぎしりや噛みしめをしていないかをどのようにして証明するか?
睡眠中は本人の意識がないので自覚しようがなく、ベットパートナーにも音が聞こえない食いしばりの有無をどう判断できるか?
その場に立ち会っていない第三者の歯科医がこうした行為の有無を判断する難しさがあります。

現在 Polysomnography(PSG)検査に加え睡眠中の音声動画 (Audio Video recording)判定によるブラキシズム評価方法が最も精度ならびに妥当性が高いといわれています。
しかし装置を自宅に設置する困難さや、装置を備えた宿泊設備を持つ病院などに限られており一般的で簡便であるとは言えないのが実情です。

そのため多くの歯科医がこうした行為の結果起こる歯の摩耗や特定の運動方向による歯の削れ、舌やほほの粘膜の形状、骨の隆起や筋肉の肥大化など口の中の状態で行為の有無を推測しています。
ただしこうした口の中の状態が現れるのには期間がかかり、最近始めた行為は分からないのが欠点です。
こうした場合にはマウスピースを使って就寝していただき、マウスピースのすり減り方などで判断することもあります。

このような行為を本当にしているか?
その行為の自覚があるか?
どうやってその行為をやめることができるのか?
いくつものハードルがあります。

歯や人工物、あごの関節まで悪影響があるこうした悪習慣と闘うには根気が必要です。
起床時に口や顎に疲労感があったり最近冷たいものがしみるようになられた方は一度歯科医院の受診をおすすめします。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
先日、PHILIPS(フィリップス)社の方にお越しいただき、電動歯ブラシについて色々教えていただきました。
フィリップス社のソニッケアーという電動ブラシは、よく歯科医院で推奨されており、日本の歯科医・歯科衛生士の使用率も8年連続No.1だそうです。

電動歯ブラシには、振動数によって3つのタイプに分けられます。
①普通の電動歯ブラシ 14Hz(ヘルツ)未満
②音波ブラシ     14Hz~2万Hz
③超音波ブラシ    2万Hz以上

注意が必要なのは、①普通の電動歯ブラシは振動数が小さすぎるため、また、③超音波ブラシは振動数が大きすぎるために、普通の歯ブラシのようにゴシゴシ動かさないといけないということです。
それに対し②音波ブラシは程よい振動数で動いてくれるので、そっと当てるだけでプラークを除去できます。

音波ブラシの振動数も上記のように大きな幅がありますが、フィリップス社のソニッケアーはより効率良くプラークを落とせる振動数に設計されているそうです。
ブラシの形態も様々な物があって、患者様のお口の中の状態やニーズに合わせたものをお使い頂けるテーラーメイド型の音波ブラシです。
一通り説明を受けたあと実際に使用してみたのですが、なかなか磨きにくい前歯の裏側や奥歯が短時間でツルッツルになってびっくりしました!
ソニッケアーについてご質問等あれば、お気軽にご相談ください!

歯科衛生士 鮎澤

 

■ 編集後記
今回は焼肉を食べに行ってきました!!
先月ご紹介したカレー屋さんと同じ通りにある恭楽亭さんです。
こちらは米沢牛が食べられる三鷹の人気焼肉屋さんのようです。
お値段はお安くはないですがスタッフの誕生日という事で院長がご馳走して下さいました^^
普段食べるお肉と違ってやわらかくて脂がのっていてすごくおいしかったです!!
ここはランチもやっているので行ったことのない方は試しにランチを行ってみてはいかがでしょうか^^
ランチも人気でいつも並んでいるので12時前に行くことをオススメします。
一度行くとやみつきになりますよ!!

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/09 … プラークについて

プラークについてテレビやCMで知っている方も多いと思います。今回はそのプラークについてお話したいと思います。

プラークは虫歯と歯周病の原因になるものです。
そのプラークは食べかすと思っていらっしゃる方も多いようですが実は違います。
プラークは食事でお口の中に入ってきた栄養を元に増殖した細菌の塊です。食べかすが歯に挟まった物とはまったく違います。
歯を100%綺麗に磨いても歯の表面に付着した細菌が徐々にお口の中の栄養を得て増殖して、一日でプラークが出来てしまいます。
プラーク1mg中に一億以上いるとされています。そのプラークが増殖する過程で酸を出し虫歯になったり、毒素を出して歯周病になったりします。

プラークはとても厄介です。ネバネバした不溶性グルカンという糖で構成されていて水に溶けない性質があり、口をゆすいでも取れず歯の表面にくっつきます。
またプラークはその不溶性グルカンにより外からの抗生物質や消毒薬がプラークの中に入らないようになっていて効果がありません。
ですから皆さんが毎日やっている歯磨きが大事になってきます。プラークを除去するには機械的にこする方法しか基本的にはないのです。

皆さん歯磨きには歯ブラシをお使いかと思いますが、実は歯ブラシのみでは上手な人でも58%しかプラークを除去できないのです。
歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目、かみ合わせの面の細かい溝など、ブラシが届きにくいところがお口の中には沢山あります。
機械的にこすらないとプラークはとれないので、ブラシが当たらなければ、あるいは当たっていても不十分であればそこは虫歯や歯周病になります。
そこで歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシなどが必要になってきます。
歯周病で歯ぐきが下がって、磨かなくてはいけない面積が増えたり、磨きにくいところが増えたり、あるいは歯並びが悪く磨きにくいところが多くなればさらに難しくなります。

また、プラークの付着状況は癖などでいつも磨き残してしまうところがあったり、苦手なところがあったり磨きにくさなどは個人差がとてもあります。
そのため自分の歯のどこにどれくらいのプラークがついているのか把握する必要があります。
昔にお口の中を赤く染めたことがありませんでしたか?あれはプラークを染めてどこにどれくらい付いているのかを調べる検査です。
赤く染めて磨き残しているところにどういった傾向があるのか、何が問題で磨き残しているのか、ちゃんと調べて磨き方を変えないと虫歯や歯周病を止めることができません。
当医院では赤く染める検査を歯磨きの苦手な方にお勧めしています。
歯磨きを自己流で行っている方が非常に多いです。一度ご自身の歯磨きを見直してはいかがでしょう?
高岡歯科医院はそのお手伝いをさせていただきたいと思います。

                    高岡 佑

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
タバコの害について! Part3~女性は危険~
喫煙による健康障害をご存知でしょうか?
特に女性は、これを知っておくと喫煙者の近くには絶対行きたくないと思われるはずです。
まず、卵巣を老化させます。そのことで、“エストロゲンの分泌機能が低下”します。このことは、不妊の原因になったり更年期障害を重くしたりする原因になります。

さらに卵細胞のDNAを傷つけることも分かってきました。
また、タバコの中の科学物質が乳がんのリスクを24%も上げ大腸がんや結腸がんのリスクを19%も上昇させるそうです。

喫煙の顔の老化について、双子を対象にした新しい研究成果が報告されました。
喫煙者と非喫煙者の双子の老化の比較は、もちろんご想像の通り、喫煙者の方が、眼の上下のたるみ・しわ・唇のしわ・あごの肉の垂れ下がりなど老化の兆候が多くみられたそうです。
女性の皆さん特にお気を付けください。

歯科衛生士 石田

■ 編集後記
皆様こんにちは^^
今回はカレーを食べに行ってきました!!
北口駅から5分ほどのシタルというカレー屋さんです。そこのチーズナンが絶品でした!!
チーズがこれでもか!というほどたくさん入っていてナンはもっちりでたまらないおいしさでした。
カレーは辛さを選べるので辛いのが苦手な方はマイルドにすると食べやすいですよ^^
普通のナンはチーズナンに比べるとかるさはあり食べやすいですがサイズが大きいのでびっくりしました!
インスタ映えすること間違いなしですね^^

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/08 … 虫歯予防にキシリトール

皆さんはキシリトールについてどこまでご存知でしょうか?名前は聞いたことがあるとは思います。
今回はそのキシリトールの効果についてお話したいと思います。 

キシリトールは白樺や樫の木、トウモロコシの芯などから取れる天然の甘味料です。
甘さは砂糖と同じ甘さがあります。
糖アルコールという甘味料に分類され、多量に摂取するとお腹がゆるくなる事があります。 

そんなキシリトールですが、実は虫歯が出来るのを抑制する作用があります。
そのいくつかをお話したいと思います。 

まずはキシリトールは甘いにも関わらず虫歯の原因になりません。
虫歯菌は砂糖を餌にして、酸を出し虫歯を作るのですが、虫歯菌はキシリトールを餌に出来ないのでキシリトールを用いて甘くしてある物は食べても虫歯にはなりにくいのです。さらにキシリトールは虫歯菌が砂糖を分解する酵素の働きを抑制して、酸を出しにくく変えてしまいます。
またキシリトールには酸を中和させる働きがあり、虫歯菌が出した酸を弱める働きがあります。 

キシリトールには他にも働きがあります。それは虫歯菌が作るプラークの性質を変えることです。
虫歯菌は虫歯を作る土台としてプラーク(歯垢)を作ります。プラークは不溶性菌体外多糖といって、水に溶けないネバネバしたもので出来ています。この不溶性菌体外多糖の中で虫歯菌が酸をどんどん出して、酸の濃度が上がり結果として歯が溶けて虫歯になります。キシリトールはその不溶性菌体外多糖を作りません。結果として虫歯になりにくくすることが出来るのです。 

他には、キシリトールを含むガムを噛む事によって得られる効果があります。
ガムを噛めば唾液か出ます。唾液には酸で溶けてしまった歯を修復する再石灰化作用があります。 

効果のまとめ
非発酵性
唾液分泌促進
プラークの改良
再石灰化
ミュータンス菌の抑制    

キシリトールを摂取するお勧めの方法はキシリトール含有のガムです。
ただし一般の市販品のガムではキシリトールの含有量が低く、また虫歯菌の餌になる糖も含まれていることもあるため、歯科専用のキシリトール100%含有のガムをお勧めいたします。
当医院でも取り入れている虫歯予防法です。
具体的にどういうふうに取り入れるなどの詳細はお気軽にスタッフにお尋ねください。 

キシリトールは世界各国で虫歯予防効果があると認められています。
虫歯のリスクが高い方は、歯磨きなどのプラークコントロール以外の方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

 高岡佑

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

タバコの害について! Part2~受動喫煙~

受動喫煙についてご存知でしょうか?受動喫煙とは、喫煙者の副流煙を吸い込むことですが、実は、回りに喫煙者がいなくても、副流煙を吸っていることがあります。
例えば、喫茶店(ドアで禁煙・喫煙区域が仕切られた分煙店)での測定結果は600~800ug/㎥に達したそうです。
仕切られてるのに?なぜ?かと言うと、喫煙者の出入りする際に禁煙席に漏れ出たタバコの煙の濃度は、70ug/㎥だそうで、人が出入りするたびに漏れ出る訳です。

禁煙席だからと油断出来ませんね。
環境省が出した基準が年15ug/㎥ですから外出自粛レベルということになります。
ということは、中国のPM2.5よりタバコ害は怖いということです。
ちなみに、WHO(国際保健機関)は、世界で喫煙が原因と考えられる年間死者数が600万人を超えたとし、そのうち60万人は受動喫煙者だったとしています。
ご本人だけの問題だとは言い切れなくなってきました。皆さん、お気をつけください。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記 

皆様こんにちは!私の趣味は食べることです!!
ダイエットはいったんお休みさせて頂き、熱い夏をのりきるためこれから食について記載していきたいと思います。

今月は院長のはからいで行ってきました。三鷹駅近くの鰻屋さんへ❤
関東の鰻は蒸すためすごくふっくらしてたまらないおいしさでした。
ふと隣のテーブルをみるとたくさんの具が乗った天丼を食べていてそちらもボリューム満点でひかれました!

鰻が苦手という方は天丼を食べに行ってみてください!
私も次回は天丼を食べてみたいと思いました^^
院長ごちそうさまでした^^

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/07 … 白米と糖尿病

糖尿病は歯周病との関連が強いために、歯周病を治そうとすると糖尿病を避けて通れない状況です。
そのためどうしても糖尿病のお話しが多くなってしまいます。
糖尿病と歯周病は生活のありようで発病したり良くも悪くもなるために生活習慣病と呼ばれています。
その生活の大きな部分を占めるのが食の問題です。

食べるためには歯が必要ですが、そのためだけに歯科医が食に関心があるのではありません。
何を食べるのか、どう食べるのか、そうしたちょっとしたことの積み重ねが病気とつながっています。
ですから歯科医は食と関わり続けなくてはならないのです。

元々身体にいい食べ物、そうでない食べ物、食べ物に手を加える添加物や農薬など、食にまつわる問題は色々ありますが、今日は我々日本人の主食である白米のお話しです。

最近の観察研究で白米と糖尿病リスクに関係があると報告されました。
最近は糖質ダイエットのように糖質からのエネルギーを減らす方法がよく報道されますが、そんな時代でも日本人の食生活に欠かすことのできないのが米であることに疑いはありません。
その主食の白米が病気に関わっているとすれば、代用もなく大きな問題です。
研究結果では米の摂取量と糖尿病リスクの関連は女性でのみ認められたと報告されました。
どうして女性だけなのかはわかっていません。
一方で緑茶を1日7杯以上摂取する女性では、米の摂取量と糖尿病発症の関連が消失したと報告しています。

食の西洋化が起きた結果、病気も西洋化したといわれて久しく、和食を見直す風潮が最近起こりつつありますが、今回の報告はそれに大きく水を差す結果になっています。
しかし和食に緑茶はつきものですから、昔の人は病気のリスクをなくす方法までワンセットにしていたのでしょうか?

