6/1に「医師と歯科医師が話す、知って得する健康イベント」を開催いたします

ニュースでもご案内させていただきましたが、6/1(金曜日)に医科と歯科地域連携の試みの第一弾として「医師と歯科医師が話す、知って得する健康イベント」を開催いたします。



歯周病を治すには糖尿病を治し、糖尿病を治すには歯周病を治す必要があることをご存知でしょうか?

近年歯周病と全身との関連が段々明らかにされてきており、単なる口の中の病気と片付けられなくなっています。

歯周病が関連する全身疾患として糖尿病、心臓・血管系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、低体重児出産・早産、骨粗しょう症などが注目されています。
しかし本来頭の先からつま先までつながった一つの身体を医科と歯科に分離してしまっている現状があります。

当院では医科と歯科の地域連携を行う一環として、両者の歯周病と糖尿病に焦点をあてた小講演会を行うことになりました。
この二つの病気の関連や病気自体をご理解いただき、医科と歯科両面から健康を取り戻すことを目指しております。

参加ご希望の方は当院までお電話でお申し込みください。
会場の都合上、今回分は定員になり次第締め切らせていただきますのでご了解ください。

 

日時:2018年6月1日(金曜日) 午前11:00 ~12:00

場所:高岡歯科医院 東京都武蔵野市中町1-2-3ミタカハイム1F
<<地図はこちら>>

参加費:無料

対象者:当院通院歴のない一般の方でもどなたでも参加可能です

 

午前10時50分開場

11:00~みたかヘルスケアクリニック院長 

    内科医師:福島 偉先生               

      「糖尿病の予防と治療の意義」

 

11:20~高岡歯科医院院長 

    歯科医師:高岡 周一

      「一生自分の歯で噛むために」

 

11:40~高岡歯科医院 

    歯科衛生士:石田 恵子

      「口腔から全身の健康を守るには」

 

◆  お申込みはお電話でお願い致します。 お申込み電話:0120-68-0422

歯周病と糖尿病に関する本が出版されました

本のご紹介 「糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい」糖尿病専門医 西田亙 幻冬舎
糖尿病と歯周病の関係について糖尿病専門医が医療現場で遭遇した体験を交えて一般の方向けにわかりやすくお口の環境を良くすることで、糖尿病の改善も期待できることを書いてあります。

例えば、インスリン注射の治療をしていた方の治療費・お薬代が、毎月2万5千円~だったのが、歯周病治療を行って毎月500円少々に変わり、糖尿病専門医としてやらなければならないのは、歯医者に患者さんを紹介することだったと書かれています。

その他にも私たちが知らなかったことを盛りだくさんに書かれています。
自分自身の為に、子供たちの為にも一読を強くおすすめします。

高岡歯科医院 歯科衛生士 石田恵子

歯ニュース 2017/07 … 白米と糖尿病

糖尿病は歯周病との関連が強いために、歯周病を治そうとすると糖尿病を避けて通れない状況です。
そのためどうしても糖尿病のお話しが多くなってしまいます。
糖尿病と歯周病は生活のありようで発病したり良くも悪くもなるために生活習慣病と呼ばれています。
その生活の大きな部分を占めるのが食の問題です。

食べるためには歯が必要ですが、そのためだけに歯科医が食に関心があるのではありません。
何を食べるのか、どう食べるのか、そうしたちょっとしたことの積み重ねが病気とつながっています。
ですから歯科医は食と関わり続けなくてはならないのです。

元々身体にいい食べ物、そうでない食べ物、食べ物に手を加える添加物や農薬など、食にまつわる問題は色々ありますが、今日は我々日本人の主食である白米のお話しです。

最近の観察研究で白米と糖尿病リスクに関係があると報告されました。
最近は糖質ダイエットのように糖質からのエネルギーを減らす方法がよく報道されますが、そんな時代でも日本人の食生活に欠かすことのできないのが米であることに疑いはありません。
その主食の白米が病気に関わっているとすれば、代用もなく大きな問題です。
研究結果では米の摂取量と糖尿病リスクの関連は女性でのみ認められたと報告されました。
どうして女性だけなのかはわかっていません。
一方で緑茶を1日7杯以上摂取する女性では、米の摂取量と糖尿病発症の関連が消失したと報告しています。

食の西洋化が起きた結果、病気も西洋化したといわれて久しく、和食を見直す風潮が最近起こりつつありますが、今回の報告はそれに大きく水を差す結果になっています。
しかし和食に緑茶はつきものですから、昔の人は病気のリスクをなくす方法までワンセットにしていたのでしょうか?

和食にはある食材と常に一緒に出されるものがよくあります。
現在の科学では非常に理にかなっている食べ合わせもあるそうですから、和食の歴史は長いので必然的に、経験的にその形になって進化してきたのかもしれません。
欧米の和食ブームはカロリー面や栄養面から見たものがほとんどですが、別の意味で和食を見直すいい機会かもしれませんね。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

タバコの害について! Part1/PM2.5

タバコの害については、皆さんご存じかと思いますが、もう一度おさらいしてみましょう。
タバコの主流煙、副流煙には、ニコチン、一酸化炭素、シアン化合物、鉛など、およそ4000種類以上の科学物質が含まれて、人体に有害なものは250を超えています。
中国からのPM2.5の環境汚染が社会問題となりましたが、PM2.5濃度が最も高い場所は、喫煙者の口腔内だと皆さんご存じでしょうか?それくらいタバコの煙の中には、有害物質が多く含まれているということです。

ちなみに環境省の環境基準は、年・平均15ug/㎥ですが、中国北京で600~800ug/㎥に対してある企業の喫煙ルームでは、3000ug/㎥に達し、さらには、喫煙者の吐く息は、10,000ug/㎥以上(測定器の針が振り切れた)濃度であったそうです。
こんな高濃度を直接 肺に吸い込めば、癌や各種の炎症疾患になるのも頷けます。
息が苦しい思いを寝ても覚めてもするのはご本人ですが、その時の後悔を考えると“ぞぉ”としますね。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記

いよいよ夏がやってきました!!
東京の夏はアスファルトの照り返しと高層ビルが多いためベタベタした暑さでのりきるのが年々大変になってきました・・・
しかし夏といえばバーベキューや花火、海水浴と楽しいことが盛りだくさん^^
個人的にはビアガーデンに今年こそ行ってみたい!と思っています。皆様は今年の夏どう過ごされますか?

歯科助手 川村

歯ニュース 2017/01 … 歯周病からの糖尿病発病

新年明けましておめでとうございます。
これからもよりよい医療を目指してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

■歯周病からの糖尿病発病

重度の歯周病があると2型糖尿病を発症しやすいことが、日本人の中年男性を対象に行った調査でわかりました。その研究では歯周病による歯の動揺(ぐらつき)があると2型糖尿病を発症するリスクが高い可能性があるといいます。 

研究を率いた東京大学大学院公衆衛生学の宮脇敦士氏らは、歯周病治療が全身性の炎症レベルやインスリン抵抗性、血糖コントロールを改善するとの報告もあり、歯の揺れを伴う重度の歯周病への対策が2型糖尿病の予防につながるとの見方を示しています。 

歯周病と2型糖尿病の関連については、2008年に米国健康栄養実態調査(NHANES)の結果から、中等度~重度の歯周病があると糖尿病リスクが上昇することが報告されています。一方で、日本人の男女約5,800人を対象に行われた7年間の観察研究では、重度の歯周病と2型糖尿病の新規発症が関連する傾向がみられたといいます。

歯周病と糖尿病の相互関係が近年いわれていますが、どちらも生活習慣病です。生活のあり方により発症や発症後の経過が変わってきます。またどちらも一度発症してしまうと治療も簡単ではありません。発症させない日頃の注意と初期の内に治療をお受けになられることをお勧めします。
簡単な検査で病状がわかりますので、ご心配な方はご相談ください。

高岡 周一

 

