歯ニュース 2018/1 … 食生活と虫歯

新年明けましておめでとうございます。
これからもよりよい医療を目指してまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

■ 食生活と虫歯

虫歯と食生活は実は密接な関係があります。今回はそのことについてお話しようと思います。
プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊とその栄養になる糖この二つが合わさるとプラーク内の細菌が酸を出し、phが酸性に傾きます。
phがエナメル質で5.5,象牙質で6.0になると歯のミネラル(カルシウムやリン)が溶け出します。
これを脱灰といい、脱灰が起きるphを臨界phと言います。 

臨界phを下回ると虫歯になりやすくなるのです。 

食事をすると糖がプラークに供給されます。それにより酸が産生されますが、唾液の作用(緩衝作用)により30分から60分かけてphが元にもどります。
また、脱灰が起きてもその程度がわずかであれば唾液の作用により元に戻る再石灰化が起きます。
こうして我々の歯は酸で溶けないように守られています。 

しかし我々は虫歯になってしまいます。それはプラークが歯に残っている磨き残しが多かったりすることも原因ですが食生活もとても密接に関係しています。
砂糖が虫歯の原因になりやすいというこは良く知られていますが、食べ物に含まれている糖の濃度や、食品の粘着性や、食べている時間や頻度がとても関連が深いことが分かっています。 

糖の濃度が高ければそれだけプラーク内のphが下がりやすく、食品の粘着性が高ければ、口の中に長く残り、その間phが下がります。だらだら食べなどで食べ続けるのも同じです。
また食べたり飲んだりする頻度が高ければphがその度に下がります。

先日来院された患者さんで、とてもむし歯が多く、治しても数年おきに検診でむし歯になっては歯医者に治療に通うという方がいらっしゃいました。
この方は砂糖入りのコーヒーをずっと飲みながら仕事をするという食生活を送ってらっしゃいました。
この方は仕事中ずっと歯が脱灰していたのです。 

歯磨きや、治している所の問題もありましたが、こういった自分でも気づかないうちにむし歯になりやすい食生活に陥ってしまっていることがあります。
歯ブラシでプラークを除去するのも大切ですが食生活もむし歯に大きく関係しているのです。
飲食の頻度や、食品に糖がどれくらい含まれているか一度見直してみてはいかがでしょうか?

 高岡 佑

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、正月と言えば“お餅”ですね(^^)みなさん、お餅を何個食べましたか?まだまだ寒い日が続くので、お鍋やおでんに入れたり、焼いて食べたりとお餅を楽しむ時間が多くあると思います。
1月は、年間通して1番!のどにお餅を詰まらせて救急車が呼ばれる頻度が高くなる要注意の月です。

そこで!!
“お餅を喉に詰まらせないようにする食べ方”について書きたいと思います。

①  お餅は小さく切って食べやすい大きさにする
  食道もしくは気管をふさいでしまい窒息します。気道は、3分~6分ふさがると死亡します。
だから、飲み込めるように食べやすい大きさにしましょう 

②  しっかりと何度も噛んでから飲み込むようにする
  何度も良く噛むと唾液と混じります。お餅を味覚で楽しんで安全に飲み込むことができます。 

③  いきなりお餅を食べない。お茶やお水など口を湿らせてから食べる
  乾燥したお口の中にくっつきやすいお餅がはいると危険です。口は湿らせてから食べましょう。 

④  おしゃべりしながら食べない
  お餅を食べるのも高齢になったり、若い人でも年末年始お酒が入っていると体の機能がうまく
働かないことがあります。おしゃべりしながらの食事は楽しいですが、お餅を食べる時には、
窒息する危険があることを忘れないでください。

健康な口腔内を維持して元気に1年を過ごしましょう~メインテナンスや定期健診お持ちしております。

歯科衛生士 石田

 

 

■ 編集後記 

あけましておめでとうございます^^

高岡歯科医院に勤め始めて2回目の新年を迎えました。
院長やスタッフのみんなとコミュニケーションをとりボケやつっこみも出来る仲になりました^^
この調子でがんばりますので2018年度もよろしくお願いいたします。 

歯科助手 川村

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