和食にはある食材と常に一緒に出されるものがよくあります。
現在の科学では非常に理にかなっている食べ合わせもあるそうですから、和食の歴史は長いので必然的に、経験的にその形になって進化してきたのかもしれません。
欧米の和食ブームはカロリー面や栄養面から見たものがほとんどですが、別の意味で和食を見直すいい機会かもしれませんね。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

タバコの害について! Part1/PM2.5

タバコの害については、皆さんご存じかと思いますが、もう一度おさらいしてみましょう。
タバコの主流煙、副流煙には、ニコチン、一酸化炭素、シアン化合物、鉛など、およそ4000種類以上の科学物質が含まれて、人体に有害なものは250を超えています。
中国からのPM2.5の環境汚染が社会問題となりましたが、PM2.5濃度が最も高い場所は、喫煙者の口腔内だと皆さんご存じでしょうか?それくらいタバコの煙の中には、有害物質が多く含まれているということです。

ちなみに環境省の環境基準は、年・平均15ug/㎥ですが、中国北京で600~800ug/㎥に対してある企業の喫煙ルームでは、3000ug/㎥に達し、さらには、喫煙者の吐く息は、10,000ug/㎥以上(測定器の針が振り切れた)濃度であったそうです。
こんな高濃度を直接 肺に吸い込めば、癌や各種の炎症疾患になるのも頷けます。
息が苦しい思いを寝ても覚めてもするのはご本人ですが、その時の後悔を考えると“ぞぉ”としますね。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記

いよいよ夏がやってきました!!
東京の夏はアスファルトの照り返しと高層ビルが多いためベタベタした暑さでのりきるのが年々大変になってきました・・・
しかし夏といえばバーベキューや花火、海水浴と楽しいことが盛りだくさん^^
個人的にはビアガーデンに今年こそ行ってみたい!と思っています。皆様は今年の夏どう過ごされますか?

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/06 … 一日何回歯を磨けばいいのでしょうか?

甘いものと聞いて何を思い浮かべるか?は人それぞれでしょうが、代表的なものにチョコレートがあります。普段口にしない人でもバレンタインデーやホワイトデーではお目にかかることが多いことでしょう。

甘いもの(砂糖)とむし歯の関係は古くからいわれていますが、近年は肥満などの生活習慣病で語られることが増えてきています。
そういわれているのは砂糖がむし歯原因菌の好物であるからですが、甘いものに関わらず食べかすも原因菌の餌になりますので相手を元気にしてしまうとお考え下さい。
ですから食べかすを口の中に残さないように歯磨きをしましょうと昔からいわれているのです。

歯磨きは原因菌に餌をやらない、元気にしないための毎日の大切な習慣です。
愛知県がんセンター研究所(愛知県名古屋市)によると、1日2回以上”歯を磨く人が 口の中や食道の癌になる危険性は、1日1回の人より約3割も低いという研究結果があります。
また全く歯磨きをしない人が癌になる危険性は、1日1回の人と比べると1.8倍高いという結果になっています。
歯磨きはむし歯や歯周病だけの問題ではないのです。

しかし健康と関係しているとはいっても、甘い誘惑があるのも事実ですね。
要は付き合い方の問題でしょう。「食べたら磨く」をお願いします。

国立がん研究センター 津金昌一郎氏らのグループの調査で、チョコレートを食べる女性の脳卒中リスク低下に関係していたと報告されました。
44~76歳の男性3万8,182人と女性4万6,415人を、それぞれ2009年および2010年末まで追跡調査し、138種類の飲食品の中でチョコレートに脳卒中低下の効果があったそうです。国内ではかなり大規模な調査ですが、調査対象となった膨大な人数と食品の多さに驚きます。

リスク低減には日常的な適量の摂取が必要でしょうが、どうやらホワイトデーにチョコレートは理にかなっているようです。しかしこの研究では男性には効果が確認できなかったそうですから、バレンタインデーはチョコレートでなくてもいいのかもしれませね。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

長かったゴールデンウィークも明けてしまいましたね。
今年は早くも夏日が続き、日中と朝晩の気温差も激しく、体調を崩されている方も多いようです。
お口の中というのは繊細なもので、体調が悪い方やストレスの多い方は気付かないうちに歯肉や唾液、舌の状態など、何かしら変化が現れていることが多いです。

私たち歯科衛生士がその変化を見逃さず、患者にお伝えするとともにプロフェッショナルケアにて症状を改善するように心掛けています。症状の改善のためには、プロフェッショナルケアだけでは不十分で、患者様自身でも、規則正しい生活、十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事、食後のブラッシングなどセルフケアを頑張っていただくことも必要です。

私は今年最初のキャンプに行ってきました。山の中の空気は清々しくてすごくリフレッシュできました。最近疲れを感じている方、森林浴おススメです!

歯科衛生士 鮎澤

 

■ 編集後記 

今月のコラムは歯磨きとチョコレートでした。
歯磨きをする回数によって癌のリスクが違ってくるとは驚きです!!
食べたら磨くというあたり前の事ですが仕事が忙しく後回しにしたり、歯ブラシ忘れて出来なかったという方もいると思いますが、後々の癌になるリスクを考えると気をつけていきたいですね!!

またチョコレートが女性の脳卒中リスク低下に関係していたとはこちらもビックリです。
しかも男性には効果が確認できず女性のみとは不思議ですね!!男性と女性でなぜこうも違ってくるのか!?

いやはや人体は謎が深く興味深いです^^

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/05 … 実はすごい唾液の作用

普段唾液についてあまり意識することは無いと思います。実は唾液は日々私たちを守ってくれています。
その唾液の重要な役割、特に虫歯に関わりのある事についてお話したいと思います。

歯はいつも過酷な環境にさらされています。日常的に飲んだり食べたりするものの多くに実は歯を溶かすほどの酸性度(pH)ものがあります。柑橘系の果物、ジュースや栄養ドリンク、ワインなど様々なものがあります。虫歯の原因であるプラークも歯を溶かします。pHが5.5以下になると歯は溶け始めます。pHが5.5以下になっている時間が長いほど歯は溶けていきます。
飲食をするとお口の中は酸性になります。酸性になった口を元の中性に戻す働きが唾液にあります。
これが緩衝作用です。約30~40分で飲食後のお口の中を元の中性に戻してくれます。

また一度溶けた歯でも歯を修復する機能が唾液にはあります。それが再石灰化作用です。人間の歯は飲食のたび、もしくはプラークの付着で、溶けたり再石灰化したりを繰り返しています。唾液の中にはリンやカルシウムが豊富に含まれていて日々溶けた歯を再石灰かして私たちの歯を守ってくれているのです。唾液がなければ一度溶けた歯が修復されず、元には戻りません。

この二つの作用で私たちの歯は守られているのです。しかし、二つの作用を以ってしても歯を完全に守ることは出来ません。唾液は寝てる間唾液の分泌量が減ります。この時間は歯を悪くしやすい時間といえるのかもしれません。

虫歯になる原因としては歯磨きで落とすプラークですが、食生活、生活習慣も実は大きく関わっています。飲食すればお口の中が酸性に傾きます。だらだら食べや、寝る前に飲食したりする頻度が高ければそれだけ虫歯になるリスクが高まります。
生活習慣や食生活について一度見直してみてはいかがでしょうか?その中にあなたの虫歯になるリスクが隠されているかもしれません。

他にも唾液には様々な作用があります。
消化を助ける作用:食べ物を湿らして柔らかくし消化を助ける
味覚を感じる作用:食べ物と唾液が混ざる事で味を舌で感じる
潤滑剤作用:お口の中や食道の表面を唾液が覆い飲み込みやすくなる
細菌を防ぐ:殺菌し、細菌の増殖を防ぐ。口臭を防ぐ
自浄作用:唾液が様々なものを洗い流し、口腔内を清潔に保つ

縁の下の力持ちの唾液。すごいですね!

高岡 佑

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

“早死にの原因は、食生活!!怖い生活習慣病!”
早死にの原因が「不健康な食生活」だという研究が明らかになりました。
188カ国の研究で、79個の死亡危険要因を調べた結果、最大の死亡要因は、不健康な食生活、高血圧、喫煙高いBMI値である肥満、そして血糖値の上昇であると明らかになりました。同研究調査によれば、現在地球上の死亡原因の21%を占めるのは、戦争や貧困ではなく、野菜や果物の不足、また赤身肉や糖分の多い飲み物の過剰な摂取などバランスの悪い食事であると調査結果がでたようです。
健康を維持するには、健康な口腔(歯や歯茎・粘膜・舌など)を保つことが1番です。歯を1本無くすだけで、食べられるものが変わってしまいます。何本か歯を失くした方は、分かるかもしれませんが、固いものが噛めなくなったり、薄いものが噛み切れなくなったりします。そして、軟らかい食べ物・うどんやラーメンなど炭水化物の多い食生活になっていきます。

実は、歯の健康は、生活習慣とも大きな関わりがあります。むし歯になる歯周病になるということは、その生活習慣を患者さん自身が作り出し、自ら健康を害してしまった結果なのです。ということは、生活習慣を変えることは、お口の健康も体の健康をも維持できることがおわかりいただけると思います。
生活習慣病で思い浮かぶのは、糖尿病ですが、糖尿病と歯周病は病気を進行させる負のスパイラルがあります。そこで、新宿で開業させている糖尿病専門医をお呼びして勉強会を開きました。

“歯科衛生士限定 糖尿病勉強会について”
2017年4月2日(日)10時より高岡歯科医院にて
医療法人社団ライフスタイル ともながクリニック
糖尿病・生活習慣病センター院長 朝長 修先生を講師にお願いしました。

朝長先生とは同郷のバトミントンの集まりで知り合いになり、講演をお願いしたところ、二つ返事でお引受けいただきました。私が活動している歯科衛生士のコミュニティーで勉強会の呼びかけをして、埼玉・神奈川・山形から勉強熱心な歯科衛生士が、高岡歯科に集まりました。糖尿病の基礎を学び、質問の時間には皆さん、自分の持ち患者さんの状態を質問したり、充実した学びの時間を持つことができました。食後30分したら毎日10分でも運動をするに限る!とおしゃってました。今、高岡歯科のスタッフは、昼休みにお散歩したりスクワットしたり頑張ってます。皆様もご一緒にいかがですか(*^_^*)

歯科衛生士 石田

■ 編集後記

今月のコラムは唾液についてでした。
お口の中の酸性を中性に戻す働きをする事は知っていましたが、溶けた歯を修復する働きがあるとは驚きでしたね!!

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/04 … インプラント治療の有効性

医療者向け治療ガイドラインにインプラントについての発表がありましたので一部をご紹介いたします。

このガイドライン作成の背景には、健康寿命の延長に伴い従来の総入れ歯による治療で十分な満足の得られない歯が一本もない患者さんが今後増加することが予想されていることがあります。

このたび総入れ歯に代わる治療方法の一つとして、インプラントを支えにしたブリッジによる治療のガイドラインがモントリオール大学で10年以上の研究を元に作成されました。以前総入れ歯を使用していた患者さんがインプラントを支えにしたブリッジによる治療を受けた後の治療に対する評価は、高い満足度と噛む能力が高く、発音機能、審美性において高い評価を得たと述べています。

この他の治療法として、上記治療法より少ない本数のインプラントで総入れ歯を支える方法があります。
ブリッジではなく入れ歯とインプラントを併用する方法です。
具体的にはインプラントを少数入れて、その上に総入れ歯をかぶせる方法です。入れ歯を入れれば見た目は総入れ歯と同じですが、中にインプラントを敷きこんであるので入れ歯がずれたり、沈んだりしにくいため非常に安定した総入れ歯になります。<<実際の症例はこちらへ>>

この結果総入れ歯単独より噛む能力が高く、快適性や入れ歯の安定性(ガタつかないこと)などについて評価が高くなります。
また総入れ歯と顎がこすれて痛み口内炎のようになることがありますが、それもインプラントを併用すればかなり軽減したとマギル大学の報告にあります。

ブリッジタイプと入れ歯+インプラントの併用タイプの比較は、特に硬いものを噛む能力や、装着感、自分の身体の一部と感じるかどうかという点において入れ歯のないブリッジに幾分軍配は上がるようですが、インプラントを用いない総入れ歯と比較すればどちらも満足度は高いようです。
またそれをどう感じるかなどは個人差もあり、特に上顎において発音や見た目を重視する場合はインプラントと入れ歯の併用が有利な場合があります。両者の比較検討が必要です。<<ブリッジとインプラントの比較はこちらへ>>

同様の研究がイエテボリ大学でも行われ同じ結果がでました。総入れ歯による社会的問題の改善も見られたとしています。社会的問題の詳細が書かれていませんが、総入れ歯では食べられないものや食べにくいものがなくなり積極的に外食に出られることや、口の中に自信ができて心理面での積極的行動につながっているのではないかと推察しています。
当院でもインプラントを入れることで何でも食べられることから食生活の向上を経て気分が明るくなり、物事に積極的に取り組めるようになった事例がいくつもあります。

噛めることは単なる栄養の摂取ではなく、多くのありがたい副産物を伴っています。
噛むことに不安や不満をお持ちの方は一度ご相談ください。
ここで述べたようにいろんな解決法がありますので、きっとあなたに幸せをもたらす方法があると思います。
私たちと一緒に最適の方法を探していきませんか?

