歯ニュース 2018/2 … 歯周病とアルツハイマー病型認知症の関連

現在歯周病は成人の歯をなくす80%の原因となっています。5人に4人が歯周病で歯をなくしている計算になります。
このため一生硬い物でも何でも好きなものを食べて豊かな食生活を送るためには避けて通れない病気になっています。
逆から見れば、歯周病にかからなければ一生快適な食生活を送れる可能性が高くなるとも言うことができます。

さらに最近の研究から歯周病は口の中の問題だけに留まらないことが色々わかってきました。
歯周病原因菌が心臓の弁膜から検出されて話題になりました。
歯周病は糖尿病や心臓・血管系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、骨粗しょう症や低体重児出産や早産とも関連があるともいわれています。
歯を早くなくすだけでは済まず、このように知らぬ間に寿命を縮め、生活の質を落とす可能性を秘めている病気だということをご理解いただきたいと思います。

この度九州大学から、歯周病原因菌であるジンジバリス菌の出す歯周組織破壊酵素が炎症反応を引き起こすことを突止めたと発表されました。
このジンジバリス菌は、アルツハイマー病患者の脳内から検出され、歯周病重症度と認知症重症度が比例することも報告されており、アルツハイマー型認知症の増悪因子と考えられるようになっています。
マウスの実験で脳の炎症から学習と記憶能の低下が確認されたとのことです。

まだまだ不明な点もあるようですが、歯周病がアルツハイマー病型認知症の悪化に関与している疑いは段々外堀が埋まってきて本丸近しというところまできているようです。
歯周病は沈黙の病と呼ばれており、重症になるまであまり症状がないために気づいた時は手遅れになることがよくあります。
さらに歯周病は歯ブラシをすれば防げると簡単にはいかないのでぜひ早期に発見して治療をされることをお勧めいたします。

高岡周一

 

■ 歯科衛生士からのワンポイント情報
インフルエンザ予防法の新常識
先日、厚生省のインフルエンザの予防対策法からうがいの項目が消えたという話題が情報番組で特集されていました。うがいはインフルエンザに対しては明らかな予防効果が証明されておらず、早い段階で粘膜からウイルスが吸収されてしまうためではないかと考えられているようです。
しかしうがいは風邪の予防には効果的なので、やはりうがいをこまめにすることは大切なようです。
また水と緑茶でそれぞれうがいを一日3回行った実験では、水だとインフルエンザ発症者は10%、緑茶だと1.3%だったそうです。緑茶に含まれるカテキンに抗菌作用があり、濃さよりも回数を増やすことによって効果が高まるそうです。うがいではなく、緑茶を飲んでも良いそうです(胃の強酸でウイルスを殺すことができるため)。
うがいに代わるインフルエンザ予防法としては、以下のようなことが紹介されていました。
① マスクをする
インフルエンザウイルスはマスクの目よりも直径は小さいが、唾液などの飛沫に覆われているためマスクを通り抜けることはできません。またインフルエンザに感染している人がマスクをすることによって、ウイルスを拡散させないことが重要です。
② 口の中を清潔に保つ
口の中の細菌が出すたんぱく酵素はウイルスが気道に入り増殖するのを助けてしまうため、こまめに歯を磨きましょう。舌も磨くことにより、インフルエンザ発症率が10分の1に抑えられます。
「100%磨き」をするのはご自分ではなか難しいので、歯科衛生士によるメンテナンス(クリーニング・除菌)を定期的に受けられることをオススメします(^0^)

 

 

■ 編集後記
今月は西久保にあるAZ DINING三鷹店です^^
場所は、三鷹駅北口から徒歩7分、中央通りと井の頭通りの交差点にあるビルの2階になります。
ランチはドリンクが飲み放題でついています!
写真の料理は週替わりランチになります。
ドリンクとスープとミニデザートつきでした^^
チキンをポテトでくるんでいて外側はパリッとした食感で中のチキンはやわらかくジューシーでおいしかったです^^
日替わりパスタやオムライスも絶品でした!!!
ランチ時は混み合っていることもあるのでお早めに(^―^)

歯科助手 川村

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