■佑先生NEWS

先日、光学印象の機器に触れる機会がありました。歯の型を従来の印象材を使った型どり出はなく、光によって型どりする機器です。
型どりの精度や、印象にかかる時間、操作の煩雑性、機器の価格等を考えると現段階では、多くの歯科医院の日常臨床ががらりと変わると確信出来るとは思えませんでしたが、歯科の未来を予見させてくれるような機器でした。

今歯科の様々な物がアナログからデジタルに進化している事を考えると光学印象が当たり前の時代が来るかもしれません。
歯科では新しい機器、材料が日々生まれています。患者さんにより快適に、健康的に過ごして頂けるように、日々勉強して行きたいと思います。  

高岡佑

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

咀嚼力低下で認知症の発症リスクが高くなる!
平成22年度厚生労働科学研究として行われた分析で明らかとなり、第21回日本疫学学会学術大会で、歯の本数が少ない、咀嚼力が低い、かかりつけ歯科医院がない人ほど、認知症になる割合が増えていたと発表がありました。 

・20歯以上歯がある人に対して、歯が殆どなく義歯も未使用の人の認知症発症リスクは、1.9倍!
・なんでも噛める人に対して、あまり噛めない人のリスクは1.5倍!
・かかりつけ歯科医院のある人に対して、ない人のリスクは1.4倍!でした。(愛知県 4425人追跡調査)

当医院では、患者さんの口腔や歯だけではない、全身を診た治療を心がけております。
高齢化社会になりつつある日本で、認知症予防は“歯の健康から”と覚えていただけると嬉しいです。

歯科衛生士 石田恵子

■ 編集後記

あけましておめでとうございます。2017年がいよいよスタート致しましたね!!
お正月はゆっくりお過ごしになられたでしょうか?お餅におせち料理と食べ過ぎませんでしたか? 私は年末年始と食べ過ぎてしまい年明け早々からダイエットをしようと考えております。
昨年は高岡歯科医院に勤め初めたばかりでいろいろと覚えるのに必死でバタバタ走りまわっていましたが、 今年は皆様とコミュニケーションをとれるよう落ち着いて参りたいと思います。
気になることなどございましたらなんでもにお声掛けください^^  

歯科助手 川村友紀

歯ニュース 2016/09 … 歯の喪失と糖尿病

歯周病と糖尿病がお互いに関連し合うことはよくいわれていますが、2型糖尿病と歯の喪失の関連が新しい研究で判明しました。糖尿病による網膜症や腎症、神経障害による下肢切断などの合併症リスクはよく知られていますが、今回の研究はアメリカの調査なのでそのまま日本人に当てはまるか実証はありませんが、アメリカは人種のルツボですのでそのまま受け取ってもいいと思います。

同研究では、糖尿病患者が歯を喪失するリスクは糖尿病既往のない人に比べて2倍に上ることが示されました。さらに「黒人では、白人やメキシコ系米国人に比べてそのリスクは加齢とともに大きくなることもわかった」といっていますので人種間の違い、人種的な生活習慣の違いも影響しているかもしれません。 

「これまで口腔衛生が糖尿病と関連することを示した多くのエビデンスがある」と、研究を主導した米デューク大学のBei Wu氏は述べ、「糖尿病患者では歯周病の有病率が高く、歯周病が進行した結果が歯の喪失につながる」と付け加えています。歯周病と糖尿病の相互関係は国を経ても変わらないようです。 

「糖尿病がなぜ歯の喪失と関連するのかは不明だが、明らかなことは、この関連は双方向のもので、糖尿病が歯の健康を損なうリスクを上げる一方で、歯と歯茎の健康悪化が糖尿病患者の全身の健康度の低下に関連していると考えられる」といっています。

「糖尿病の合併症には網膜症があることはよく知られており、患者は一般的に、主治医から眼科医に紹介されることが多い。下肢の血行不良や神経損傷も糖尿病の深刻な合併症であることから、足の検査も推奨されている。米国糖尿病協会(ADA)は、糖尿病患者を歯科医に紹介するよう医師に推奨しているが、Wu氏によると、実施している医師はほとんどいないのが現状だ」とあります。日本でも医科と歯科の連携を訴える人々が少しではありますが増えつつありますが、残念な結果です。糖尿病、歯周病どちらか一方だけの治療でなく平行した治療が効果的なことは実証されているもののまだ広がっていないのが実情です。

米カリフォルニア州大学ロサンゼルス校(UCLA)教授で、米国歯科医師会(ADA)のスポークスマンを務めるEdmond Hewlett氏は、今回の研究を「歯の健康と全身の健康の関連、また疾患が及ぼす影響の人種差という、2つの重要な健康問題に光を当てるものだ」と評価し、定期的な歯科検診と、家庭での適切なケアが糖尿病管理において重要だと強調しています。

高岡 周一

 

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

皆様、ご存知でしたでしょうか?
むし歯も歯周病も完治しない!ということを!!!

歯科衛生士としていつも患者さんにお伝えするように気をつけていることがあります。それは、むし歯や歯周病は完治しないと言うことです。
どういうことかというと、“完治”というのは、例えば、手を怪我したら新しい細胞が出来て、怪我が無かった時と同じ状態に戻ることを言いますが、むし歯は、同じエナメル質が再生して元に戻るということがありません。

むし歯になったところは、代替のものを入れなければ修復できないのです。
一度、失った歯質は、一生もとに戻ることはありません。

でも、患者さんは、むし歯を削って噛めるようになると治ったと思われます。ご自分の身体の一部に、人間の身体に無い物質を入れることによって噛むことを補っているだけだと言うことをお知りになって頂きたいと思います。
ご自分の歯は削るとなくなります。一生自分の歯で噛めることは、痛い思いや不便な思い、お金や時間の無駄をはぶく事になります。

では、どうしたらいいのか?ご自身にあった歯ブラシで正しい歯磨きをすること、定期健診を受診し、むし歯になる前に手を打つと歯もお金も時間も損なうことはございません。
罹る前に予防する!それが1番の対処方法です。
今、お使いの歯ブラシが、自分に合っているのか?お気軽に歯科衛生士にお聞きください。

歯科衛生士 石田恵子

 

 

〈〈〈 編集後記 〉〉〉

今回のコラムは歯の喪失と糖尿病についてでした。 糖尿病患者は歯周病の有病率が高く、歯周病が進行した結果が歯の喪失につながるとありますが、糖尿病が歯の病気に関係しているとは驚きでした!
身体の健康と歯の健康に強いつながりがあるとわかったので、今後の自身の生活習慣や食生活など見直していきたいと思います。

川村友紀

歯ニュース 2016/08 … 筋力と糖尿病の関係

これまでも歯周病に関係するため糖尿病のお話が多くなっていますが、今回も糖尿病と筋力や運動との関連について新しいニュースをお届けいたします。

中年期の日本人男性では、加齢に伴い筋力が低下すると2型糖尿病リスクが上昇し、この相関は正常体重者よりも過体重・肥満者で強まることが、国立健康・栄養研究所(東京都)健康増進研究部の宮地元彦氏らの国際研究グループの検討でわかりました。
対象は日本企業に勤める40~64歳の男性会社員5,039人(平均年齢51歳)。2011~2013年の健康診断データのほか、握力測定データを収集しました。
過体重または肥満はBMI 25以上とし、2型糖尿病は、空腹時血糖値126mg/dL以上および/またはHbA1c 6.5%以上および/または医師による診断の自己申告と定義しました。

対象者のうち約1割(611人)が2型糖尿病をもち、35%(1,763人)が過体重または肥満者でした。年齢のほか、収縮期血圧値や喫煙歴、アルコール摂取状況、糖尿病家族歴、BMIを補正して解析したところ、筋力が弱まると2型糖尿病リスクは上昇し、これらの間には有意な逆相関が認められたそうです。一方で、BMIは2型糖尿病有病率と正の相関を示していました。
また、BMIを25以上または25未満に層別化して解析したところ、過体重または肥満者では筋力と2型糖尿病有病率との間に有意な逆相関がみられましたが、正常体重者ではこの相関は減弱していたそうです。