高岡 周一 

 ■ スタッフの声

私事ではございますが、この度4月をもって退社させて頂くことになりました。
パートタイムの勤務の為、週に2日程度しか出勤しておりませんでしたが、4年ほど勤めさせて頂きました。

患者さまには名前を覚えて頂いて優しく接して頂き、メンテナンスでは口腔ケアだけでなく、世間話で盛り上がったりと毎回患者さまに会えるのを楽しみにしておりました。
行き届かない点が多々あったと思いますが、高岡歯科医院のスタッフとして働けたことに感謝しております。

今まで本当にありがとうございました。

歯科衛生士 生田

■ 編集後記

今年もあっという間に4月になりました。
4月のイベントといえばそうです!お花見です!!
みなさまお花見の予定はたてましたか?

高岡歯科では近場の井の頭公園でお花見する計画をたてています。
最近オープンしてはまっている近所のたこ焼きを買って行こうと思っています 笑
みなさまも、きれいな桜を眺めながらおいしいものを食べて日頃の疲れを癒しましょう!
飲んで食べた後は歯磨きを忘れずに(*^_^*)

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/03 … 歯のくいしばり、はぎしり、TCHについて

歯軋りという言葉は皆さん良く知られていると思います。歯軋りにも色々種類があり、ぎりぎりとすり合わせるグラインディングやググッと強くかみ合わせるクレンチング、カチカチと歯を打ち鳴らすタッピングがあります。

歯軋りは様々な症状の原因になります。歯が削れたり割れたり、詰め物や被せ物が取れたり、歯の痛みや知覚過敏を起こしたり顎関節症の悪化、肩こり、偏頭痛、アゴの疲れなど多数あります。 こういった症状に悩ませている患者さんに対して広く行われているのがマウスピースの装着や咬合調整です。 

これらの治療を行い症状の改善をすることができます。 ただ、これらの治療を行っても症状が改善しないケースも沢山あることが分かっていました。 症状の改善が見られない患者さんの中に多く共通している癖があることが最近分かってきました。それがTCHです。
TCH(Tooh Contacting Habit)(歯牙接触癖)とは東京医科歯科大学の顎関節治療部の木野孔司先生が考えた概念です。 このTCHを改善すると多くの症状の改善が見られました。 このTCHについて少し紹介させて頂きたいと思います。

TCHとは上下の歯を持続的に接触させる癖です。 人間は一日、24時間の内、上下の歯が触れ合う時間は正常な人で20分とされています。その20分を超える歯の接触がTCHです。
強い力で思いっきり咬むことは数分と続けられないものですが、歯が少し触れ合う程度の弱い力であれば非常に長い時間か咬むことが出来ます。
この弱い持続的な力が歯、歯を支える歯周組織、アゴの筋肉、顎関節に影響を及ぼし、前述した様々な症状を、歯軋りと同様に引き起こすことが分かってきました。
患者さんの現在抱えてらっしゃる、なかなか治らない歯の痛みや様々な症状がもしかしたら歯軋りやTCHが影響しているかもしれません。 

TCHの発見の方法として安静時空隙を確認する方法があります。
口を閉じ、一番楽な状態で力を抜いてみてください。その時上下の歯の間に正常であれば隙間があります。隙間がなく上下の歯が触れ合っていたら日常的に歯牙接触をしている可能性が高いです。
歯軋りをしているかも、上下の歯が一日20分以上触っているかもとお思いでしたら要注意です。

歯を失う原因の中の一つが咬む力によるものです。
もしかしたら歯と歯が触れているかもと思う方は早めの受診をお勧めいたします。

高岡 佑

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

梅の花も咲き始めて春の訪れを感じる季節になってきましたね。
昼間の温かい風が心地よくなってきましたが、まだ東京都のインフルエンザ警告は消えていませんね。
3月は転機の月にもなりますので何かと忙しい時期になります。

忙しいとお口のケアもおろそかになりがちですが、歯周病でインフルエンザにかかりやすくなる事があるとご存知ですか?歯周病などでお口の中の細菌が増えてくると、プロテアーゼといわれる酵素が作り出されやすくなります。そしてその酵素はインフルエンザのウィルスを粘膜に張り付きやすい状態に変えるのです。
インフルエンザは口から感染しやすいので、口の中に細菌が多いと口や喉の粘膜に張り付きやすくなり感染の機会がふえることになってしまいます。逆を言えば、口腔内を清潔に保つとインフルエンザ予防になるという事になります。
免疫力の低下でも体調をくずしやすくなり、インフルエンザにかかりやすくなりますので、体調や口腔内を健康的に保つように心掛けていきましょう!!

歯科衛生士 生田

■ 編集後記

今年は雪が積もることもなく穏やかにすごせて一安心でした。
最近は日中が暖かい日も増えはじめだんだんと春めいてきました!!
暖かくなるのは大歓迎ですが花粉シーズンいよいよ到来です!!!
東京の花粉のピークは3月上旬から中旬にかけてだそうです。日本気象協会の予測では関東甲信地方が例年に比べやや少ないとのことですが予測が当たってくれたらうれしいですね^^ 

私も最近アレルギー検査をしたところスギ花粉アレルギーであることがわかりました。。。
まだ自覚症状はでてないので今年はマスクを欠かさずにつけて予防していきたいと思います!!

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/02 … プラークは病気の元

歯科の二大疾患はむし歯と歯周病です。その両者に共通するのは細菌による感染です。感染を治し・防ぐことがそれらの病気の治療や予防にとって非常に大切なことなのです。

これらの細菌の住みかとなるのがプラークと呼ばれる粘ついた糊のような物質です。このためにむし歯ではハブラシでプラークを取りましょう、歯周病ではハブラシで取り切れない歯と歯肉の境目の奥深く入り込んだ部分のプラークを定期的に歯科医院で取り除いてくださいとお話ししています。 

アルツハイマー病を発症した人の脳にアミロイドβと呼ばれるプラークを形成する蛋白ができることは知られています。最近の研究によるとアルツハイマー病発症者の心臓でアミロイドβの値が高かった結果が出ています。これによって心臓の筋肉を硬くして心不全のリスクを上昇させる可能性があること報告しています。
さらにアルツハイマー病患者は他の組織(腎臓、腸、筋肉など)にもアミロイドβが沈着しており、その臓器には影響があるはずだと指摘しています。 このことは脳から遠く離れた組織でも障害が起こる可能性があることを意味しており、歯を支える歯周組織も無関係ではいられないことになります。

プラークは医科歯科を問わず問題になっています。しかしプラークと一緒に通常の歯石を取るだけでは改善しない難治性の歯周病もあり、当院では3DSという抗生物質を用いた除菌療法を行って効果を上げています。歯と歯肉の間にプラークが沈着し、歯周病原因菌の住みかとなっているものを除去・洗浄したうえで原因菌の除菌を行うものです。

歯科でもプラークに覆われた部分のむし歯の発生や歯周病菌を守っているプラークは厄介者なのです。
3DSは痛みの全くない治療ですからなかなか治らない歯周病にかかっておられる方はご相談ください。

高岡 周一

 

■ スタッフの声

日本全国寒波の話題が持ち上がりましたが、皆様、風邪などひかれていませんか?
私は、運動不足なので、今年こそ運動をしようと思いテニスに挑戦しました!一人では寂しいので、スタッフの川村さんも誘って2人で参加してきました。
場所は、善福寺川公園テニスコート!

新宿の糖尿病専門 朝長クリニックを開業されている院長の朝長 修先生とご一緒してきました。糖尿病専門医の先生方は、生活習慣に運動を取り入れることの大切さを指導せれていますが、実践してこそ説得力のある指導ができるんだな~と思いました。
運動することは、歯周病や入れ歯に良い影響をもたらします!次回はバトミントンだそうです。ご一緒にいかがですか?

歯科衛生士 石田恵子

 

■ 編集後記

今回のコラムはアルツハイマーについてでした。
脳だけでなく他の組織に影響を及ぼす可能性があるかもしれないなんてこれは怖いですね・・・!
人間健康が一番!!健康でいるには予防が必要です!歯も同じです!歯磨きだけでは落としきれないバイ菌を専門家の歯科衛生士さんにおとしてもらい更に3DSで除菌をすることで口腔内を清潔に保ちましょう。歳をとっても自分の歯で美味しいものを食べたいですよね!気になったらぜひメンテナンスをやってみましょう!! 

さて話はかわりますが、10年以上運動を全くしていなかった私ですが先日、衛生士の石田さんから運動のお誘いを頂いたのでテニスに行ってきました。テニスは初体験で出来るか不安でしたがやってみるとおもしろくハマりそうです!!
最初はラケットに球をあてるのもままならず空振りのオンパレードでしたが少しずつあたりはじめると楽しくなり早く試合できるようになりたいと欲がでてきました。
ラケットを握ってる時は錦織圭になりきってやると球があたる気がしました 笑
次の日は筋肉痛ではなくなぜか関節が痛くて大変でしたが・・・ 

次回はバトミントンです!!テニスよりはラケットにあてる自信があるのでがんばってきます!! テニスの時は屋外だったため寒さとの戦いでもありましたが、次回のバトミントンは体育館であるようなのでたくさん汗をかいてきたいと思います。
どんどん運動して健康的な体づくりをおこなっていきたいと思います。
みなさま今年1年間のダイエット成果をおたのしみに!!

歯科助手 川村友紀

歯ニュース 2017/01 … 歯周病からの糖尿病発病

新年明けましておめでとうございます。
これからもよりよい医療を目指してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

■歯周病からの糖尿病発病

重度の歯周病があると2型糖尿病を発症しやすいことが、日本人の中年男性を対象に行った調査でわかりました。その研究では歯周病による歯の動揺(ぐらつき)があると2型糖尿病を発症するリスクが高い可能性があるといいます。 

研究を率いた東京大学大学院公衆衛生学の宮脇敦士氏らは、歯周病治療が全身性の炎症レベルやインスリン抵抗性、血糖コントロールを改善するとの報告もあり、歯の揺れを伴う重度の歯周病への対策が2型糖尿病の予防につながるとの見方を示しています。 

歯周病と2型糖尿病の関連については、2008年に米国健康栄養実態調査(NHANES)の結果から、中等度~重度の歯周病があると糖尿病リスクが上昇することが報告されています。一方で、日本人の男女約5,800人を対象に行われた7年間の観察研究では、重度の歯周病と2型糖尿病の新規発症が関連する傾向がみられたといいます。

歯周病と糖尿病の相互関係が近年いわれていますが、どちらも生活習慣病です。生活のあり方により発症や発症後の経過が変わってきます。またどちらも一度発症してしまうと治療も簡単ではありません。発症させない日頃の注意と初期の内に治療をお受けになられることをお勧めします。
簡単な検査で病状がわかりますので、ご心配な方はご相談ください。

高岡 周一

 

■佑先生NEWS

先日、光学印象の機器に触れる機会がありました。歯の型を従来の印象材を使った型どり出はなく、光によって型どりする機器です。
型どりの精度や、印象にかかる時間、操作の煩雑性、機器の価格等を考えると現段階では、多くの歯科医院の日常臨床ががらりと変わると確信出来るとは思えませんでしたが、歯科の未来を予見させてくれるような機器でした。

今歯科の様々な物がアナログからデジタルに進化している事を考えると光学印象が当たり前の時代が来るかもしれません。
歯科では新しい機器、材料が日々生まれています。患者さんにより快適に、健康的に過ごして頂けるように、日々勉強して行きたいと思います。  

高岡佑

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

咀嚼力低下で認知症の発症リスクが高くなる!
平成22年度厚生労働科学研究として行われた分析で明らかとなり、第21回日本疫学学会学術大会で、歯の本数が少ない、咀嚼力が低い、かかりつけ歯科医院がない人ほど、認知症になる割合が増えていたと発表がありました。 

・20歯以上歯がある人に対して、歯が殆どなく義歯も未使用の人の認知症発症リスクは、1.9倍!
・なんでも噛める人に対して、あまり噛めない人のリスクは1.5倍!
・かかりつけ歯科医院のある人に対して、ない人のリスクは1.4倍!でした。(愛知県 4425人追跡調査)

当医院では、患者さんの口腔や歯だけではない、全身を診た治療を心がけております。
高齢化社会になりつつある日本で、認知症予防は“歯の健康から”と覚えていただけると嬉しいです。

歯科衛生士 石田恵子

■ 編集後記

あけましておめでとうございます。2017年がいよいよスタート致しましたね!!
お正月はゆっくりお過ごしになられたでしょうか?お餅におせち料理と食べ過ぎませんでしたか? 私は年末年始と食べ過ぎてしまい年明け早々からダイエットをしようと考えております。
昨年は高岡歯科医院に勤め初めたばかりでいろいろと覚えるのに必死でバタバタ走りまわっていましたが、 今年は皆様とコミュニケーションをとれるよう落ち着いて参りたいと思います。
気になることなどございましたらなんでもにお声掛けください^^  

