歯磨きの基本やコツ、知っていますか?

歯磨きの基本・コツ

三鷹駅から徒歩1分の歯医者、高岡歯科医院です。

毎日歯ブラシをしているのに、歯医者さんに検診に行くと虫歯が見つかる、良く歯を磨くように言われる、といった経験はありませんか?
歯ブラシを1回5分、1日3回する人は、月におおよそ7.6時間、年間91時間歯ブラシに時間を使っています。
にもかかわらず虫歯になり、治療に通うために貴重な休みの日の時間を充てることになり、さらに治療を受けるには費用も掛かります。
治療をすると歯を削る事にもなりますし、痛い思い、つらい思いをすることにもなります。

実にもったいないと思いませんか?
歯ブラシのコツを身に着ければ治療で歯科医院に通う必要の無い生活を手に入れることも夢ではなくなると当医院では考えています。
歯科医院には検診にしか行かない、そんな生活を送れるようお手伝い致します。


目次

歯磨きの三つの基本

基本を押さえておけば歯磨きの効率がグンっと上がります。効率が上がれば今までと同じ時間でより汚れが取れますし、短い時間で同じ効果を得ることもできます。
隅から隅まで綺麗にするのは中々難しい部分もありますが、まずは基本を押さえましょう!

基本1:歯ブラシは細かく動かす。

歯は平面だけではなく、凹凸があり、また細かい溝があります。
歯ブラシは大きく動かしてしまうと歯と歯の間や細かい溝など奥まったところに歯ブラシの毛先が届かなくなります。
出っ張っている部分にしかブラシが当たらず、磨き残しが出来てしまいます。
歯ブラシが届きにくい場所こそ虫歯になりやすいため、歯ブラシを細かく動かして磨くことが大切です。
歯ブラシを動かす量は5mm~10mm程度にしましょう。
シャカシャカと音がするようでしたら、動かす量が多い証拠です。

基本2:磨く歯の順番を決める。

意外に思われるかもしれませんが順番を決めてそれ通りに磨くことでかなり磨き残しが減ります。
虫歯で治療を繰り返している方の多くが、その時の気分でランダムに磨くためいつもブラシが当たっていない場所があることが多く、いつも同じ場所を磨き残してしまいます。
歯は一本一本磨かないと綺麗にはなりません。いっぺんに数本磨こうとする方がとても多いことと、前歯から奥歯に移るときや、歯ブラシの持ち方を変えたりするときに、歯を飛ばして磨いてしまっている方が多く見受けられます。
順番を決め、端から端まで一筆書きのように一本一本順番に磨くことで、ブラシを当てていない歯を無くすことが出来ます。
例えば右奥歯の頬側一番奥→左奥歯の頬側一番奥→左奥歯の舌側一番奥→右奥歯の舌側一番奥→右奥歯の噛む面一番奥→左奥歯の噛む面一番奥の順で上下を磨くようなご自分のルールを作ることです。

基本3:1日3回磨く。

人間のやることですので、何事も確実に行うことはとても難しいものです。
上記の二つの磨き方を徹底していても磨けていない歯があれば歯垢はついたままです。
1回より2回、2回より3回と磨く回数が多くなればその分磨きムラを少なく出来ます。
また、歯の表面に虫歯や歯周病の原因となるプラークや歯垢が歯の表面に留まる時間が少なく出来るので病気になりにくくなります。
出来るだけ1日3回磨くようにしましょう。

歯磨きのコツ

基本を押さえれば磨き残しはかなり減ると思います。ただまだこれだけでは残念ながら虫歯ゼロ、歯周病ゼロを達成することは出来ません。虫歯や歯周病の原因の菌はとても小さく、歯の形状は複雑で綺麗に磨き取ることはなかなか難しいからです。
そのためここからは基本を押さえたうえで行う歯磨きのコツをご自身で出来るものと、歯科医院で教えてもらうものに分けて紹介したいと思います。

コツ1:デンタルフロスや歯間ブラシを使う。

歯ブラシのみでは歯の汚れの50~60%しか汚れを取ることが出来ません。
残りの40~50パーセントはいつも磨いていない事になり虫歯や歯周病の原因になります。
歯ブラシで届かない場所の歯と歯の間の汚れを取るためにはデンタルフロスや歯間ブラシが必須となります。
歯磨き=歯ブラシではなく、歯磨き=歯ブラシとデンタルフロスとお考え下さい。
歯ブラシを使って歯を磨く事を子供のころに皆さん必ずご両親に教わるかと思います。
しかしフロスについて教わることはほとんどありません。
欧米人には当然の習慣になっていますが、日本人の多くはフロスをする習慣がありません。
新しい事を始めることは気が重いかもしれませんが、歯と歯の間の汚れをとるほかの方法は無いため、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯磨きしましょう。

コツ2:汚れを染めて歯ブラシをする。

虫歯歯周病の原因の歯垢(プラーク)は歯と似たような色をしているので、歯と見分けがなかなか付きません。歯の表面を見ても普段から歯の表面を注意深く観察していないかぎり、
歯垢がついているかどうか分からないかと思います。
そんな歯垢を赤く染めることが出来ればどこにどの程度残っているのか一目瞭然です。
汚れを目で見て歯磨きをするのと、なんとなく磨くのでは雲泥の差があります。
ご自宅でも行えますからハブラシの練習には歯垢染色液はもってこいです。

コツ3:鏡を見て磨く

毎日歯磨きをしているのに虫歯や歯周病になられる方の多くは自己流ややったつもり磨きになっていることが多く、磨き残しがあることが原因です。
磨き残しを作らないためには歯を一本一本ゆっくりと磨く必要があり、鏡で実際に見ながら磨くと磨けているかどうかがはっきりします。当医院では歯磨きが苦手な方でも、得意でも難しいところの歯磨き指導をする際は鏡を見ていただき行っています。
実際に見ることで歯磨きの難易度はぐっと低くなります。