宮地氏らは、「加齢に伴う筋力の低下は2型糖尿病リスク上昇と関連し、この相関は正常体重者に比べて過体重・肥満者で強いことがわかった」と結論しています。
同氏は、HealthDayの取材に応じ、「肥満の方は、糖尿病予防のために痩せるだけではなく、筋力を高める運動やスポーツに取り組むことも勧められる」と話しています。

糖尿病だけでなく運動が加齢による老化や病気の予防に効果があるのは周知の事実ですが、なかなか始めたり継続し辛いのも事実です。
ウォーキングより有酸素運動を勧める専門家もいます。
ただ一気にハードルを高くせず最初は動き出すことが大切ではないでしょうか。
軽めの運動やウォーキングを入り口にするのもいいかもしれません。

高岡 周一

 

  

■ スタッフ紹介 

はじめまして!7月から歯科助手として勤務しております川村友紀と申します。
未熟ではありますが患者さまの声をしっかりお聞きし、満足してお帰り頂けるようがんばっていきますので宜しくお願い致します。
来院された際には、気軽にお声をかけて下さい^^
以前3年間歯科助手として勤務しておりました。
高岡歯科にきて新しい事を沢山覚えたりと大変なこともありますが、笑顔でがんばっていきます!! 宜しくお願い致します。

 川村 友紀

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

いよいよ8月、夏本番といったところでしょうか。周りから夏らしいイベントの情報がたくさん入ってくるので、気持ちがワクワクします。花火にお祭り、プールに海・・・考えるだけでも楽しい気分になれますね。

ここ最近は浴衣を着て歩いている方もちらほらと見かけるのですが、浴衣姿がなんだかすごく素敵で魅力的だったので、今年は私も浴衣を着て納涼船にでも乗りに行こうかと考えています!
暑くてうだるような毎日が続くかとは思いますが、体調に気を付けながら夏らしさもたっぷり満喫したいと思います。

板倉 由依

歯ニュース 2016/07 … 睡眠と糖尿病

■毎日何時間寝ていますか?

睡眠時間が短い、あるいは長すぎる人で、さらに食生活が不健康で日々の運動量が少ない人では2型糖尿病を発症しやすいといわれています。 

Cespedes氏によると、睡眠時間が長すぎる場合、睡眠障害や抑うつ、あるいは何らかの健康障害が潜在しており、これらが糖尿病リスクを上昇させる要因となる可能性があり、また睡眠が1晩あたり2時間以上増えている女性では2型糖尿病の発症リスクが15%上昇する可能性があることが、新しい研究で示唆されました。さらに、1晩あたりの睡眠時間が6時間以下と短い女性でも、2型糖尿病のリスクが高まる可能性を指摘しています。 

また、もともと慢性的に睡眠時間が短い女性が、この睡眠不足を解消しようと睡眠時間を2時間延長した場合にも、糖尿病リスクは21%高まっており、「長年、短時間睡眠だった人が急に睡眠時間を延長しても、健康問題の解決には至らない可能性がある」と同氏は述べています。 英ブリストル大学のJane Ferrie氏は、短時間の睡眠は糖代謝を悪化させる可能性があること、また、睡眠が長時間に及ぶ人では睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性も考えられるとし、「睡眠時間が1晩で2時間以上も変わった女性は医師に相談するように」とアドバイスしています。 

なお、この研究は女性の2型糖尿病リスクと睡眠時間との因果関係を証明するものではなく、「睡眠パターンの変化が糖尿病の発症に寄与するかどうかは不明だ」と同氏らは述べています。現時点では、睡眠時間の長さを変えることが糖尿病予防につながるかどうかは不明だが、小児や成人を対象とした複数の研究でこの点の解明が試みられているようです。

 

■休日はゆっくり寝ていたい人はご注意ください

平日眠い目をこすりながらがんばって働いているのだから、たまの休みぐらいゆっくりと寝ていたいのが一般的な気持ちではないでしょうか。ですがそれに水を差す調査結果がでてきました。

米ピッツバーグ大学のPatricia Wong氏の調査では、調査対象者のほとんど(約85%)は、平日より休日に睡眠時間が延長しており、残りの15%の対象は逆に休日に早起きしていることがわかったそうです。
平日より早起きする人が15%もいることに驚きますが、平日できない趣味など何かの目的のためなのでしょう。楽しんで早起きしている様子が見て取れます。

一方ゆっくり寝た日はなんだか体がスッキリすると感じている人々には反感を買いそうですが、85%の平均的な朝寝坊派(仕事のある平日は早起きし、休日は遅くまで眠る習慣)では、期待したほど疲れがとれない可能性があるといいます。(今回の調査で休日に延長した睡眠時間の平均値は44分でした) 

Wong氏は「社会的時差ぼけ(social jetlag)は、個人の生物学的な概日リズム(体内時計)と社会的に課せられた睡眠時間にずれが生じることを指す。これまでの研究で、社会的時差ぼけがあると肥満や心血管機能の低下につながることが示されている」といいます。

平日と休日で睡眠時間の差が大きい人では、コレステロール値や空腹時のインスリン値が悪く、インスリン抵抗性が高く、ウエスト周囲長が大きく、BMIが高い傾向がみられ、日常的な睡眠習慣が乱れ、体内時計にずれが生じると糖尿病や心疾患リスクが高まる可能性があると示唆しています。 

今回の調査で認められた関連性は、睡眠時間のずれとこれらの代謝系疾患の直接的な因果関係を証明するものではないようですが、注意を喚起しています。 学者はそういうが、たまの楽しみをどうしてくれるんだといわれそうです。あなたはどうしますか?

高岡 周一

 

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

“医師の意識”

医科歯科連携が盛んに叫ばれる中、歯科医師・歯科衛生士に脚光が浴びつつあります。
それは、消化器官のスタートである口腔の大切さが医科の先生方にも浸透してきているからです。

あいうべ体操の内科医 今井 一彰先生や糖尿病専門医の西田 亙先生は、医師の中でも、その重要性を医師の立場から広く講演活動されている先生方です。糖尿病専門医 西田 亙先生とご縁があり直接お話をうかがうことが出来ました。

西田先生は、「生まれ変わったら歯科衛生士になりたい」と言われます。なぜならば、「医師のもとには、病気にかかってからしか患者さんは訪れない。歯科衛生士のところには、予防として患者さんが来院する。
病気になる前に予防できるのは歯科衛生士です。だから僕は歯科衛生士になりたいと本気で思います。」とおっしゃいました。
糖尿病と歯周病の関係は、切ってもきれません。
歯周病菌は、身体全体に影響を与えることも分かってきました。

歯周病治療に一層力をつけていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

 歯科衛生士 石田

 

 

<<< 編集後記 >>>

だんだんジメジメとした暑さが日常になってきましたね。気温が高くても湿度さえ低ければ・・・!とひと夏の間に何度も思いますが、なかなかそうもいかない日の方が多いのが現実です。最近は、水分補給を常に意識して、一日3リットル以上のお水を飲むよう心がけています。体内の60%が水分ですから、単純計算でいくと体重50㎏の人の体内の水分量は、30リットルとなります。これを一日2リットルのお水で入れ替えていくと・・・?

なんと15日もかかる計算になりますね。3リットル飲んでいれば10日で入れ替わります。いざ、数字で見てみると体内には古い水分がたくさんあるのかもしれないことに恐怖さえ感じました。みなさんもこまめにお水を飲んで、体内の水分をどんどん入れ替えていきましょう!