歯科助手 川村友紀

歯ニュース 2016/12 … 太めの人は要注意!脳の老化を早くする

歯の治療後に食べるのが楽しくなったとか、おししくて太ってしまったなどの感想をいただくことがあります。治療させていただいた側としてはよく噛めて食生活が豊かになっているご様子に嬉しくなります。

ご飯がおいしくて太ってしまった責任まではとることはできませんが、過体重や肥満にまでなってしまうといろいろな健康上の問題がでてきます。今回はそうした過体重や肥満についてのお話をさせていただきます。

最近の研究で、過体重や肥満の人では中年期から脳の老化が早まっている可能性が示されました。この研究は、過体重が脳の白質にどのような影響を及ぼすのかに焦点をあてたもので、白質は脳領域どうしの情報伝達に重要とされる部位であり、加齢とともに縮小することが知られています。しかし、今回の研究では50歳の過体重および肥満の人の白質量は、60歳の標準体重の人と同程度であることが判明したそうですから、太めの人は無関心ではいられなさそうです。

研究著者である英ケンブリッジ大学精神医学のLisa Ronan氏は、「過体重であることが、アルツハイマー病や認知症といった神経変性疾患の発症リスクを高める可能性がある」と述べています。ただし、この研究では肥満と老化の加速との因果関係は証明されておらず、肥満者と標準体重の人で認知機能に差はみられなかったそうです。
また今回の研究では、MRI検査で対象者の脳構造を評価したところ、過体重や肥満の人では、標準体重の人に比べて白質量が減少していることがわかったとしています。年齢別の解析により、中年期の過体重や肥満の人の白質量は、10歳年上の標準体重の人と同程度であることも判明したといいます。

著者らは、この「10年の格差」は中年期以降の対象者でのみ認められ、20~30歳代ではみられなかったことを強調し、加齢に伴って脳は体重増加による悪影響を受けやすくなることが示唆されたと説明しています。
ただし、現時点ではBMIの増加と白質量の減少がどのように関連しているのかは明らかにされておらず、「過体重や肥満であることが脳に変化をもたらすのか、脳の変化が脂肪細胞を増やしているのかも不明だ」と、同氏は指摘しており、「減量すれば脳への悪影響を減らせるかどうかも結論づけるのは難しく、今後検証していきたい」と述べています。

脳の老化と肥満の関係についてはまだ不明な点もあるようですが、プラスに働かないことは確かですし、肥満の他の健康に対する悪影響を考えると、肥満でいて得することはないようです。
歯を治したのはいいとして、肥満になって不健康にまでなってしまうと、それに私たちが加担したことにもつながりかねません。昔から腹八分目といいますから、食事がおししくてもほどほどにお願いします。

 高岡 周一

 

 

 ■ スタッフの声

早いもので今年も最後の月となりました。
私は年末年始のこの季節が一番好きです。クリスマスやお正月などわくわくする行事がたくさんあり、街全体が華やかな雰囲気になるからです。ただ少し残念なのは、一年が過ぎるのが年々あっという間に感じられるようになったことです。大人になると一年が短く感じられるこの現象は、ジャネーの法則といって心理学的に解明されているそうです。お子さんが治療に見えたときに一日あったことを楽しそうに話してくれると、充実した長い一日を過ごしたんだなあと微笑ましい気持ちになります。

普段ぐうたら過ごすのが好きな私ですが、今年はなかなか充実した一年を過ごすことができたので、来年もこの調子で実りある一年にしたいと思っています。
2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

歯科助手 鮎澤

〈〈〈 編集後記 〉〉〉

2016年も早いもので残り1ヵ月となりました。
今年はなんと11月末に雪が降りましたね!!
都心では11月の初雪は54年ぶりで平年より40日早いそうです。
今年は20℃と暖かい日があったかと思えば雪が降り一気に寒くなったりと寒暖の差が激しいので体調を崩さないように気をつけて下さいね^^
それでは皆さん良いお年を送ってください。
来年も宜しくお願い致します。  

歯科助手 川村

歯ニュース 2016/11 … アルツハイマー病と遺伝子

少子高齢化が言われて久しく、お元気な高齢者が増えてきている一方で健康寿命と寿命の差が諸外国より長く問題になってきています。
その差=病気などで患う期間であり、この期間をできるだけ少なくしたいのが人情です。
PPK(ピンピンコロリ)などといわれていますが、つらい日常でなく他人に迷惑をかけず、死まで尊厳される余生を送りたいとの声をよく聞きます。 いずれ自分の問題となるこの期間は避けて通れないことですが、この期間でご自分より周りの人に問題が起こるのが認知症です。高齢化社会の一面でしょう。このたびアルツハイマー病について新しい研究が発表されたのでご紹介いたします。

ヒトは進化の過程で、高齢になっても精神機能を低下させないための遺伝子変異をもつようになったことが、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のAjit Varki氏らの研究で示唆されました。
「原則として、脊椎動物では、生殖できなくなった個体は死ぬようにできている。しかしヒトと一部のクジラはその例外であり、そのため高齢者は重要な知識を後代に伝え、孫の世話をするといった作業を手助けできる」と、著者らは説明しています。

研究では、「アルツハイマー病に抵抗する遺伝子変異であるCD33の濃度が、ヒトではチンパンジーの4倍であることがわかった。また、APOE2とAPOE3と呼ばれる遺伝子変異も、認知症を予防するために進化したと思われることも判明した」。Varki氏は、「期せずして、高齢者を認知症から守るのに役立つ遺伝子変異があることが判明した」と述べています。

「高齢者が認知症になると、その社会は知恵や知識の蓄積、文化の重要な情報源を失う。さらに、軽度の認知機能の低下があり、影響力のある地位にある高齢者が間違った決断をすれば、その集団に害を及ぼす可能性もある。今回の研究はCD33やAPOEなどの保護的な遺伝子変異の選択に関与する要因を直接証明するものではないが、この推測は妥当といえるだろう」と共著者の1人は話しています。

遺伝子が判明したことは大きな一歩です。今後さらに発病の抑制や軽減につながる研究がされることを期待しています。
いずれは自分の問題でもあるのですから。

高岡 周一

 

 

■ スタッフの声

今年は暑かったと思ったら急に寒くなったりと秋の気配を感じにくかったと思ったのは私だけでしょうか?
やっと寒さを感じるようになり、朝が苦手な私は、毎朝起きるのが辛くなってきました。

さて、最近テレビで液体歯磨きのCMを目にするようになりましたね。
デンタルリンス(洗口液)との違いってご存知ですか?
今回はこの違いについてお話したいと思います。 

まず、液体歯磨きはその名の通り歯磨きが液状になったものです。
適量をお口に含み20~30秒クチュクチュうがいをして液体を口腔内に行き渡らせ吐き出した後ブラッシングしていただきます。(使用方法は商品によりことなるので用法・用量を確認してください。) 研摩剤が少ないので歯を傷つけにくい反面、着色やヤニが落ちにくくなります。 

デンタルリンス(洗口液)は主にブラッシング後に使用して頂く仕上げ剤です。細菌の繁殖や口臭予防などの目的で使われます。長時間のフライトや忙しくて歯を磨く時間がない時、ブラッシングがうまく出来ない方にお勧めの補助的役割です。あくまで仕上げ剤なのできちんと歯磨きはしなくてはいけません。 細菌の元である歯垢はうがいだけでは落ちにくいので必ず歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って落とすようにしましょう。 

液体歯磨きとデンタルリンス(洗口液)はパッケージがよく似ているので必ずボトルの表示を確認して正しくお使いください。

歯科衛生士 生田智美

 

〈〈〈 編集後記 〉〉〉

11月になりずいぶんと寒くなりました。
外出するとマスクをしている人が増えています。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、栄養のあるものをしっかり食べて体調管理に気をつけましょう!!  

川村友紀

歯ニュース 2016/10 … むし歯でも歯周病でもないのに痛いのはなぜ?

よく硬いものを噛むのが好きだから歯を悪くしたとおっしゃる方がいらっしゃいますが、歯の表面が多少欠けることはあっても歯自体が悪くなることは稀だと思います。

食事中に上下の歯同士が接触するのはほんの一瞬、食事の時間が仮に30分として実際に歯に力がかかる時間の合計は1分もないでしょう。

人類は何億年もかけて今の状態に進化してきました。
24時間の内の1分間歯に力をかけたら歯がダメになるようでは生物として今生き残れていないでしょう。

ではなぜむし歯もない、歯周病にも問題がない歯や歯肉が痛むのでしょうか?それは歯同士の長時間の接触が原因であることが多いのです。 そんなことで痛むのか?と信じられない方はこの後をお読みください。

症状のある方のほとんどがこの歯の接触にまず自覚がありません。
自分ではやっていないつもりでも、実はやっているケースがほとんどです。
「昼間はやっていないが寝ている間にやっているのかもしれない」と、おっしゃる方の大半が昼間もやっています。自覚がないだけです。 

また「何もしていない時の上下の歯は接触していないことが正常」だということをご存じない方がいらっしゃいます。
人は自分を基準にものを考えますから、歯を接触させていることが正常だと思い込んでいるのです。大きな勘違いなのですが。

こうして歯は休む間なく負担を背負い続けさせられるために症状が出てきます。
皮膚を指で軽くでもいいですから押してみてください。皮膚から赤みが消えて白くなるでしょう?そうです、その貧血状態が歯を支える組織に長時間続いているのです。

そんな簡単なことでこんな痛みなどが出ることをまだ信じられないかもしれませんが、健康な人体には十分な血流が必要なのに、貧血状態が長時間続いた状態で歯や周囲に症状が出ない方がおかしいのです。
人体は血流が止まると腐敗してきます。それだけ正常な血のめぐりが大切なのです。

ご自分で作った症状ならご自分でしか治せません。
そのためにはまずご自分が歯同士を接触させていることに気づくことから始める必要があります。
思い当たることがある方は、詳しくは当院ホームページ「 原因不明の痛み 」をご覧ください。

高岡 周一

 

 

■  スタッフ紹介

8月末から週に1日、土曜日に勤務しております歯科医師の高岡佑と申します。
患者さんの不安や悩みに真摯に向き合い、患者さんが安心して通っていただけるように勤めて参りたいと思います。
お気軽に何でもご相談ください。

手を動かすことが好きで歯科医師になりました。
治療をストレスなくお受けいただけるように気をつけています。

また私は歯を悪くして治療するより歯を悪くしない予防が大切だと感じており、患者さんのお口の健康に携われればと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。

高岡 佑

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

【歯周病について】

歯周病菌は、糖質を餌にしている歯周病菌が、どんどん悪質になってきてより悪玉菌種に生育していきます。悪玉菌に生育した歯周病菌は、糖代謝ではなく、血液中の鉄を餌にして増殖するという原則があるのです。

歯周病は、餌を得るために歯周組織などを破壊し出血させ血液中のトランスフェリンに結合していない遊離鉄を餌にします。また、歯周病菌は内毒素を持っており組織の炎症を引き起こします。
だから、歯磨きすると出血するのです。歯茎から血が出るということは、ミクロの世界では、壮絶な戦いが繰り広げられています。その戦いに身体が勝つことが出来る方法として、しっかりと栄養を取る、睡眠を取る、歯磨き・歯間ブラシをして口腔内を清潔に保つこと!が大切です。

夏も終わり食欲の秋となりました。
しっかりと美味しい物をよく噛んで食べて、しっかりと歯磨きをして、ぐっすりとお休みください。

歯科衛生士 石田恵子

 

 

〈〈〈 編集後記 〉〉〉

今月のコラムはむし歯でも歯周病でもないのに痛いのはなぜでした。
長時間くいしばることで歯が貧血状態になっているなんて思いもしませんでした!!
よくよく考えると、知らないうちにストレスを感じてくいしばったり、何かに集中している時など無意識のうちに歯と歯が接触していたりする事がありそうですね。
日中ふとしたときにいま歯と歯は接触しているか意識する事で健康な歯を維持できるのでぜひやっていきましょう。 

川村友紀

歯ニュース 2016/09 … 歯の喪失と糖尿病

歯周病と糖尿病がお互いに関連し合うことはよくいわれていますが、2型糖尿病と歯の喪失の関連が新しい研究で判明しました。糖尿病による網膜症や腎症、神経障害による下肢切断などの合併症リスクはよく知られていますが、今回の研究はアメリカの調査なのでそのまま日本人に当てはまるか実証はありませんが、アメリカは人種のルツボですのでそのまま受け取ってもいいと思います。

同研究では、糖尿病患者が歯を喪失するリスクは糖尿病既往のない人に比べて2倍に上ることが示されました。さらに「黒人では、白人やメキシコ系米国人に比べてそのリスクは加齢とともに大きくなることもわかった」といっていますので人種間の違い、人種的な生活習慣の違いも影響しているかもしれません。 

「これまで口腔衛生が糖尿病と関連することを示した多くのエビデンスがある」と、研究を主導した米デューク大学のBei Wu氏は述べ、「糖尿病患者では歯周病の有病率が高く、歯周病が進行した結果が歯の喪失につながる」と付け加えています。歯周病と糖尿病の相互関係は国を経ても変わらないようです。 

「糖尿病がなぜ歯の喪失と関連するのかは不明だが、明らかなことは、この関連は双方向のもので、糖尿病が歯の健康を損なうリスクを上げる一方で、歯と歯茎の健康悪化が糖尿病患者の全身の健康度の低下に関連していると考えられる」といっています。

「糖尿病の合併症には網膜症があることはよく知られており、患者は一般的に、主治医から眼科医に紹介されることが多い。下肢の血行不良や神経損傷も糖尿病の深刻な合併症であることから、足の検査も推奨されている。米国糖尿病協会(ADA)は、糖尿病患者を歯科医に紹介するよう医師に推奨しているが、Wu氏によると、実施している医師はほとんどいないのが現状だ」とあります。日本でも医科と歯科の連携を訴える人々が少しではありますが増えつつありますが、残念な結果です。糖尿病、歯周病どちらか一方だけの治療でなく平行した治療が効果的なことは実証されているもののまだ広がっていないのが実情です。

米カリフォルニア州大学ロサンゼルス校(UCLA)教授で、米国歯科医師会(ADA)のスポークスマンを務めるEdmond Hewlett氏は、今回の研究を「歯の健康と全身の健康の関連、また疾患が及ぼす影響の人種差という、2つの重要な健康問題に光を当てるものだ」と評価し、定期的な歯科検診と、家庭での適切なケアが糖尿病管理において重要だと強調しています。

高岡 周一

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

皆様、ご存知でしたでしょうか?
むし歯も歯周病も完治しない!ということを!!!