コツ4:歯ブラシは軽く持つ。

ブラシ圧が高いと歯ブラシの毛が寝てしまい、歯垢を取り除く効率が低くなってしまいます。ほうきでゴミをはく時に強く押しつけてはゴミを集めることはできません。歯ブラシも同じで、毛先の弾力を生かせる軽い力が鍵です。また、ブラシ圧が高いと歯ブラシがすぐダメになってしまいます。
歯ブラシはグーで握るのではなく鉛筆を持つようにし、指先で軽く持ちましょう。

コツ5:歯ブラシはこまめに交換する。

歯ブラシの毛先が開いたり寝てしまうと磨いても汚れが取れなくなっています。
歯や口に伝わる感覚からは想像出来ないかもしれませんが、前述した歯垢染色液を使えば
はっきりと結果が見えてきます。3週間ほどでの交換をお勧めしています。
汚れが良く取れる新しい歯ブラシに定期的に交換しましょう。

コツ6:夜はしっかり磨く。

虫歯や歯周病の菌は夜から朝にかけて増殖します。睡眠に入ると、菌の増殖を抑える成分を含んだ唾液の分泌量が減るためです。
そのため、夜の歯磨きは特に注意して行ってください。
また、歯磨き後の菌の栄養になる飲食は控えてください。

コツ7:高濃度フッ素入り歯磨き粉を使う。

フッ素には虫歯菌によって溶かされた歯の修復する機能や、虫歯菌に歯を溶かされにくく強化する働きがあります。
小さなお子さんを除き、フッ素濃度は高濃度の物を使用することをお勧めいたします。
従来は1000ppmが含有上限だったのですが、現在は1500ppmまで引き上げられています。
500ppm上がるごとに6%虫歯になりにくくなるため、高濃度の物をお使いください。

コツ8:歯ブラシはいつも同じものを使う。

歯ブラシの形状や硬さは様々です。その形状、硬さが違うが故に、適切な磨き方や当て方が若干異なることがあります。
今まで歯磨きに問題が無かった患者さんが急に磨けていない、なんていうことがあります。
お伺いするといつも使っている物ではないハブラシを購入して使っておられたことがありました
効率よく磨けるMy歯ブラシを見つけ、それを使い続けることが、とても重要です。

歯科医院で教えてもえる、歯磨きのコツ

自分一人で歯ブラシをしていてもなかなか上達は出来ないものです。
上記の基本やコツが頭で理解出来ていても、実際に出来ているとは限りません。
歯ブラシが苦手な方は、時間や期間がかかっても根気よく練習されるといいでしょう。一度身について習慣となればそれ以降継続することは簡単になります。基本的には上記の基本やコツの確認と練習が主になります。
一人で練習するより、歯科衛生士と一緒に行った方がはるかに簡単で効率的です。
分かりやすく、丁寧にお教え致します。気兼ねなくお申し付け下さい。

コツ1:汚れを赤く染める。

歯垢を染めれば、その方の磨き癖や苦手な所が見つかります。また、歯科医院では普段ご自宅で確認できない裏側や奥歯の状態の確認も行えます。どういった歯ブラシで、どのように磨けばいいか、その方に合った最適な方法を見つける最良の方法だと考えています。

コツ2:歯ブラシの当て方。

歯ブラシは当てる向きや位置で磨けたり磨けなかったりします。
また、同じように磨いているつもりでも前歯と奥歯、表側と裏側では歯ブラシの当て方や動かし方が違い工夫が必要です。奥歯と裏側は磨き残しが多い場所になります。
正しい当て方の歯や歯茎に伝わる感覚を覚えてしまえば部位が違っても磨きやすくなります。また、ブラシの動かし方や、ブラシ圧についても同様です。

コツ3:デンタルフロス、歯間ブラシの使い方と歯間ブラシのサイズ。

歯と歯の間を磨く道具として、デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシなどがあります。
誤った使い方をすると歯や歯茎を傷つけてしまいます。
特に歯間ブラシは芯に金属があるので歯と歯の間に入れる時に、差し入れる向きに気をつける必要があります。また、サイズの選択を間違うと歯茎を押し下げてしまい歯と歯の間に今までなかった隙間を作ってしまいます。
そもそも歯間ブラシが必要なのかも含めて歯間ブラシの正しい使い方を教えてもらいましょう。基本的に、歯周病などで歯の歯の間の歯茎が下がってしまっている方以外は歯間ブラシは必要ありません。

コツ4:歯ブラシの選び方。

様々なメーカーが様々な形や硬さの歯ブラシを販売しており、より汚れが取れるようにと様々な工夫をうたい文句にしています。
しかし、その工夫が歯ブラシをかえって難しくしていたり、非効率だったり、歯や歯茎を傷つけてしまうこともあります。
基本的に歯を磨くのに特殊な形状や加工はかえって邪魔になることが多いと感じています。
歯ブラシの形に合わせて磨き方を工夫するより、その方に合った歯ブラシを使って磨いた方がはるかに簡単です。
当医院ではあなたに合った歯ブラシの選び方をお教え致します。

いかがだったでしょうか?細かいことを言えばまだまだありますが、皆様のお力になれれば幸いです。どんな立派な治療より、しっかりとした歯磨きの方が歯の病気、歯の寿命にとって大切だと考えております。
歯磨き、歯ブラシについて何かわからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
私たちがお手伝いさせていただきます。