板倉 由依

歯ニュース 2015/03 … 中年期の糖尿病が認知機能低下に関連

今月は感染症特に歯科領域では歯周病との関連がある糖尿病についてのお話しです。

中年期の糖尿病あるいは糖尿病前症によって、その後20年間の認知機能低下リスクが高まる可能性が、米ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部のElizabeth Selvin氏らの研究から示唆されました。
1万3,000人以上を登録して20年以上の追跡を行い、記憶および思考力を評価するテストや糖尿病の有無や血糖値のデータも取得した結果、平均すると60歳の糖尿病患者の認知機能は健康な65歳と同等であることが分かりました。

研究内容を詳しく述べると、中年期の糖尿病によって記憶および思考力が19%低下したとしていますが、その因果関係は明らかではありません。
また糖尿病前症(予備軍)の人でも正常血糖の人に比較し、記憶力および思考力の低下が大きかったようです。同じ糖尿病でもHbA1Cが7%以上と管理不良な患者ではそうでない人より認知機能の低下リスクが高く、糖尿病罹病期間の長い人でも記憶力および思考力の低下が顕著だったとしています。

Selvin氏は糖尿病と認知機能がなぜ関連するのかは不明だが、高血糖が血管に及ぼす一般的な影響が関連している可能性があると指摘しています。結論として今回の研究は糖尿病予防の必要性を裏付けるさらなる理由になるとして、過剰な体重を減らし、健康的な食事をして定期的な運動を行うことが2型糖尿病の予防につながるとしています。
この結果について米アルツハイマー協会のHeather Snyder氏は「既存の知見と一致する内容だ。糖尿病患者は認知障害のリスクが高いが、すべての糖尿病患者で認知機能が大きく低下するわけではない」と述べています。

糖尿病の治療や予防には適正な体重の管理と食事、それに適度な運動が欠かせないと言われて久しい現状は変わっていないようですが、近年糖尿病治療の一環として歯周病治療を勧める医師が増えてきています。
近年の研究からその両者の関係が明らかになり双方がお互いに影響し合うことが判明したことがその背景にあります。また歯科の立場から申して糖尿病の方の歯周病が治りにくい背景には、糖尿病による感染症への抵抗力低下が関与しているのではと考えられています。

ダイエットにエクササイズ、誰もが継続できる人ばかりではありません。病気だと言われれば重い腰を上げざるを得ませんが、予防となれば先延ばしにしたくなるのが人情です。

ですが都市部に住む私たちは意外と手軽に取り組むことができるものがあります。それは階段と歩くことです。ダイエット、エクサイズ、ウォーキングなどと肩ひじ張らず、移動する時にちょっと歩いてみる、エスカレーターやエレベーターでなくちょっとだけ階段を使ってみる、そうした日頃のちょっとした行為の積み重ねが長い目で見れば意外と大きなものになってくれるかもしれません。

これからは周りの景色も楽しめますから、始めるにはちょうどいい季節なのではないでしょうか。

高岡 周一

 

 

 

<<< 歯科衛生士紹介 >>>

1月からお世話になっております歯科衛生士の林と申します。
皆様が笑顔で楽しく過ごせるようにお口の健康のお手伝いをさせて頂けたらと思っております。
これからよろしくお願い致します。

皆様、新しいハブラシを取り扱うことになりました。
私個人としては大変気に入っているハブラシで、個人的にも毎日使用しております。 コンパクトで磨きやすいのでご興味がありましたらスタッフまで声を掛けて下さい。もちろん患者様に合ったハブラシでしたらお勧めさせて頂きます。 美味しい食事をとり毎日楽しく過ごせるといいですね。そのためにも食後は歯磨きをお願い致します。

段々暖かくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? もうすぐ桃の花が咲く頃となりました。花も人も冬眠から覚めて活動的になります。早く綺麗なお花を見たいですね。
3月はイベントが多く今年卒業される方、入学、入社される方おめでとうございます。皆様の新しい門出に歯のクリーニングなどいかがでしょうか?宜しかったらいつでもいらして下さい。

歯科衛生士  林 愛子

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今年も東京で雪が積もりとても寒かったですね。3月になりこれから段々暖かくなって過ごしやすい季節になります。季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆さん気をつけて下さい。

今回のコラムは糖尿病についてでしたね。年齢を重ねるにつれて様々な病気になる確率は高くなります。
私は甘いものが好きで、お家でご飯を食べる時はよく甘いジュースを飲みます。
意識してお茶を飲むようにはしているのですが、やはりお家だとついジュースなど飲んでしまいます。

将来、糖尿病になっちゃうのかなとたまに心配になります…。若いうちから健康的な生活を送るように心がけたいと思います。
ジュースは糖分が高いので、虫歯になる原因でもあります。皆さんもいつまでも健康でいられるように気をつけましょう。

両角 里菜

歯ニュース 2014/09 … 高塩分食で糖尿病患者の心血管リスクが上昇

最近ご希望の日時のご予約をお取りしにくくなっており、ご不便をおかけして申し訳ございません。現在はスタッフの増員等で十分な医療体制を維持できておりますが、仮にこの傾向が継続するとなれば現在の治療水準の維持や適正な治療間隔の確保、治療期間の長期化を避けるため歯科医師の増員も一部検討せざるを得ないと考えております。

当院ではお一人の治療時間に余裕を持って丁寧な治療と十分なご説明を目指して参りました。そのために1日に拝見できる人数が一般的な歯科医院のように多くございません。今後もその基本姿勢を維持する所存ですが、ここでご来院される方々にご協力をお願いしたいことがございます。

ご予約をキャンセルされる場合はできるだけ早めにお願い致します。特にご連絡なきキャンセルはお慎み頂きますようお願い申し上げます。その時間をお困りの方の受診機会に当てさせていただきたいと存じます。

また可能な限りご予約時間を守って参るつもりですが、急患のご来院も多くご予約の時間と多少前後することがございます。歯の痛みなどはご本人にとっては本当に辛いものです。応急処置程度とはいってもご予約の方のお時間を一部使わせていただく場合がある旨、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

■高塩分食で糖尿病患者の心血管リスクが上昇

新潟県立大学の堀川千嘉氏らが日本人対象の大規模試験データを分析した結果、2型糖尿病患者では塩分の多い食事の摂取が心筋梗塞、あるいは脳卒中のリスクの上昇と関連するとの報告がありました。血糖管理が不良な患者さんではリスクの上昇がより急激だったということです。

以前から糖尿病と歯周病(歯槽膿漏)の関連が叫ばれていますが、血糖管理だけでなく塩分の過剰摂取も歯周病(歯槽膿漏)に関わるとなると無関心ではいられないことです。

他にも米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)教授Prakash Deedwania氏や米レノックス・ヒル病院の内分泌科医Spyros Mezitis氏、米ヴァージニア大学内分泌学教授のRobert Carey氏など糖尿病と塩分摂取の関連を指摘する先生方もいらっしゃいますのでほぼ間違いないでしょう。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国の糖尿病患者は約2,900万人で糖尿病患者の心疾患による死亡率は非糖尿病者の1.7倍と高くなっています。塩(ナトリウム)は血圧を上昇させることが知られており、CDCでは糖尿病患者では心リスクの高さを踏まえて1日のナトリウム摂取量を1.5グラム未満に抑えること、非糖尿病者でも1日2.3グラム以下に制限することを勧めています。

周りを海に囲まれた日本は味噌や漬物だけでなく民族的に塩分を多く摂取する傾向にありますから、日々のカロリーだけでなく塩分にも注意が必要です。今日の献立で塩分を計算してみられてはいかがでしょうか。お取り組みください。

高岡 周一

  

 

■衛生士からのワンポイント情報

9月に入り、秋になりますね。今年もとても暑くセミの鳴き声で余計暑く感じられました。
今回はキシリトールガムについて少しお話したいと思います。

市販でよく売られているキシリトールガムですが、どのような効果があるか皆さんご存知ですか?
・虫歯の原因菌(ミュータンス菌)の数を減らす働き
・虫歯の原因になる酸が作られない
・ガムを噛むことにより唾液の量が増え、口の中のPHが高くなり酸性になりにくい環境を作る
・プラーク(細菌)が減少するので、虫歯や歯周病になりにくくなる
などいくつかの効果があります。