歯科衛生士としていつも患者さんにお伝えするように気をつけていることがあります。それは、むし歯や歯周病は完治しないと言うことです。
どういうことかというと、“完治”というのは、例えば、手を怪我したら新しい細胞が出来て、怪我が無かった時と同じ状態に戻ることを言いますが、むし歯は、同じエナメル質が再生して元に戻るということがありません。

むし歯になったところは、代替のものを入れなければ修復できないのです。
一度、失った歯質は、一生もとに戻ることはありません。

でも、患者さんは、むし歯を削って噛めるようになると治ったと思われます。ご自分の身体の一部に、人間の身体に無い物質を入れることによって噛むことを補っているだけだと言うことをお知りになって頂きたいと思います。
ご自分の歯は削るとなくなります。一生自分の歯で噛めることは、痛い思いや不便な思い、お金や時間の無駄をはぶく事になります。

では、どうしたらいいのか?ご自身にあった歯ブラシで正しい歯磨きをすること、定期健診を受診し、むし歯になる前に手を打つと歯もお金も時間も損なうことはございません。
罹る前に予防する!それが1番の対処方法です。
今、お使いの歯ブラシが、自分に合っているのか?お気軽に歯科衛生士にお聞きください。

歯科衛生士 石田恵子

 

 

〈〈〈 編集後記 〉〉〉

今回のコラムは歯の喪失と糖尿病についてでした。 糖尿病患者は歯周病の有病率が高く、歯周病が進行した結果が歯の喪失につながるとありますが、糖尿病が歯の病気に関係しているとは驚きでした!
身体の健康と歯の健康に強いつながりがあるとわかったので、今後の自身の生活習慣や食生活など見直していきたいと思います。

川村友紀

歯ニュース 2016/08 … 筋力と糖尿病の関係

これまでも歯周病に関係するため糖尿病のお話が多くなっていますが、今回も糖尿病と筋力や運動との関連について新しいニュースをお届けいたします。

中年期の日本人男性では、加齢に伴い筋力が低下すると2型糖尿病リスクが上昇し、この相関は正常体重者よりも過体重・肥満者で強まることが、国立健康・栄養研究所(東京都)健康増進研究部の宮地元彦氏らの国際研究グループの検討でわかりました。
対象は日本企業に勤める40~64歳の男性会社員5,039人(平均年齢51歳)。2011~2013年の健康診断データのほか、握力測定データを収集しました。
過体重または肥満はBMI 25以上とし、2型糖尿病は、空腹時血糖値126mg/dL以上および/またはHbA1c 6.5%以上および/または医師による診断の自己申告と定義しました。

対象者のうち約1割(611人)が2型糖尿病をもち、35%(1,763人)が過体重または肥満者でした。年齢のほか、収縮期血圧値や喫煙歴、アルコール摂取状況、糖尿病家族歴、BMIを補正して解析したところ、筋力が弱まると2型糖尿病リスクは上昇し、これらの間には有意な逆相関が認められたそうです。一方で、BMIは2型糖尿病有病率と正の相関を示していました。
また、BMIを25以上または25未満に層別化して解析したところ、過体重または肥満者では筋力と2型糖尿病有病率との間に有意な逆相関がみられましたが、正常体重者ではこの相関は減弱していたそうです。

宮地氏らは、「加齢に伴う筋力の低下は2型糖尿病リスク上昇と関連し、この相関は正常体重者に比べて過体重・肥満者で強いことがわかった」と結論しています。
同氏は、HealthDayの取材に応じ、「肥満の方は、糖尿病予防のために痩せるだけではなく、筋力を高める運動やスポーツに取り組むことも勧められる」と話しています。

糖尿病だけでなく運動が加齢による老化や病気の予防に効果があるのは周知の事実ですが、なかなか始めたり継続し辛いのも事実です。
ウォーキングより有酸素運動を勧める専門家もいます。
ただ一気にハードルを高くせず最初は動き出すことが大切ではないでしょうか。
軽めの運動やウォーキングを入り口にするのもいいかもしれません。

高岡 周一

 

  

■ スタッフ紹介 

はじめまして!7月から歯科助手として勤務しております川村友紀と申します。
未熟ではありますが患者さまの声をしっかりお聞きし、満足してお帰り頂けるようがんばっていきますので宜しくお願い致します。
来院された際には、気軽にお声をかけて下さい^^
以前3年間歯科助手として勤務しておりました。
高岡歯科にきて新しい事を沢山覚えたりと大変なこともありますが、笑顔でがんばっていきます!! 宜しくお願い致します。

 川村 友紀

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

いよいよ8月、夏本番といったところでしょうか。周りから夏らしいイベントの情報がたくさん入ってくるので、気持ちがワクワクします。花火にお祭り、プールに海・・・考えるだけでも楽しい気分になれますね。

ここ最近は浴衣を着て歩いている方もちらほらと見かけるのですが、浴衣姿がなんだかすごく素敵で魅力的だったので、今年は私も浴衣を着て納涼船にでも乗りに行こうかと考えています!
暑くてうだるような毎日が続くかとは思いますが、体調に気を付けながら夏らしさもたっぷり満喫したいと思います。

板倉 由依

歯ニュース 2016/07 … 睡眠と糖尿病

■毎日何時間寝ていますか?

睡眠時間が短い、あるいは長すぎる人で、さらに食生活が不健康で日々の運動量が少ない人では2型糖尿病を発症しやすいといわれています。 

Cespedes氏によると、睡眠時間が長すぎる場合、睡眠障害や抑うつ、あるいは何らかの健康障害が潜在しており、これらが糖尿病リスクを上昇させる要因となる可能性があり、また睡眠が1晩あたり2時間以上増えている女性では2型糖尿病の発症リスクが15%上昇する可能性があることが、新しい研究で示唆されました。さらに、1晩あたりの睡眠時間が6時間以下と短い女性でも、2型糖尿病のリスクが高まる可能性を指摘しています。 

また、もともと慢性的に睡眠時間が短い女性が、この睡眠不足を解消しようと睡眠時間を2時間延長した場合にも、糖尿病リスクは21%高まっており、「長年、短時間睡眠だった人が急に睡眠時間を延長しても、健康問題の解決には至らない可能性がある」と同氏は述べています。 英ブリストル大学のJane Ferrie氏は、短時間の睡眠は糖代謝を悪化させる可能性があること、また、睡眠が長時間に及ぶ人では睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性も考えられるとし、「睡眠時間が1晩で2時間以上も変わった女性は医師に相談するように」とアドバイスしています。 

なお、この研究は女性の2型糖尿病リスクと睡眠時間との因果関係を証明するものではなく、「睡眠パターンの変化が糖尿病の発症に寄与するかどうかは不明だ」と同氏らは述べています。現時点では、睡眠時間の長さを変えることが糖尿病予防につながるかどうかは不明だが、小児や成人を対象とした複数の研究でこの点の解明が試みられているようです。

 

■休日はゆっくり寝ていたい人はご注意ください

平日眠い目をこすりながらがんばって働いているのだから、たまの休みぐらいゆっくりと寝ていたいのが一般的な気持ちではないでしょうか。ですがそれに水を差す調査結果がでてきました。

米ピッツバーグ大学のPatricia Wong氏の調査では、調査対象者のほとんど(約85%)は、平日より休日に睡眠時間が延長しており、残りの15%の対象は逆に休日に早起きしていることがわかったそうです。
平日より早起きする人が15%もいることに驚きますが、平日できない趣味など何かの目的のためなのでしょう。楽しんで早起きしている様子が見て取れます。

一方ゆっくり寝た日はなんだか体がスッキリすると感じている人々には反感を買いそうですが、85%の平均的な朝寝坊派(仕事のある平日は早起きし、休日は遅くまで眠る習慣)では、期待したほど疲れがとれない可能性があるといいます。(今回の調査で休日に延長した睡眠時間の平均値は44分でした) 

Wong氏は「社会的時差ぼけ(social jetlag)は、個人の生物学的な概日リズム(体内時計)と社会的に課せられた睡眠時間にずれが生じることを指す。これまでの研究で、社会的時差ぼけがあると肥満や心血管機能の低下につながることが示されている」といいます。

平日と休日で睡眠時間の差が大きい人では、コレステロール値や空腹時のインスリン値が悪く、インスリン抵抗性が高く、ウエスト周囲長が大きく、BMIが高い傾向がみられ、日常的な睡眠習慣が乱れ、体内時計にずれが生じると糖尿病や心疾患リスクが高まる可能性があると示唆しています。 

今回の調査で認められた関連性は、睡眠時間のずれとこれらの代謝系疾患の直接的な因果関係を証明するものではないようですが、注意を喚起しています。 学者はそういうが、たまの楽しみをどうしてくれるんだといわれそうです。あなたはどうしますか?

高岡 周一

 

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

“医師の意識”

医科歯科連携が盛んに叫ばれる中、歯科医師・歯科衛生士に脚光が浴びつつあります。
それは、消化器官のスタートである口腔の大切さが医科の先生方にも浸透してきているからです。

あいうべ体操の内科医 今井 一彰先生や糖尿病専門医の西田 亙先生は、医師の中でも、その重要性を医師の立場から広く講演活動されている先生方です。糖尿病専門医 西田 亙先生とご縁があり直接お話をうかがうことが出来ました。

西田先生は、「生まれ変わったら歯科衛生士になりたい」と言われます。なぜならば、「医師のもとには、病気にかかってからしか患者さんは訪れない。歯科衛生士のところには、予防として患者さんが来院する。
病気になる前に予防できるのは歯科衛生士です。だから僕は歯科衛生士になりたいと本気で思います。」とおっしゃいました。
糖尿病と歯周病の関係は、切ってもきれません。
歯周病菌は、身体全体に影響を与えることも分かってきました。

歯周病治療に一層力をつけていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

 歯科衛生士 石田

 

 

<<< 編集後記 >>>

だんだんジメジメとした暑さが日常になってきましたね。気温が高くても湿度さえ低ければ・・・!とひと夏の間に何度も思いますが、なかなかそうもいかない日の方が多いのが現実です。最近は、水分補給を常に意識して、一日3リットル以上のお水を飲むよう心がけています。体内の60%が水分ですから、単純計算でいくと体重50㎏の人の体内の水分量は、30リットルとなります。これを一日2リットルのお水で入れ替えていくと・・・?

なんと15日もかかる計算になりますね。3リットル飲んでいれば10日で入れ替わります。いざ、数字で見てみると体内には古い水分がたくさんあるのかもしれないことに恐怖さえ感じました。みなさんもこまめにお水を飲んで、体内の水分をどんどん入れ替えていきましょう!

板倉 由依

歯ニュース 2016/06 … さらにカロリー消費を促すウォーキングとは?

