入れ歯が痛い・合わない

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入れ歯が痛い・合わない原因

統計によると義歯に不満を持つ人は2000万人もいらっしゃり、義歯装着者が2600万人以上(日本人口の約5人に1人)といわれていますから、実に入れ歯使用者の8割弱もの人々が入れ歯に不満を持っていることになります。
入れ歯に関しての代表的な不満は、 入れ歯が「当たって痛い」「すぐはずれる」「入れるとうっとうしい」「食べカスが中に入る」 「食べにくい」「しゃべりにくい」などです。これらを総合して「入れ歯が合わない」と感じることが多いようです。

入れ歯が痛い原因とは

入れ歯が痛い

入れ歯を入れていて痛い症例の大部分は入れ歯がズレて粘膜とこすれるからです。裏を返せば、入れ歯がズレさえしなければ痛みは解消します。ズレの解消は噛み合わせや入れ歯の形や大きさ、人工歯の位置などが重要になってきます。
もちろん口の中の形と入れ歯がピッタリ合っていることが最低条件です。これらのいくつかの項目どれ一つ欠けてもうまくいきません。
ズレ以外で痛む原因の一つが無意識の食いしばりです。食いしばりは骨の中に植わってびくともしない天然の歯ですら痛みを覚える破壊力があるのですから、土手の柔らかい粘膜などひとたまりもなく悲鳴を上げて痛みます。これは入れ歯の問題でなく、食いしばりをすることが問題なのです。

入れ歯が合わない原因とは

入れ歯が合わない

入れ歯を使用している人は、入れ歯によるあごの骨の痩せは統計からみると年平均0.5ミリ、10年に換算すると5ミリにもなります。ですから入れ歯がガタつき、食べ物が頻繁に入れ歯の中に入り、入れ歯が合わないと感じるようになるのです。
実は痩せるのは歯肉ではなく、その下のあごの骨です。かむ力は入れ歯を介して歯茎や骨に伝わります。本来人の体は骨に植わった歯でかむ力を負担するようにできています。入れ歯を使い歯茎を介して力が加わることを想定してできていないのです。この力が非生理的な力となって段々あごの土手を形作る骨を痩せさせるのです。
そして痩せた(溶けた)骨は二度と元には戻りませんので、どんどん条件の悪い土手や難症例になって入れ歯の満足度も下がる一方になります。さらに休む間もなく土手に力をかける無意識の食いしばり癖は土手の痩せに拍車をかけますのでご注意ください。

入れ歯がすぐ外れる原因とは

入れ歯が外れる

一部の歯が残っている部分入れ歯はその歯にしがみついてるためにそう簡単には外れてきませんが、しがみつく歯が1本もない総入れ歯はただ口の中に置いてあるだけですので原理的に動かないようにすることは無理です。特に上の総入れ歯は重力で落ちない方がおかしいのです。しかし吸盤が吸い付く作用を取り入れて、この動く・外れる原理に逆らって外れない総入れ歯を手に入れることができます。
吸盤が外れるのは淵から空気が中に入った場合です。そのため入れ歯の淵の形とあごの粘膜の形がピッタリ合っていいなければ総入れ歯は意図も簡単に外れてきます。
しかしこのピッタリの実現が非常に難しいのです。食べるものが硬いものか軟かいものか、前歯で食べ物を切るのか奥歯で噛みつぶすのか、によっても口の中の形は変わります。 喋る時でも口の中は、口の開け方や動かし方、発音によっても形が変わります。 このようにその都度複雑に形が変わるものに、形が変化しない樹脂製の入れ歯が合うはずがないのです。しかし簡単にはいきませんが、複雑に変化する粘膜の形の最大公約数を試行錯誤を繰り返しながら時間をかけて探っていけば外れる不安のない入れ歯をつくることは可能です。

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そのまま放置するとどうなってしまうのか?

合わない入れ歯は土手が痩せ、入れ歯のガタつき、食べかすが入れ歯の内側に入り込む、食べたり喋るなど口を開けるたびに不安定で入れ歯が外れる、入れ歯が当たって痛いことにつながります。この入れ歯と土手の形の不一致がさらに土手を痩せさせる悪循環になるため、合っている入れ歯を使うより骨の痩せが早く、合わない入れ歯をごまかしながら使うのは将来の大きな不具合を作っているようなものです。
また痛い入れ歯を無理して使うと、痛い側を無意識に避けて噛むために変な位置に力がかかり、入れ歯が外れやすく、痛みのない逆側などあちこちに痛みが出るケースが多々あります。
入れ歯が合っていないために起こっていることですので、自然に治ることはありません。早くピッタリと合った入れ歯を手に入れて、これから先も使うであろうあごの骨の痩せを最小限にされることをお勧めしたします。作り直しのきく入れ歯より、人生でもう二度と手に入らない土手(あごの骨)の方が大切だと当院は考えています。

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入れ歯が合わない場合の当院の対処法

入れ歯の調整を行います

この後も触れますが、痛い原因が痛い場所にあるとは限らないのが入れ歯治療の難しいところです。原因が他にある場合、当たって痛い歯茎の場所の入れ歯を調整すれば、入れ歯と土手のピッタリ度合いが悪くなります。これでは先ほどからお話ししている土手の痩せを手伝うことになります。ですから痛い・合わない原因を調べるのが第一で、原因がわかったら原因毎に異なる内容の調整に入ります。

自分で調整する方法はあるの?

入れ歯が痛い原因は痛い場所のあごの粘膜と接する入れ歯の裏側にあると思われていらっしゃる方が多いのです。しかし実はそれ以外に原因があることが結構あります。いくつかの原因がありますが、多いのが入れ歯の人工歯の位置やかみ合わせの問題です。
また当たって痛いところを削る場合は慎重かつ最小限にしないと、その削った分だけ入れ歯と歯茎の間の隙間に食べかすが入り込んだり、削った部分が噛む力を支えなくなるために他の部位が強く当たる様になってしまいます。
時々入れ歯の裏側をご自分で器用にヤスリで削って、さらにガタガタになった入れ歯をお持ちの方がお越しになられます。 他に原因がある時は返って入れ歯を壊してしまいますから、どうぞ歯科医院へお越しください。

新しい入れ歯を作成しなおします

先ほどお話しした「入れ歯の調整」はその入れ歯に根本的な問題がなく、小規模な調整で問題が解決できるものが対象です。調整はその入れ歯が持っているポテンシャルを超えることができません。問題解決がその入れ歯では無理な場合や、大規模な調整・修理が必要な場合などは新しい入れ歯で問題の解消を行うことをお勧めいたします。
また院内で調整・修理が不可能で外部の技工所に依頼するため入れ歯を数日から一週間程度預からざるを得ないことがあります。その時に入れ歯が手元にない状態を回避するために、新しい入れ歯を作成してから今の入れ歯をお預かりすることもあります。古い入れ歯の修理で代用できる場合もあります。

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入れ歯の裏打ちをします

根本的な問題はその入れ歯になく土手の痩せにより入れ歯の内面と合わなくなっている場合に、合わなくなった部分だけを補い今の土手の形に合わせ直す方法です。内面は新品同様になり、外側は馴染みのある今までの入れ歯のままです。
内面以外にも問題がある場合や、入れ歯の材質や古さから適用外になることもありますので、状況を拝見してご相談させていただきます。

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