摂取方法は、1日3~5回摂るのが有効です。そして食後に摂取するのが理想的と言われております。
虫歯ができにくいからといって、過剰な摂取をするとお腹がゆるくなりますので注意して下さい。また市販のキシリトールは含有量が少ない為、歯科医院で販売している100%キシリトールガムの方が更に有効的です。当医院でも販売しておりますので是非利用してみてはいかがですか。

両角 里菜

 

<<< 編集後記 >>>

こんにちは。お盆休みも終わり夏が終わりに近づいてきました。みなさんはこの夏いかがお過ごしになりましたか?
私は実家に帰省し、家族でゆっくり過ごさせて頂きました。プールや花火など夏らしいこともでき地元の友達とも久しぶりに会いとても充実したお休みになりました。
夏風邪を引いている方も多くみますが、みなさん体調に気をつけて下さいね。

両角 里菜

歯ニュース 2012/08 … 糖尿病と歯周病から歯を守る

早く大人になりたかった子供の時期を経て、人は中年期を境に老化を意識するようになってきます。調査によると人が老化を意識するのは歯と眼の変化が最多のようです。その老化に影響を与えるのは遺伝より環境の方が重要で、特に年齢が進むにつれてこの傾向が強くなってきます。
その環境因子として大きいのは、食事習慣と運動、そしてポジティブな生き方です。6月の日本抗加齢学会で、聖路加国際病院の日野原重明先生の講演の姿をみてさらにそれを確信しました。今年で101歳になられる先生は今も現役であられ、10年先の講演の予定まで入っているというのですから脱帽です。

老化の象徴に歯の喪失がありますが、歯を喪失する成人の5人中4人の原因が歯周病です。歯の働きや重要性をここで改めていうまでもありませんが、その歯周病と密接に関わっているのが糖尿病です。

現在日本の糖尿病罹患者は1千万人を超えて世界で6番目に多く、中国が第1位などアジアの国々が上位を占めています。人種的や食生活の関連があるかもしれません。
世界的にも2030年では約5億人に達すると予想されています。今でも世界で10秒に1人が糖尿病で死亡しています。代表的糖尿病検査のHba1cは歯周病治療で減少し、糖尿病治療薬一剤とほぼ同じ効果があります。

歯周病原因菌が血流に乗って心臓の弁膜から見つかったことが一時話題になりました。歯周病は血管の老化を促進する病気ですから、歯周病になると心臓や腎臓疾患が多くなる傾向にあることと符合します。

自立とは「自分で食べて動けること」と定義することもできます。
胃瘻では食べる楽しみもなく生きる意欲が減少するといわれており、口からものを食べることは、人の尊厳を守ることでもあるのです。

歯をたった1本失うと咀嚼能率が半分に減少し、2~7本失うと3割に、総入れ歯は1/4に減少するという研究結果や、高齢者で歯が1本も残っていない人で入れ歯の具合の悪い人の寿命が短いという統計もあります。
生きているうちは死ねないのですから、自立や尊厳だけでなく快適で豊かな人生を送るためにも、 今ある歯を歯周病から守っておいしく楽しい生活をお送りください。

 高岡 周一

 

 

 

■ スタッフの声
初めまして、小原と申します。こちらの歯科医院に来て約一ヶ月が経ちました。
日々の努力を積み重ねて参りますので今後ともよろしくお願いします。

話は変わりますが、もうすぐロンドンオリンピックですね。いつもオリンピックが近づくとわくわくします。どの種目でも世界一が決まる瞬間は感動ですよね。夏季オリンピックとしては30回目になるそうで、開会式にはすごい仕掛けがあるみたいです。楽しみです。
これからどんどん暑くなっていくので熱中症には気を付けて下さい。
しっかり水分補給をしましょう。

小原咲央

 

 

■ スタッフの声
みなさんはハブラシ以外のお口の中の清掃用具をお使いでしょうか?
きれいに歯磨きしたつもりでも、デンタルフロスや糸楊枝、歯間ブラシなどを使うと、予想以上にまだ歯垢が残っていることにびっくりすると思います。
その他にも、当院では、研磨剤の入っていない歯磨きジェルや、歯周病に効果のある歯磨き粉なども取り扱っております。
気になる方はお声をかけてくださいね。

鮫島連理

 

 

<<< 編集後記 >>>

今回のコラムは歯周病と糖尿病のお話でした。一つの病気が他の病気を引き起こしたり、密接な関係があったりすることがありますが、その逆もまた同じで、健康なお口を維持していれば、体全体の健康にもつながります。
早めの治療・検診をお受けくださいね。

鮫島連理

歯ニュース 2011/11 … 歯周病・糖尿病と運動

震災の爪痕が深く残る東北にサンマの水揚げがされたニュースを聞いて、こんな大きな災害があろうと律儀にも巡ってくる季節の便りに一抹の安堵感と復興の予感を感じます。
昔からこの時期のサンマは脂が乗ってその塩焼きの家々から立ち上る匂いと煙が日本の秋の風物詩となっています。調べてみると今は定着した秋刀魚の表記は意外と新しく大正時代だそうです。サンマの寿命は1・2年と短く、メダカと同じダツ目という種類に属するのには驚きます。

餌を消化して排出するまでの時間が30分と短いサンマは内蔵にえぐみが少なくはらわたまで食べやすい魚ですが、青魚に多い悪玉コレステロールと呼ばれるLDLを下げ、動脈硬化予防や中性脂肪の減少に効果のあるω3不飽和脂肪酸であるDHAやEPAが豊富です。
何といっても旬でおいしいことと、大衆魚と呼ばれるだけあって安いことが庶民的です。
帰宅に駅からの道すがら、暗がりで見えずとも家々から漂う匂いに空腹を刺激される季節です。

 

■糖尿病と運動

現在成人の80%が罹患し、歯を失う原因の80%を占めるのが歯周病です。歯の寿命を長く、また充実したそして快適な食生活を送る上で決して無関心ではいられない病気です。
さらに歯周病は糖尿病や心臓疾患などの生活習慣病と関わりがあることが最近わかってきました。そのうちに寿命を縮める病気といわれる日が来るのかも知れません。

60日間の平均血清グルコース値であるHbA1cは糖尿病患者の血糖コントロールの評価で使われますが、プログラミングされた運動は、自分で決めて運動するよりも血糖の抑制に効果があることが最近わかりました。運動が血糖値抑制に効果があることは以前からいわれていますが、多くの人にとって自分で一貫性と継続性を持って必要な量の運動を続けることがなかなか難しいのです。

研究リポートでは有酸素運動で0.73%、1週間の運動量が150分以上で0.89%、運動と食事のアドバイスを受けた場合で0.58%、HbA1c(正常値4~6%)が低下しています。
いいことはわかっていても、楽しくないことや楽なことでなければ続かないのが人間です。専門的なプログラムを作ったり、第三者の目を借りたりする工夫が有効なようです。

 高岡 周一

 

 

 

■スタッフの声

秋は、1年を通して特に季節を感じさせてくれる気がします。気持ちが少しだけ、感傷的になるからかもしれません。私の住んでいる地域は、特にキンモクセイを庭木に植えている家が多く、その香りが漂うと秋がきたことを感じます。冬は、早朝の落ち葉を燃やす匂い。春は摘んだヨモギを茹でる時の青々とした草の匂い。夏はなんといっても海の匂い。家が海に近かったので、海水浴にいった時の潮の香りです。
その人それぞれに、季節を感じる香りがあるはずです。四季のある日本に生まれた事を幸せに感じます。余談ですが今が旬の栗でご飯を炊いてみました。とてもおいしかったですよ。

菅野美弥

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

メインテナンスの目的は進行した疾患を回復させ、再発を防ぐためだけではなくもともと健康な口腔内を今後も維持していくことにあります。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)をお受けいただくことにより、口腔内の状態を診査し、注意する部分やホームケアでの苦手な点を確認することができます。たとえば、ハブラシのあて方や磨き残しなど分かりやすくご説明いたします。 定期的な検診(レントゲンを撮ったり、歯周病の検査をしたりします)とメインテナンス(PMTCなど歯のクリーニング)をお勧めします。