健康やダイエットのために運動(エクササイズ)を生活の中に取り入れていらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、ジョギングなどに比べて膝への負担が少なく誰でも簡単に始めやすく、また継続しやすいのが歩くこと(ウォーキング)です。 

ウォーキングはカロリー消費に優れた方法ですが、新しい研究では歩行速度を変えながら歩くことで最大20%多くのエネルギーを消費できることがわかったそうです。一定の速度で歩くのではなく、時に早足で、そしてゆっくりと、というように歩くペースを時々変えるのです。

研究を主導した同大学のNidhi Seethapathi氏は、「どんな速度でもウォーキングはエネルギーを消費するが、歩行速度を変える動作はアクセルを踏むようなもの。身体の運動エネルギーを変えると脚をより多く動かす必要が生じるが、この過程は確実にエネルギー消費量をさらに増加させる」と述べています。
Srinivasan 氏は、「もしより多くのカロリーを消費したいなら、“自然ではないと感じるような方法”で歩くことだ」とアドバイスしており、具体的には、

(1)バックパックを背負って歩く
(2)脚にウエイトをつけて歩く
(3)しばらく歩いたら止まるを繰り返す
(4)くねくねと曲がって歩行する―といった方法を挙げています。
(3)と(4)なら間単に実行できそうです。

この研究ではほかに、人間は短い距離を歩く際には遅く歩く傾向があり、逆に遠距離を歩く際には速く歩く傾向があることもわかったそうです。目的地までの距離を意識するのでしょうが、面白い結果です。 

室内で黙々と運動するのではなく、季節を肌で感じながら歩くのは気軽に「散歩」と考えればもっと実行しやすくなります。
さらに歩くことを目的とするのではなく、どこそこへ歩いて行こう、なになにを食べに行こう、見に行こうと目的を歩くこと以外に設定すると継続しやすくまた楽しくなります。 寒い季節は身も心も縮こまりがちですが、外に用事や目的を作りやすい季節ですね。
気軽に「散歩」をしてみてはいかがでしょうか。

高岡 周一

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

今年のゴールデンウィークは多い人だと9連休もあり、かなりゆったり出来たのではないでしょうか?
長期の休み明けですと、どうしても仕事に行くのが憂鬱になってしまいますよね。
私も身体を仕事モードに切り替えるのが本当に大変でした。

最近は温かい気候にも恵まれ気持ちのいい日々もありますが、6月はジメジメした梅雨の季節がやってきます。
雨の多い日が続くと家の中の湿気も高くなり家中ジメッとしてしまいます。
湿気が多いと細菌が繁殖しやすい状態になります。食中毒もそうですが、歯ブラシを濡れたまま放置しておくと歯ブラシの毛先にも細菌が繁殖してしまいます。
歯ブラシは使用した後はよく洗って、水気をきり、風通しの良い場所でよく乾燥させてください。

歯ブラシの交換時期は1ヶ月を目安と言われています。毛先が広がっていなくても細菌は繁殖していますので交換するようにしましょう。
また、毛先が広がりやすい方は力の入れすぎの恐れもあります。毛先の広がったままの歯ブラシを使用すると頑張って磨いていても清掃効率が悪くなってしまいますので早めに交換しましょう。
磨き方が分からない方は一度ご相談ください。

 歯科衛生士 生田 智美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今年も暑い季節がやってきました。
夏バテしないためには本格的に暑くなる前に丈夫な身体作りをしておくことが大切です。
私もお散歩気分でのウォーキングお勧めです!
その際には水分補給も忘れないようにしてくださいね。

鮎沢 連理

歯ニュース 2016/05 … ファストフードとレストラン、どちらが健康的?

自分が食べる事が好きなためなのか、職業が食を司る歯と口の中が専門なのが原因なのかよくわかりませんが、なぜか食べ物のお話しが多いような気がします。それに懲りずに今回もよく手軽だけど健康への悪者に挙げられがちなファストフードのお話しです。

本題にもありますように食の研究は欧米から多く発信されますので、多少日本の実情に勘案して受け取らなければなりませんが、食の比較としては面白い結果になっています。少しご紹介したいと思います。
米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校助教授のRuopeng An氏は、「ファストフードは悪者にされがちだが、それはあくまでも家での食事と比較した場合のこと」と指摘しており、ファストフード店よりも、普通のレストランで食事をするほうが塩分やコレステロールの摂取量が多いことが新たな研究で明らかにされました。 

調査の結果、一部の主要なビタミン類(B6、E、K、銅、亜鉛)、カリウムおよびオメガ3脂肪酸の含有量の面でみると、ファストフードや家で作る食事に比べ、フルサービスのレストランが最も健康的であったそうです。しかしレストランの食事には家での食事に比べて1日あたり58mgの余分なコレステロールが含まれていたのに対しファストフードは10mgにとどまり、1日あたりの塩分含有量はレストランは家での食事に比べて412mg多かったのに対しファストフードは300mgであったそうです。 

一方で飽和脂肪や砂糖の含有量の面ではファストフードが最悪であり、繊維質、ビタミンA、D、C、マグネシウムも著しく乏しかった結果になっています。また外食する場所にかかわらず、肥満の人はカロリー摂取量が多い傾向があったそうで、その結果が肥満になることを考えれば当たり前のことでしょう。水を飲んでも太るのではなく、どこかでカロリーを摂取するから肥満が維持できているとも考えられる結果になっています。 

いずれにせよ、できる限り家で料理した食事を摂るほうがよいとAn氏は付け加えています。それが難しい場合のヒントとして、米テキサス大学サウスウエスタン医療センター助教授のLona Sandon 氏は、油を使わず調理した野菜と脂肪の少ない肉のメニューを選び、ハーフサイズやキッズサイズなど、なるべく少ない量を選択することを勧めています。要するにヘルシーなメニューで食べ過ぎないことです。
この結果からだけ判断すれば、いちがいにファストフードばかりが悪いわけでないことがわかりました。

しかしレストランにも注意が必要ですが、毎日のように外食をする人でなければそう気にする必要はないかもしれません。味覚の育成の観点からも言えることですが、やはり家庭の料理が一番という一般的に支持されている結論の再確認でした。

高岡 周一

 

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

“口腔がん”について! あまり知られていませんが、口腔がんの患者さん数は、増加傾向にあります。これは、日本だけでなく世界的に増加傾向があるそうです。国立がん研究センター集計では、口腔咽頭がんの患者数は16000名近く、その70%が口腔がんの患者さんだそうです。そのうち死亡者数は、7000名超えしているそうです。発症数が似ている子宮頸がんは3000名弱。これは、法定検診のある無しが大きく関わっています。

5年生存率は、56.7%です。一般的に認知度の低い口腔がんほど、定期健診を受診して予防に努めましょう。口腔がんは、急には発症しません。口内炎などの初期症状などがあります。また、お酒やタバコなどで口腔内が清潔でない人の方が発症率が高い傾向にあります。5大がんは、胃・大腸・肺・肝臓・乳ですが、希少がんである口腔・小児・唾液腺・肉腫のがんも、増加傾向にあります。検診を必ず受診いたしましょう。

 歯科衛生士 石田 恵子

 

  

<<< 編集後記 >>>

今回のコラムは食事についてでした。肥満の人は色々な病気にかかりやすく、特に糖尿病になりやすいと言われています。糖尿病は食事の制限が必要なのはもちろん、重度になると足の切断や失明という事態まで引き起こしかねない怖い病気なのです。制限のない楽しい食生活を続けられるよう過度の摂食は控えましょう。当院では歯科衛生士による栄養相談も受けておりますので、お気軽にご質問ください。

鮎沢

歯ニュース 2016/04 … 周りの人に痩せたといわせるには?

健康のためや見た目のために減量に取り組まれておられる方もいらっしゃると思いますが、本人はかなり頑張っているのに周りからはそう見られないことにがっかりすることが残念ながらあるようです。
それは周りの人は体重計でなくパッと見た感覚で判断するからですが、ではどうすれば努力の結果を感じてもらえるのでしょうか。

周りの人は夏場でもない限り体形の変化はわかりませんから、主に顔の変化で判断することになります。ある調査によると平均身長の男女の場合、顔を見て変化に気づかれるにはそれぞれ4kg、3.5kgの増減が必要だそうです。また、単に「痩せた」というだけでなく、より魅力的になったと思われるためには、さらに2倍の体重減少が必要だそうです。つまり、女性では平均約6.3kg、男性では平均約8.1kgの減量が必要だったといいます。 

これは大変な量の減量ですが、一方で「顔は、その人の健康状態を明確に表しているといえる。顔面の脂肪量の増加は、免疫力の低下や心血管の健康の悪化、呼吸器感染症の増加、早期死亡と関連している。そのため、わずかな変化であっても、健康の改善に関連している可能性がある。」と話す研究者もおり、健康面にも有利です。しかしなかなか健康だけでは動機に結びつかない、また継続しないのが減量ですから、減量への動機づけという観点からみると、健康の改善よりも見た目の変化を重視する人もいるため、今回の研究結果は頼もしい応援団かもしれませんね。

 

■血液型による性格の違いは本当?

血液型と性格を関連付けた本が書店に並んで売られていますが、どうやらこの現象は日本独特のようで、外国では両者を関連付けて考えることはしないと聞きます。またその日本でも科学的根拠はなく、一種の占いのような扱いを受けていますが、なんとなく符合する個所もあってか若者を中心に人気の衰えを見ることはありません。 

ABO式血液型と性格特性の関連について科学的なコンセンサスは得られていませんが、これを実証しようとした弘前大学の土嶺章子氏らの研究があります。実施方法や考察、統計の部分は複雑で堅苦しいことがこのテーマに合わないので結論だけ申しますと、日本の健常人においてABO式血液型の遺伝子型と性格特性には有意な関連が認められたとしています。

しかし、一方ではABO式血液型の遺伝子型と持続性形質との間の関連が比較的弱い可能性があるため、本研究結果は注意して解釈するべきであるとの意見もあるようです。
未知な部分が神秘的でもあり、あまり科学しなくてもいい話題かもしれませんね。

高岡 周一

 

 

■ スタッフの声 

こんにちは。気が付けばもう3月が終わり、4月に入りましたね。春らしい気候の日々も増え、毎日心が穏やかになります。

4月といえば年度が変わり、「新たなスタートの時期」といったイメージを持ちますが、ここに通われているみなさんの中にも、この時期に何かのスタートを切る方がいらっしゃるのではないでしょうか。

私は去年の4月から高岡歯科医院に正社員として勤め始め、そこからちょうど1年が経ちました。今月から2年目の始まりです。本当に毎日、新しい発見をしたり衝撃的なことが起きたり、いい意味で気持ちが休まりませんが以前よりもっと感情が豊かになったような気がします。周りのたくさんの方々に支えられここまで続けることが出来ていると実感しておりますが、今後も日々感謝の心を忘れず、一生懸命元気いっぱいに頑張りたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 歯科助手 板倉 由依

 

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

小顔に見せるには?!

歯科衛生士の石田です。歯科衛生士の私が小顔のお話し?と不思議に思われるかもしれませんが、歯科では、当たり前のことだったりします。人の骨格は変えることが出来ませんが、私たちの領域である表情筋や口輪筋を鍛えることで小顔に見せることが出来るのです!

よくお酒を飲んだ翌朝などに、顔がむくむことがあります。これは、水分などがお顔に溜まってむくみます。むくみを取らないで、そのままにしておくといつまでもその状態が続き、なかなか改善しなくなります。表情筋や口輪筋の筋肉の流れに沿ってマッサージしたり、「あいうべ体操」などお顔周りの筋肉を動かして鍛えるとスッキリとして小顔効果が出てきます。お試しくださいね。

歯科衛生士 石田 恵子

 

 

<<< 編集後記 >>>

今回のコラムのテーマはとても興味深かったですね。
減量には運動や食事制限など様々な手段がありますが、どちらにせよ、動くのも、内部で消化するのも、自分自身の体です。大元がしっかりしていなければ運動も食事制限も意味を成しえず、どんどん体が壊れていってしまいます。体は声を出せない代わりに痛みなどの症状で訴えてきます。そういった症状を出さない為にも準備運動ならぬ、準備栄養とでもいいましょうか、しっかりとバランスの良い栄養を摂ることを忘れないようにしましょう。

食事は敵ではありません。味方につけることができれば問題は無いのです。まずは自分の体に興味を持つことからスタートですね。私も得た知識を活用して健康体を目指します!

板倉 由依

歯ニュース 2016/03 … 太めの人の方が長生き?

適正な体重を目指そうと国内や世界中で色々な試みや発表がされていますが、これはひとえに適正体重の人の方が病気にかかりにくく長生きができるという調査結果からきています。しかし最近健康や長寿のための目標がすこしぶれてきたのかとも思える研究結果がぽつぽつでてきています。

例えば肥満は心疾患と2型糖尿病両方の危険因子になることが知られていますが、過体重の心疾患患者は正常体重の患者より生存率が高いことも過去の複数の研究で指摘されているのです。 

歯周病(歯槽膿漏)との関連が強いとされている2型糖尿病患者では、肥満というほどではない過体重の人の方が、低体重や正常体重の患者に比較して死亡率が低く、長生きに関連するという議論を呼びそうな研究結果が、「Annals of Internal Medicine」に掲載されました。
これだけを見ると太め体型の推奨とも取れますが、肥満と痩せ過ぎの人の寿命が短いことには変わりはないようです。 

同発表では、肥満および過体重者は、正常体重者に比べて衰弱性の心不全など心疾患を発症しやすい傾向にあり、しかしこと死亡に関しては、過体重者は肥満者や正常体重者に比べてリスクが低くなっていました。

全参加者のなかで死亡率がもっとも高かったのは低体重者であり、過体重者は生存期間が長かったが、心疾患による入院率は肥満者同様に高かったとあります。太め体型にはリスクもあるようですから推奨体型というには早計のようです。
この発表のなかにも、「この結果は2型糖尿病患者は安全に太ることができるという意味ではない」と強調されていますし、その因果関係は明らかになっていません。

今回の結果について、「予備的かつ新たな仮説を提案するもの。ガイドラインで指示されているように、減量達成のための健康的な生活習慣の実施は常に追求されるべきだ」としています。この結果に対しての反論もありまだ確定した結論にまでは至っていないのが実情です。どうやら『太めなら長生きできる』『太めでも気にしなくていい』とはいかないようです。

高岡 周一

 

  

■歯科衛生士からのワンポイント情報

まだまだ寒い日が続いておりますが風邪等ひかれておりませんか?
先月はバレンタインでしたね。町中に美味しそうなチョコレートが溢れていて、チョコレートが大好きな私はついつい甘い誘惑に負けて自分用として買ってしまいました。今月はホワイトデーと甘いものを口にする機会がまだまだ続きますね。最近はインフルエンザも流行っています。

歯磨きでもインフルエンザ対策が出来るのをご存知ですか?
口腔内には約30~6000億もの細菌が存在すると言われ、これらの細菌はプロテアーゼという酵素を出す特性があり、このプロテアーゼがインフルエンザウイルスを粘膜に侵入させやすくする働きがあると言われております。

このプロテアーゼの増殖を防ぐ為にも歯磨き、フロス、歯間ブラシなどをしっかり行い口腔内を清潔に保つようにしましょう。
うがい、手洗いも大事ですが歯磨きも大切です。インフルエンザにかかりにくい状態を整えましょう。 

歯科衛生士 生田 智美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月のデンタルニュースの編集をさせていただきました。今まで触れてこなかったところに触れているので、慣れるまではとても難しく感じますが、編集中にはこれまで知らなかった情報が皆様よりも一足先に入ってくるので少しわくわくします。

今回は「太めの人の方が長生き?」というテーマでしたが、やはり太りすぎも痩せすぎも良くないようですね。美意識にとらわれすぎず、栄養バランスに気を付けて食事をしていきましょう。そしてインフルエンザの流行に乗ってしまわないよう、お口の中の清潔を保つように心掛けなくてはなりませんね。
今月号の編集が上手くいっているのか不安ですが、今後も読みやすい編集を目指して頑張ります!

板倉 由依

歯ニュース 2016/02 … 骨を再建する新しい試み

病気や怪我、あるいは老化などにより骨の一部が欠ける、穴が開く、痩せるなどが起こることで、日常生活に支障が出ることがあります。 またむし歯をあごの骨が溶けるまで放っておいた場合や、歯周病を末期まで放置しておいた場合などでも骨の喪失は起こります。 

骨の喪失による日常生活の支障とは、例えば歯科・口腔外科領域では、歯を支える周囲の骨や顎の骨を喪失することで、噛めなくなる、発音が正しくできなくなるなどの障害が挙げられます。 また入れ歯を支えるあごの骨が痩せると噛む力を十分に支えられないことや、入れ歯の安定が悪くなって、どちらにしても噛めない、入れ歯が当たって痛いなどの不満が多くあります。

そして歯のインプラント治療を行う際には、歯を支える骨(歯槽骨)の再建が必要になる場合もあります。 もちろんご自分の歯がびくともしないのは健全な骨にしっかり植わっているからです。 歯を支える骨の量が減れば棒倒しゲームのように歯がぐらつき、硬いものが噛めない、噛むと痛いなどの症状を経て最後には歯が抜けてきてしまいます。

歯も親からいただいた大切な財産ですが、骨も同じなのです。そして一度失ったものは二度と帰ってこない、それが自然の原則です。
原則と申したのには訳があり、自分の骨は原則的には再生や取り戻しはできませんが、骨の再建(自分の骨や人工的なものを使って失った自分の骨の代用をする)ことが 近年できるようになってきました。全ての症例では無理ですが、条件さえ整えば可能になってきています。 

欠損した骨を再建する治療法としては、患者自身の健常な骨を他の場所から採取して移植する「自家骨移植」があります。
現在はこの「自家骨移植」が最も信頼性の高い治療法といわれていますが、入院治療が必要となることに加えて、骨の採取部に傷や痛みが残る場合があります。 また多量に骨を喪失した場合には、その分大きな骨を体の一部から取ってこなくてはなりません。

こうしたことから、どのような理由により、どの程度の骨が必要かによって変わってきますが、日常臨床ではあまり多くは実施されていないのが実情です。 そのためインプラント治療などの小規模な骨の再建では人工的なものを足場にして自分の骨の増殖を促す方法が一般的に多く取られています。 

こうした患者の負担を軽減できる新たな技術・治療材料が求められていました。
これを受け東北大学では「骨再生誘導材」、リン酸オクタカルシウム・コラーゲン複合体(OCP/Collagen)の開発を進めていると聞きます。
「骨再生誘導材」、リン酸オクタカルシウム・コラーゲン複合体(OCP/Collagen)は、骨を喪失した場所に埋入して新しい骨の形成を誘導させる次世代の骨再建材料です。 早く商品化をして欲しいと思います。

このように時代と共に新しい技術や材料が生まれて、過去には不可能だったことができるようになってきます。 科学は万能ではありませんが、我々の頼もしい味方だと言えるでしょう。発売され、研究機関での臨床実証が終わり、 安心できるものであることが確認できれば当院でも扱いたいと考えておりますので、その時はニュースでお知らせいたします。

高岡 周一

 

 

 

■ スタッフ紹介

昨年12月14日から勤務しております歯科衛生士の石田と申します。歯科衛生士歴は32年目です。
日本アンチエイジング歯科学会常任理事、 日本抗加齢医学会会員、日本産業カウンセラー協会、厚生労働省認定産業カウンセラー、中労災認定、心理相談員、 その他には日本アンチエイジング歯科学会 認定歯科衛生士・サプリメントアドバイザーなど認定資格を所持しております。

患者様のご不安な気持ちに寄り添うよう心がけております。まだ慣れないことも多く患者様をご不安にさせることがあるかと思います、その時には、是非お気軽にお声がけください。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 

歯科衛生士 石田 恵子

  

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

冬は、乾燥にご注意!

口の乾燥は大敵!乾燥すると、むし歯の原因になったり歯周病が併発したり、重症になったりします。
その原因の1つは口呼吸!口呼吸をすると口の中を守っている唾液が乾燥してしまい細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。 また、口の中の細菌が繁殖するとインフルエンザのウイルスの繁殖を助けることにもなるそうです。 歯磨きは、インフルエンザ予防にもなりますので、夜寝る前は、しっかりと歯磨きを行っておやすみになられる事をお勧めいたします。 

歯科衛生士 石田 恵子

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月は歯を支える骨についてのお話でした。私はこの仕事に就くまで歯が骨に植わっているということを知らず、初めて知ったときびっくりしたのを覚えています。 そして、その骨がとても大事で、一度失うと自然には元に戻りません。骨の状態は外からは見ることができないので定期健診でレントゲンを撮影して骨の状態を知ることが必要になってきます。 大切な歯を守る為に、定期的に検診を受けましょう。ご予約のお電話お待ちしております。

鮎澤 連理

歯ニュース 2016/01 … 一日中座りっぱなしは健康に悪いことをご存知ですか?

新年あけましておめでとうございます
本年も昨年同様に5年10年と長くご満足頂ける医療を目指して参ります。
本年もよろしくお願いいたします。

 ■一日中座りっぱなしは健康に悪いことをご存知ですか?

1時間ごとに2分、立ちあがって歩くことで座りっぱなしでいることによる健康への悪影響を打ち消せることが、研究結果から示されました。
毎日長時間座り続けていると心疾患や糖尿病、若年死亡などの多くの健康リスクが高まることは、過去の複数の研究で示されていますが、現在の運動に関する推奨では、成人は週に少なくとも2.5時間の中等度の運動をするようにとなっており、米国人の80%はこの推奨を達成できていないそうです。日本人でもたぶん同じようなものでしょう。

しかし米ユタ大学医学部のTom Greene氏らによる今回の検討では、たとえ短時間の軽い運動でも健康への便益となることが示されました。「運動はすばらしいことだが、現実的に激しい運動を相当量行うには限界がある。われわれの検討からは、たとえわずかな変化であっても大きな影響を与えうることが示唆された」と述べています。分析の結果、ただ立っているだけの運動では、長時間座り過ぎていることで生じる健康リスクを打ち消すことはできなかったそうですが、歩行や掃除、ガーデニングなどの軽い運動を短時間行うと、1日の半分以上を座って過ごしている人の寿命が延長されることが分かりました。1時間あたり2分間、座っている時間を軽い運動に置き換えると、若年死亡リスクが33%低下したというから驚きです。

同大医学部のSrinivasan Beddhu氏は、同大ニュースリリースで、「中等度から強度の運動に国家的な焦点が当てられている現状を考えると、軽度の運動が死亡率低下に関連するという今回の結果は興味深い。歩行による便益は日数の経過とともに積み増しになり、1週間に推奨される運動量に近づく」と述べています。 

比較的活動量の多い運動をこなさなければ健康への好結果が得られないとの風潮が多くを占めている中で、軽い運動、それも数分という短い歩行ですら有益だということは心強い味方です。
同氏は「この結果からは、週2.5時間の運動といった通常の身体活動に加えて、1時間あたり2分間の歩行を行うことが勧められる。
中等度の運動は心臓、筋肉、骨を強くし、低強度や軽度の運動では得られない健康上の便益がもたらされる」と述べています。

何も運動するぞ!と意気込まなくても、これなら仕事や家事をしながらでもできるし、続けられそうですね。

高岡 周一

  

 

■ スタッフの声 

明けましておめでとうございます。

ついこの間年末の雰囲気が漂い始めたと思ったら、あっという間に2015年が過ぎ去り、新しい1年が始まりましたね。みなさんはどんな年末年始を過ごされたのでしょうか?私は、年末は家で過ごしましたが、年明けからは車でスノーボードに行ってきました。大学時代の友人たちと行ったのですが、本当に笑いの絶えない1日だったので、とても良い新年のスタートを切ることが出来たと思います。

この新年のスタートから足を止めることなく、今年1年は自分の意思に沿って実際に行動し、チャレンジする1年にしたいと思っているので、またあっという間に2016年も過ぎ去ってしまうかもしれませんが、必死に突き進んでいきたいです。
2016年がみなさんにとって素敵な1年になりますように。

板倉 由依

  

 

<<< 編集後記 >>>

明けましておめでとうございます。

今回のコラムは軽い運動がもたらす効果についてでした。一時間に2分程度の軽い運動なら無理なく続けられそうですね。私は仕事や用事がない日はつい家でダラダラ食べたりゴロゴロしたりして一日を過ごしてしまうので、今年は色々なところに出かけてたくさん新しいものに触れたいなと思っています。今年も皆様に役立つ情報をお届けしていきたいと思います。よろしくお願い致します。

 鮎澤 連理

歯ニュース 2015/12 … 甘い飲み物の危険性

砂糖の入った甘いものとむし歯の関連性がいわれて久しいですが、医科からの警鐘を受けて砂糖による弊害が近年欧米で規制の対象を含めて問題となっています。この度砂糖入りの炭酸飲料や甘い乳飲料が好きな人は体重に関わらず2型糖尿病発症リスクが高いのですが、これらの飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、無糖紅茶に置き換えると同リスクが最大25%減るとの報告がありました。糖尿病と歯周病の関連は今までにもニュースでお知らせしてきましたのでご記憶の方もいらっしゃることだと思います。

英ケンブリッジ大学Nita Forouhi氏は論文の中で、「加糖炭酸飲料や加糖乳飲料の摂取量が全体として多いほど、糖尿病発症リスクが高まることが明らかになった。1日1杯の摂取量増加は糖尿病リスクを22%押し上げていた。甘い飲料を好む人は糖尿病リスクを高めるほかの生活習慣も持っている可能性もあるが、体重、運動、教育レベルなどの因子を調整しても同じ関連が認められた」と述べており、一方でこの問題へのシンプルな解決法も示されました。それは加糖飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、無糖紅茶に置き換えたとして推計すると、糖尿病発症リスクが14%から25%も減ったのです。

また同研究では「人工甘味料で甘くした飲料に同じ便益があるかどうかは不明だったが、ダイエット飲料を好む人は肥満か糖尿病家族歴があることが多いということは、糖尿病リスクの高い人は人工甘味料入り飲料を選んでいると示唆されるのは明白である」さらに「今回の研究結果はソフトドリンクが直接糖尿病の原因になると証明したものではないが、因果関係を示唆する強力な例だ」と説明しています。「砂糖摂取を制限すべきだという世界保健機関(WHO)の最近のガイドラインを強く支持するものだ」とも述べています。

米国栄養・食事療法学会(AND)の広報担当者で、糖尿病管理予防のための食事計画を専門とする栄養士Toby Smithson 氏は「この知見のメッセージは率直に飲料のカロリーに注意すべきと思い出させてくれたことだ。たとえば、1杯のチョコレートミルクのカロリーは一般的な成人が1日に必要とするカロリーの9%に相当する。牛乳は蛋白、カルシウムなどの栄養源となるが、甘味を加えるための砂糖はエンプティカロリー(カロリーになるだけで栄養にはならない食品)だ。12オンス(約355mL)の加糖炭酸飲料はすべてエンプティカロリーで、1日に必要なカロリーの7%を占める」と述べています。

この研究結果に対して、米国飲料協会(ABA)は加糖飲料を非難することへの異議を表明。「米国栄養食事学会などの代表的な保健機関は2型糖尿病リスクとして過体重、肥満、民族、加齢、運動不足、糖尿病の家族歴を挙げているが、飲料摂取はそれに含まれていない」と述べています。

どうやら論争は続きそうですが、君子危うきに近寄らずと考えれば極力砂糖の摂取を抑えた方が懸命ではないでしょうか。Forouhi 氏とSmithson氏はともに「加糖飲料を水や無糖コーヒー、無糖紅茶に替えることが食生活から砂糖を減らす簡単な手段だ。
水が味気無さすぎると感じるならレモンかライム、オレンジを一切れ入れる、紅茶であればシナモンスティックを沸騰したお湯に入れてから煎れると砂糖なしでも甘味が出る」と助言しています。

要は砂糖を断つ!と上段に構えなくとも、工夫次第で減量は可能なようです。一日の飲食物を砂糖の視点で見直してみるのもいいかもしれません。

高岡 周一

 

 

■ スタッフの声 

2015年もあっという間に残りわずかとなりました。年末に近づき毎日が慌ただしく過ぎています。
ハロウィンが終わるとすぐに次のイベントのクリマスへと街の景色が変わっていきます。
今年のクリスマスは平日なので仕事で終わりそうですが、せっかくなのでクリスマスパーティーなど出来たらいいなと思います。また色んなところでイルミネーションもやっていますので、今年は是非たくさんのイルミネーションを見に行きたいと思います。

また、冬はスキーやスケート、スノボーなどのウィンタースポーツの季節ですね。
私は地元が長野なので帰省した時などにたくさん滑りに行きたいと思います。
冬はとても寒いのでコタツに入ってぬくぬくしのんびりしてしまいがちですが、 友達や家族などとお鍋を囲み温まって外へお出掛けするのもいいですね!
最近は朝晩と本当に冷え込んできましたね。寒い冬ですが防寒対策をしっかりして体調を崩さないように心がけましょう。

両角 里菜

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月のコラムは糖分についてのお話でした。甘いものは私たちを幸せな気分にさせてくれますが、糖尿病を始め、私たちの身体に様々な悪影響を及ぼす原因となります。身体を冷やす元にもなるので、これからの寒い季節、冷え性の方も糖分の摂りすぎには注意してくださいね。私も、素材そのものの味を生かすお料理など勉強してみたいと思います!