杉山明美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今月のコラムに書かれているように、継続的な運動はお口の健康のためにも必要です。私が東京で暮らしてみて良いと感じたのは、東京ではウォーキングやジョギングのしやすいコースが町ごとに設けられていることです。そういったコースは周囲に緑も多く、季節を感じながら楽しく運動できるのではないでしょうか。ご自宅の近くで、お気に入りのコースを見つけてみられるとよいかと思います。

鮫島 連理

歯ニュース 2011/10 … 肥満や生活習慣病、特に糖尿病と歯周病

9月は暦の上では秋ですが、今年は夏に入れたくなる先月の残暑でした。
彼岸前の現在では晩夏の象徴である「つくつくぼうし」の鳴き声がまだ届いてきますが、空は一足先に秋の雲に変わっています。もうしばらくすれば、北から紅葉前線の便りが聞こえてくることでしょう。
去年も酷暑でしたが、今年はその暑さに災害や節電が重なって身も心も秋が待ち遠しい毎日です。

 

 

■ 肥満や生活習慣病、特に糖尿病と歯周病

運動不足による肥満や生活習慣病が将来の健康に影を落とすことをご存知のことと思います。むし歯や歯周病が生活のあり方によって引き起こされる点から、歯科の立場からこうした病気予備軍は問題となってきています。
特に歯周病と糖尿病との関係は強く、糖尿病が軽減することは歯周病が軽減することにつながります。その糖尿病の検査項目であるHbA1cが運動療法によって低下することを以前にお話しいたしました。

以前から運動が前立腺ガンに効果があることは知られていますが、1週間に3時間以上早足ウォーキングを行うと前立腺ガンの進行リスクが57%も低くなることが最近報告されました。しかしそれ以下のスピードや運動時間では低下が認められませんでした。

通常のスピードの歩行より早足の方が消費カロリーがかなり多く、またジョギングのように膝などに負担をかけないため手軽な運動としてお勧めしていましたが、今回はさらにガンの進行を低下させることに私も驚きました。

歯を失う2大疾患がむし歯と歯周病です。
学会ではまだ認められた説ではありませんが、私見では歯にかかるストレスと循環障害が背景にあるのではないかと考えています。そのどちらにも運動が関与する可能性があると考えています。ブログでもう少し詳しくお話ししたいと思います。

高岡 周一

 

 

 

■スタッフの声

漫画家のやなせたかしさんがトーク番組に出ていました。92歳の高齢ですが、アニメのアンパンマンを書き続けています。若いときに「手のひらを太陽に」の歌も作っているそうで、先日被災地に歌を作り贈ったそうです。作った歌を披露していましたが、驚いたのはとても92歳とは思えない力強い歌声だったことです。元気をもらい、頑張ろう!!という気持ちになりました。

小島千春

 

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

夏の間冷たい氷や飲み物など口に含む時など、知覚過敏がある方はお辛いものです。
歯ブラシの当て方が強過ぎたり、歯周病によるもの、噛み合わせが原因で歯肉が下がる事で、歯の付け根が過敏になります。普段から歯ブラシの当てる角度や圧力、毛の硬さなど注意が必要です。歯刷子の時凍みるようなら,専用の歯磨き粉「シュミテクト」などを使用してみるのも良いかと思います。しみ方がつらい時は、ご相談にいらしてください。

菅野美弥

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

過ごしやすい季節となりました。院長のコラムにも書いてあるとおり、一つの病気がまた別の病気を引き起こしたり、病気の進行を加速させたりすることがあります。寒くて動きにくい季節が来る前に、運動をして健康な体作りをしておきましょう!

鮫島 連理

歯ニュース 2011/09 … 全粒穀物と糖尿病

梅雨の早じまいに加えて猛暑日の多さに節電が合わさって今年は特に秋が待ち遠しい方が多いのではないでしょうか。考えてみれば四季とはいっても夏は最も長い冬より随分短いものですが、夏はその一日一日のインパクトが強い分存在感が大きく感じます。
まだまだ暑い日が続きますが、「暑さ寒さも彼岸まで」といわれています。今月23日が秋分の日でその前後3日間を含む7日間が彼岸ですから、この暑さもあと少しの辛抱でしょう。もう少しすれば蝉の鳴き声が虫の鳴き声に変わります。秋の訪れを告げる虫の音を待ち遠しく思います。

 

■最近のブログより

これまでブログで「歯の働きと大切さ」や「歯を失うとどんなことが起きるか」、そして「歯を失った時の治療法」や「治療によってどんな生活が手に入るか」などについてお話ししてきました。
しかしどんなに科学が進歩しても天然の歯が一番だと私は思っています。その歯の寿命を左右する「むし歯と歯周病」にどう向き合うか、またできるだけ「歯を削らない、歯の神経を取らない、歯を失わない」ことが大切だと考えています。
以前より治療を終わられた方に『健口倶楽部』という定期的なメインテナンスの会(年会費無料)のご案内をしていますが、近年歯の長寿と快適さを維持するためにメインテナンスにご来院される方が増えてきました。楽しい食生活を維持され、快適な人生をお送りください。

 

■全粒穀物と糖尿病

白米や精白小麦などと違って、それらを精製する前の状態のものを全粒穀物といいます。私たちのエネルギー源として炭水化物は欠かすことができないものですが、精製により食物繊維やビタミン、必須脂肪酸、蛋白質、ミネラルなど多くの栄養素を取り去ってしまいます。これが玄米食をお薦めする理由です。腹部の皮下脂肪だけでなく、臓器のまわりについている脂肪である内臓脂肪の量が全粒穀物を食べることで減らすことができる可能性があるといわれています。過度の内臓脂肪はインスリン抵抗性や糖尿病、心疾患のリスクを増加させると見られていますから、玄米食が継続する努力のいらない健康管理として注目を集めています。
曜日を決めたり一日一食だけとか、圧力釜を使ったりなど玄米食を見直されてはいかがでしょうか。

 高岡 周一

 

  

■スタッフの声

3月11日の地震以降、かなりの数の余震が続いています。グラッとくるとあの日のことを思い出してドキッとします。スーパーの棚にパンやカップラーメンがなくなり、乾電池やガスボンベ、ろうそくまでまったく手に入らなくなりました。テレビは被災地の映像を一日中放映し、不安で心配な毎日を過ごしました。夏の使用電力も心配されましたが、計画停電も避けられたようです。私たちが贅沢だったこと、贅沢に慣れてしまったこと、改めて考えさせられます。
日本列島どこに行っても地震は避けられないようです。今回の経過を忘れることなく、普段から身の回りの準備をして、いざという時冷静に行動できるようにしたいものです。

杉山明美

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

歯周病の治療は歯石を取ることも大切ですが、毎日の歯磨きもとても大切です。ご存知の方も多いとは思いますが、歯科医院で歯石を取ったあとは、丁寧に歯を磨くことで、歯茎の炎症や出血が改善し治っていきます。
歯を磨くときは、歯と歯茎の境目や歯と歯の間を、力を入れ過ぎないように丁寧に磨いてください。

小島千春

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今回のコラムでふれられている「メインテナンス」には、いくつかのタイプがあり、患者様おひとりおひとりのご要望に合わせて、コースをご提案しております。気になった方はお気軽にご相談ください。

鮫島 連理

歯ニュース 2011/06 … 口臭と生活習慣

自宅から駅までの路に以前お寺だった場所があります。その敷地沿いの50mほどにアジサイ、その角を曲がった50mにはツツジが植わっていてこの季節だけは色づいて明るくなります。 更地になりご住職も手入れする人もいらっしゃらないようですが、毎年律儀にこの季節には順序をたがえることなく壁一面に花を咲かせます。

今は一面濃いピンクに彩られたツツジの花壁が終わって次のアジサイの準備中です。梅雨の到来とともに今年もあたり一面を青や紫に変えてくれることでしょう。この季節、朝の駅へ急ぐ足がいつもよりちょっとだけ遅くなる気がします。