鮎澤 連理

歯ニュース 2015/11 … 頭の老化を遅くするには?

歯科の疾患には体の老化と関わるものがたくさんあります。老化と向き合う毎日ですが、みなさんは老化に対してどうお考えでしょうか。身近に高齢者がいらっしゃる方やそうでない方、いろいろな状況の方々がおいででしょうが、どちらにしても生あるものの宿命としてご自身の老化とはこれから付き合っていかなければなりません。そして健康に長生きして死ぬ時は楽に死にたい、俗にいうピンピンコロリは多くの方々の希望でもあるようです。

小学校の算数・国語・社会・理科・体育のテストなら一部の科目が悪くても全体の平均点が高ければそれでもいいかもしれません。しかし人生においてはいくら大多数の科目の点数が高くても、一科目でも悪い点数を取れば、それが言葉通り命取りになって寿命を迎えてしまいます。人生においては高い平均点より、足を引っ張らない、すなわち致命的な病気や弱点を持たないことが長寿の切符なのです。

一方で体に大きな弱点や問題がなくて生命の危機を迎えていなくとも、認知症などの脳の老化による生活の質の低下や周りの人々の負担も問題となっています。こうした脳の加齢・老化現象を少しでも食い止める研究が多方面で行われていますが、芸術や手芸の活動、コンピュータの利用や社会活動をする高齢者は、より長く精神的に健康でいられる可能性があると米メイヨークリニック(ミネソタ州)疫学部長のRosebud Roberts氏らの研究で示唆されました。手や指先を動かすことが脳への刺激になると言われており、デイサービス等で折り紙などを折るのもこの一環のようです。

研究によるとこれらの活動を行うか、または中年から晩年を通して芸術活動をしていた人では軽度認知障害を発症する可能性が73%低く、中年と晩年の両方で手芸や社会活動をしていた人、中年期以降にコンピュータを使っていた高齢者では、その後の4年間に軽度認知障害を発症する可能性が約半分になっています。またこうした認知力を刺激する活動をすることが、認知機能に長期的に有益な影響を及ぼす結果になっているようです。

Roberts氏は「今回の研究結果は、こういった活動に参加することが脳の健康に寄与することを示唆している。中年で、あるいは中年と晩年の両方でこうした活動をすれば、認知機能低下リスクが減少することが判明した。晩年に始めた数人にも便益がみられたが、全く活動しなかった人との統計差は見られなかった」と述べています。この結果からすると、晩年を待たず中年以降に始めた方が有利なようです。

中年といえば仕事や家庭にどっぷりとつからざるを得ず、なかなかこうした行動にでることが難しいのも事実です。しかし老後は実はその時代から始まっているのですから、何かを考え始めるきっかけに出会えれば幸せだと思います。

高岡 周一

 

 

■ スタッフの声 

ハロウィンも終わり今年も残すところ2ヶ月を切りましたね。最近では、日本でもハロウィンの仮装やパレードをあちらこちらで行っていて大人も子供も仮装していてとてもかわいいですね。
お化けは苦手ですがハロウィン仮装のお化けは大歓迎です。

もう少ししたら少し気が早いですがクリスマスツリーでも飾りたいと思いますが、それよりも大掃除を早めに行おうと思っているのですが、結局ダラダラしてしまい大晦日前にまとめて掃除する羽目になってしまいます。今年こそゆっくりした年末を迎えたいのでコツコツ始めようと思います。

メンテナンスをされている方にお知らせなのですが、お口の状態によってどうしても所定のお時間より少し時間がかかってしまう事がありますので今は所定のお時間より15分多めに時間を延長させて頂くことがあります。
患者様のお口の状態により異なりますので少しお時間に余裕を持ってお越し頂ければ幸いです。
より良い口腔内の状態を維持して行きたいと思いますのでご理解の程宜しくお願い致します。

生田 智美

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月は老化についてのお話でした。今では多くの方がご存知のように、よく噛むことも頭の老化防止になります。まだまだ食欲の秋が続きます。私もついつい急いで食事を済ませがちなので、よく噛んで味わって食べるよう心がけたいと思います。

鮎澤 連理

歯ニュース 2015/10 … トランス脂肪酸(マーガリンなど)と記憶力低下の関係

何年か前にアメリカでは食品にトランス脂肪酸の含有量の表示が義務付けられ、最近になって3年後に禁止すると発表したと報道されました。これを受け国内でもマーガリンやマヨネーズへの風当たりが強くなってきましたが、報道には誤りもあるようで、正確にはアメリカが禁止をしたのはトランス脂肪酸ではなく、植物油に水素を添加して固形や半固形の「部分水素添加油脂」(partially hydrogenated oils = PHOs、硬化油)だそうです。

トランス脂肪酸は肉や乳製品などに自然にごく微量含まれており、また植物油を脱臭精製する際にもわずかですが発生します。ただ多くは植物油に水素を添加して固形や半固形の「部分水素添加油脂」(partially hydrogenated oils = PHOs、硬化油)にする工程で発生します。

今回アメリカ食品医薬品局(FDA)が一般的に安全な物質としては認めないと発表して規制されることになったのは、トランス脂肪酸の主要摂取源であるPHOsです。準備期間を経て3年後には、PHOsは禁止となります。

ではトランス脂肪酸は無害かといえばそうでもないようです。米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)教授Beatrice Golomb氏によると、食事調査と記憶検査を実施した結果トランス脂肪酸はコレステロール値だけでなく記憶力にも悪影響を及ぼす可能性があることが新たな研究で示唆されました。ただ、今回の研究では因果関係は明らかにされていません。

論文の中で同氏は、「トランス脂肪酸には炎症を悪化させ、ホルモン産生を妨害する作用があり、それにより記憶力低下との関連を説明できる可能性がある。食物は身体が適切に機能するために必要な栄養素を得るためのものだが、トランス脂肪酸は逆に細胞や臓器の機能を破壊するものだ」と述べています。

トランス脂肪酸は炎症をもたらすだけでなく、脳機能に重要な役割を担うオメガ3脂肪酸の産生を阻害するとも考えられており、また米国栄養・食事療法学会(AND)のJim White氏によると、トランス脂肪酸は気分、食欲、睡眠を制御するホルモンであるセロトニンの値に影響を及ぼす可能性もあるそうです。またこれまでの研究ではトランス脂肪酸の摂取量の多い人にうつ病が多いことが示されていると同氏は指摘しています。「通常は食事から何かを完全に排除することは勧められないが、トランス脂肪酸が含まれるものは一切摂取すべきではない。害以外の何物でもない」ともWhite氏は話しています。

自然にごく微量含まれているものはいいとして、人の手で加工されたものに含まれるものは避けるのが賢明なようです。
農林水産省のホームページを見ると、味付けポップコーンやコンパウンドクリーム、マーガリン、ショートニングなどを筆頭に多く含まれている食品のリストが掲載されています。

農林水産省のホームページ http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kihon/content.html

高岡 周一

 

 

■ スタッフの声 

今年の夏は猛暑で毎日暑かったですが、5月に入り何個もの台風がやってきたりいきなり気温が下がったりと気象の変化が激しいですね。どうぞ体調を崩さないようにお気をつけ下さい。
そして今年は法律が規定されてからタイミングがよく連休が重なり、6年ぶり2回目のシルバーウィークがありました。次回はだいぶ先になり2026年の見込みだそうです。

ところでシルバーウィークはどう過ごされましたか?
私は高尾山に行ってきました。春夏秋冬で景色が変わるので違う季節ごとに行くと、異なった趣の山を楽しむことができます。連休などはとても混雑していて人の波に飲まれてしまいそうですが、頂上から少し離れた見晴台に着くと目の前の富士山の雄姿が見られて、頂上まで登ってきた達成感があります。
9月に入り気温が秋らしくなってきて少し肌寒くなってきましたが、秋にしか見られない素晴らしい紅葉も見られるので是非高尾山にも足を運んで見て下さい。

歯科衛生士 窪田

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月から編集後記を担当することになりました。レイアウトなど工夫して読みやすいものに仕上げていきたいと思います。よろしくお願いします。
今回のコラムはトランス脂肪酸についてでした。なるべく色々な食材を天然に近い状態でバランスよく食べて病気になりにくい丈夫な身体作りを心がけましょう!

鮎澤 連理

歯ニュース 2015/09 … 砂糖摂取ガイドライン

今年の夏は本当に暑かったと感じていますが、このフレーズを毎年繰り返しているような気がするのが心配でもあります。どんなに暑い夏であっても、四季のある日本ではありがたいことに涼しくなる秋が毎年約束を違うことなく几帳面に訪れてきてくれます。
やっと少し過ごしやすくなりましたが、暑い日のカキ氷、寒い日の暖かい飲み物だけでなくそれぞれの季節に似合うことがたくさんあります。

今月はそうした季節感には無関係の甘いお話です。世界保健機関(WHO)は3月、虫歯や肥満を予防するための砂糖摂取量に関する新ガイドラインを発表しました。
それによると1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合は10%未満に抑えるべきで、5%未満ならなおよいとのことです。

5%とは平均的な成人なら砂糖約25グラムに相当し、ティースプーン約6杯分になります。炭酸飲料1缶に含まれる砂糖は約40グラムといわれていますので、休憩時間のちょっと一本でWHOの基準を超えてしまうことになります。

一日の摂取量を守ろうとすれば、この他の飲料や食事に含まれる砂糖も計算に入れなければなりません。かなり厳しい数字です。 マヨネーズ、ソース、ケチャップといった調味料にも砂糖は使われていますし、一般に健康によいとされる和食にも砂糖は欠かせないものです。

こうしたさまざまな食材や料理に含まれる「隠れた砂糖」を勘定に入れると、現代の食生活でWHOのガイドラインを守るのはさらに難しいことになります。
米国のお菓子の甘さに驚くことがありますが、ポルトガルのように砂糖摂取量が総カロリーの25%におよぶ国もあるようです。

どうやらガイドラインを厳しいと考えるのは世界共通のようです。
近年欧米では喫煙に続いて塩分摂取の規制がいわれていましたが、現在は砂糖に対する規制方向にあるようです。
今日の食生活を砂糖を視点に振り返ってみられるのもいいかもしれませんね。

高岡 周一

 

 

 

■ スタッフの声 

最近は今までの猛暑に比べると過ごしやすい日が増えてきましたね。夜は少し蒸しますが冷房をつけなくても平気な日が増え、秋の近付きをちょっぴりですが実感しています。
これまでは暑くて外に出るのも億劫でしたが、なんだかこのまま夏を終えてしまうのも寂しく思えたので、前回のお盆休みを利用して屋外でのイベントに参加したりプールに行ったりと、夏らしさもしっかり満喫してきました。これで悔いなく次の季節に進めます。

もうすぐそこまで来ている季節、「秋」。秋といえば頭に浮かぶのは「食欲の秋」ですね。美味しい食事をする為には健康な歯がとても大切です。みなさん健康な歯でいつまでも美味しい食事ができるよう、お口の中の健康管理もしっかりとしていきましょう。

板倉 由依

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

猛暑と言われた夏が終わり少しずつ涼しくなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆さんお体に気をつけてくださいね。
8月のお盆休みは終わってしまいましたが、9月にはシルバーウィークがあります。今年のシルバーウィークは6年ぶりだそうです。更に調べてみると、次のシルバーウィークは2026年にあるみたいです。当分先になりますね・・・。
今年は長期休みが多くありますが皆さんはお出かけする予定などありますか?過ごしやすい季節になってお出かけする機会も増えると思いますが、体調管理や事故に気をつけてお過ごし下さい。

両角 里菜