 

■口臭と生活習慣

口臭には自臭症と他臭症があります。また朝起きてすぐにする口臭など生理的口臭といって誰にでもある口臭もあり、これは通常問題にはなりません。睡眠中は唾液の分泌量が減り、口臭を予防できないからです。
他臭症とは自分ではなく他人が臭気を強く感じるもので、自臭症とは他人ではなく自分が臭気を感じるものをいいます。自臭症は実際には臭わないのに自分では臭うと感じてしまうメンタルな部分が多く関与するため、歯科でなく心療内科の領域になることがあります。他臭症の多くの原因は特定しやすく歯科的な対応も可能です。

また、歯科的な原因とは別に全身的な病気の中には特有の口臭を発するものがあります。アレルギー素因、耳鼻科系疾患、糖尿病、肝機能障害、腎不全、慢性気管支炎、癌などです。

歯科領域の口臭には唾液の分泌量や舌の汚れ、歯周病などが関係していますが、先にお話ししたように呼吸器などの口以外の器官からのものもあります。さらに飲酒習慣の生活習慣や生活習慣病の一つである肥満が口臭と強い関係があるとテルアビブ大学歯学部・医学部から発表されました。
その因果関係はまだ明らかにされていませんが、これらの過ぎたる部分は、寿命と健康を蝕むだけでなく口臭の面においてもどうやらマイナスになるようです。

 高岡 周一

  

 

■スタッフの声

東京電力の電力供給不足の影響で、電車も空調を控えて窓を開けているときがあります。すぐ隣を電車がすれ違うと意外とうるさいことに気がつきました。
先日、電車の中で友人と話をしていましたが、隣を電車がすれ違った時に、少し大きい声になっている自分に気がつきました。あれっ?と思ったら窓が開いていました。
上の方が少し開いているだけなのに外の電車の音がこんなに大きく聞こえるんだ!!と思いました。

冷暖房が効いて窓を閉め切った電車に慣れていますが、私が子供の頃は電車の窓が開いていることが多かったので、外を走る電車の音がうるさかったなと子供の頃の何気ない記憶がふと思い出されました。

小島 千春

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

歯の着色は先天性のもの、薬物、損傷によるもの、食生活や加齢の影響など、さまざまなことが原因で起こります。
ホワイトニングは歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。歯の構造や歯質を変えず、安全に歯を白くすることができます。
ご希望やご質問がございましたら、お気軽にお声をおかけください。

杉山 明美

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

雨も多く、五月の時点で夏日を迎えてますます暑い夏となりそうな予感がする今年は、すでに暑さ対策のグッズが多く売れているようです。私も冷房を控え、うちわで乗り切ろうと思っています。夏バテしないように早いうちから体力づくりに努めていきましょう!

鮫島 連理

歯周病と生活習慣病 / 医院ブログ

歯周病は生活の質(QOL)と日常生活活動(ADL)の低下をもたらす生活習慣病の一つです。 そして歯周病と糖尿病や心筋梗塞や狭心症などの心臓血管系疾患などの生活習慣病同志がお互いに関係があることが段々わかってきています。

糖尿病とは慢性的に血糖値が高くなり、それに伴って尿の中に糖がみられる病気です。 2002年の調査では糖尿病患者数740万人、その予備軍を合わせて1620万人にものぼります。日本人成人の5~6人に1人が糖尿病かその予備軍といわれ、さらに近年増加傾向にあります。

調査結果によると糖尿病にかかると男性で約10年、女性では10年以上寿命が短くなっています。 また糖尿病は人の身体の構造や機能に重要なアミノ酸や、酵素、遺伝子、脂質、炭水化物などを酸化するフリーラジカルを多量に発生させる疾患であり、様々な疾患を引き起こす原因となっていると考えられています。

このように糖尿病は老化を早め、寿命を短くする病気なのです。 近年の過食や飽食、運動不足、ストレスなどをはらむ現代生活では糖が余り、肥満や糖尿病を作り上げているのです。生活習慣病と呼ばれる理由がここにあります。
その糖尿病と歯周病は切っても切れない関係にあります。 糖尿病は歯周病のリスクとなり歯周病は糖尿病のリスクとなるのです。

歯ニュース 2009/09 … 歯周病と生活習慣病 その3

八月に徳島の阿波踊り出掛けてきました。普段閑散とした街の中が人・人・人で溢れ、原宿の竹下通りのようです。竹下通りとの違いは年齢層の広さとお祭りに浮かれた笑顔の多いことでしょうか。鐘や太鼓、三味線と笛のおはやしだけが賑やかさの元ではありません。踊り手の「やっとさ~」「踊る阿呆に見る阿呆~。同じ阿呆なら踊らにゃ損、損~」・・・この掛け声もさらに街を活気づけています。「カンカン・カカカカ」と澄んだ高い音の鐘と「トコトン・トコトコ」とリズムをとる小太鼓、その合間に「ドドンド・ドン」と腹にまで振動が響いてくる大太鼓、この迫力はテレビでは絶対に伝わらないものです。心を揺さぶるような、身体の芯から何かが突き上げてくるような、その場に居合わせた者だけが味わうことができる感触です。

高さ3・4mはあるでしょうか長い竹の先に提灯をつるし、それをおはやしに合わせてリズミカルに踊らせながら練り歩く踊り手を先頭に、足袋とゆかたに帯姿の男踊り、続いて袈裟をかぶり艶やかな衣装に身を包んだ女踊り、その後ろから鐘や太鼓のおはやしが続きます。先頭からおはやしまでの人々の一群を「連」と呼び、連単位で夕方から夜遅くまで街中の色んな場所を踊って巡ります。セミプロのような連、会社の有志で作った連、日本各地の大学生の連などたくさんの連が次々に踊りこんできます。誰でも普段着で踊りに参加できる「にわか連」というものもあります。

踊りは昼間は車が行きかう街の道路を閉鎖して主に行いますが、公園や商店街の中や街角など街のいたる所で行われ、一見すると好き勝手に見えるのです。踊り手も好き勝手なら、見る方も好き勝手。閉鎖した道の脇に設けた「さじき」と呼ばれる観覧席から踊りを見る人、軽快なリズムの踊りと祭りの雰囲気にのせられて「にわか連」で踊り出す人、踊りより夜店目的の祭り好きの人など、それぞれの祭りがあるようです。
踊りだけでなく、街全体がお祭りのエネルギーに包まれるあのスケールの大きさが魅力です。老いも若きも楽しめるお祭りですので一度行ってみられることをお勧めいたします。

 

■歯周病と生活習慣病 その3

前回のコラムで生活習慣病が生活習慣に深く関わっており、多種多様な生活習慣の原因の中には「食」の問題があり、そのいくつかの原因をお話ししました。今回はその続きです。この「食」に関わる食行動の改善としては、腹八分目を目標に、早食い・まとめ食いをしないこと、時間をかけてよく噛んで食べる、寝る前の2時間は食べない、規則的な食生活、和食がお勧め、野菜をしっかり食べる、食べる順番を考える(野菜・タンパク質・炭水化物・デザートの順番で食べる)、現代人の食でお話した食の中身に注意することなどです。

脂肪細胞はホルモンなどの内分泌器官として現在は考えられています。特に内臓脂肪はインスリンという血糖値を下げる働きのあるホルモンの効きを悪くし、糖尿病だけでなく血栓症や高血圧、高脂血症などに悪影響を及ぼします。こうした病気と因果関係のある歯周病にも問題です。女性の閉経後に減少することで有名なエストロゲンといいう女性ホルモンは減少すると食欲が増えるため、中年以降食欲が増えて食べ過ぎてしまうことがあります。さらに中年以降は運動などの活動量が減って消費するカロリーが少なくなるので問題が倍増するのです。内臓脂肪を増やさないためには、先ほどの食や食行動、運動が大切です。噛むという誰にでもできる簡単な方法で血糖値の上昇を抑えホルモンの変化が起きて食欲が低下することがわかっていますから、時間をかけてしっかり噛んで食事を楽しんでください。さらによく噛むことが脳へのいい刺激になって脳の活性化を起こし、唾液分泌が増え免疫力アップや歯と粘膜の健康維持と修復などたくさんの恩恵があります。こうした効果を得るためにも、そして噛むためにも歯を守っていきましょう。 (歯周病について詳しく知りたい方は小冊子「食とアンチエイジング」「歯周病とアンチエイジング」をご覧下さい

 高岡 周一

 

 

■スタッフの声

ドイツで開かれた世界陸上。時差があるので、日本での放映は深夜になりますが、ちょうど夏休みで見られる方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。注目の競技や世界新記録が出るかもしれない選手の競技など、LIVEで見たいと思いCMが終わるたびに期待して待っていたのですがなかなか始まりません。「まもなく決勝」「まもなく○○登場」などと、“まもなく、まもなく”とテロップが出るのでいよいよと期待しつつその繰り返し、そしていつの間にか爆睡… 結局、朝のニュースで結果を知ることになりました。

日本選手も昔とは違って、体型・体格も外国選手におとらなくなっている現在、陸上だけでなくいろんな分野で活躍を期待したいものです。東京オリンピック?賛否両論ありますがもしかしたら東京で開催されるかもしれないオリンピック。ちょっと楽しみです。

歯科衛生士 杉山明美

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

当院の患者様の中にはすでに何人も受けられていらっしゃいますのでご存知かもしれませんが、PMTCという歯のクリーニングがあります。Professional Mechanical Tooth Cleaningの頭文字をとったもので、毎日すみずみまで磨いているつもりでも、歯ブラシが届きにくい所などに汚れがたまります。この部分のお掃除を徹底的に行います。 実際に、定期的にケアされている方は歯肉の状態も良好で急なお困りはあまりないようです。初めてお耳にされる方は是非お声掛けください。

歯科衛生士 菅野 美弥

 

 

 

<<< 編集後記 >>>

今年の夏はインフルエンザがはやっています。帰宅の際は手洗い・うがいを心がけましょう。

小用 美里

歯ニュース 2009/08 … 歯周病と生活習慣病 その2

日本全国にそのご当地の地名がありますが、名前の由来が何となく想像できる地名とそうでないものがあります。三本の松がはえていたから三本松という地名になったのと同じように、「その昔、三わの鷹がいたから三鷹かな?」と思っていました。調べてみると「三鷹の名はかつて徳川将軍家及び御三家が鷹狩りを行なった鷹場の村々が集まっていたことと、世田谷領・府中領・野方領にまたがっていたことに由来する(三領の鷹場)といわれているが、資料焼失のため真偽は不明」とありました。結局その由来はわかりませんでしたが、三わの鷹よりは説得力がありますね。その昔、八人の王子がいたから八王子になったのでしょうか。生まれたのは男の子ばかり八人じゃないでしょうから、昔のこととはいえずいぶん子沢山です。少子高齢化の現代に少し回して欲しいくらいです。

その他にも中央線の駅名の由来では、新宿や高円寺、国分寺などは簡単に想像できますが、難問もいくつかあります。中央線に関係のない方は漢字で書くと「コクリツ」と読むことが多い国立ですが、この駅の東隣の駅が「国分寺駅」、西隣の駅が「立川」だったので、国と立をとって「国立」と名付けられたといわれています。これはまったくの予想外でした。さらに西に行くと豊田がありますが、この由来は調べてもさっぱりわかりませんでした。話は脱線しますが、どうも外人さんにはこの発音に関する疑問があるらしく困っているようです。名古屋地方では車で有名な豊田、市の名前も豊田市で「トヨタ」と発音し、こちらの中央線では「トヨダ」と読みます。車メーカーの本田は「ホンダ」と濁音なのだからなおのこと濁音の法則性に困っているようです。慣習なんでしょうから、覚えるしか手がないようですが・・・。

外国の方からすれば、電車で居眠りをする日本人の多さに驚いているようです。よほど疲れているのか、無防備なのかと思われているようですが、電車に揺られていると読みかけの本でもなければ暇を持て余すことがあります。電車のアナウンスに流れてくる駅名にふとその由来を想像したことがきっかけでした。しかし、想像を巡らす間もなく次の駅に到着してまた宿題が増えていきます。次々くる難問に、ますます訳がわからなくなってついに考えるのをやめて居眠りをすることにしました。

 

■歯周病と生活習慣病 その2

糖尿病や脳卒中、心筋梗塞、高脂血症、高血圧、肥満、歯周病などの病気は生活のありようによって引き起こされるとする考え方から、生活習慣病と呼ばれます。その病気単独では仮に致命的でなくとも、その病気の先に待っているものが致命的であったり、寝たきりなど日常生活の質を著しく低下させるものに高い確率でつながっていくために生活習慣病が問題になっています。さらにこの生活習慣病に含まれる病気にまではなっていないがその一歩手前の状態で、さらにそれが複数ある状態をメタボリックシンドロームと呼んでいます。生活習慣病の単なる予備軍ではなく、複数集まると単独の病気より何十倍もの高率で重篤な疾患を引き起こす力を持っているために今注目を集めているものです。そして厚生省の統計からみると、こうした問題は近年増加傾向にあり、個人の健康と寿命だけでなく少子高齢化社会において将来の大きな社会問題になることが懸念されています。

生活習慣病が生活習慣に深く関わっていることは疑いのないことですが、生活習慣という漠然とした言葉ではいったい何に問題があるのかがはっきりと伝わってきません。しかし現代人の生活は多様化している上に、個人の個体差や単独の原因ではなくいくつもの要素が関わっているため一言で言い表すことが難しいのも事実です。

その多種多様な原因の中には「食」の問題があります。現代人の食の特徴は、高脂肪・酸化脂質の多さ(特に動物性脂肪の過多)、繊維質の不足、白米などの精製された穀類、高度に加工された食品、噛む力を必要としない軟食化した食品、食品添加物、単糖類摂取の増加などです。そして先進国においては飽食に代表される摂取カロリーの過多、運動不足による相対的摂取カロリー過多も問題になっています。(詳細は小冊子「食とアンチエイジング」を参照ください)

 高岡 周一

 

 

■スタッフの声

今年は昨年より6日早い梅雨明けだったそうです。30度以上を超える日が続いて夏真っ盛りといった状態ですね。夏と言えば、海・プール・花火大会・BBQが思いつきますが、最近テレビでアウトレットがよく取り上げられるのを目にします。
関東では茨城県に新しくアウトレットができました。全国でも大型ショッピングセンターは注目を浴びているスポットだそうです。アウトレットや大型ショッピングセンターは、買い物もでき食事もできる場所として老若男女が楽しめますよね。

私はアウトレットの雰囲気が好きです。ウィンドーショッピングにはもってこいの場所だと思います。そして遠方からも行きやすいように、インターから近い!が当たり前になりました。私のお気に入りの場所は、佐野と御殿場ですが、新しくできた茨城も気になります。まだまだオープンしたてでアウトレット渋滞していると思うので、少し時期をずらして行ってみたいと思っています。 

小用美里

 

 

■歯科衛生士からのワンポイント情報

最近は、お口への関心も高まり、定期健診を定期的に受けて、歯石を取っている方も多いかと思います。歯石は、プラーク(お口の中の最近の塊)が石の様に硬くなってしまったもので、歯と歯茎の境目辺りを中心につきます。歯のつけ根付近についた歯石はお口を開けると見えるかと思いますが、歯の根の部分にも歯石はつきます。
根についた歯石は、歯茎の下につくので、お口を開けただけではなかなかわかりません。一見、歯石がついてないような状態でも、歯肉の炎症が改善されないような時には、根についた歯石が一つの原因になっている場合もあります。

歯科衛生士 小島千春

 

 

<<< 編集後記 >>>

暑い日が続いていますが、水分をしっかり摂って熱中症や夏バテにご注意下さい。 

小用 美里