当院のこだわり

歯には手のケガのような自然治癒力がなく悪くなれば治療するしかありません。
治療によって見た目や噛むなどの機能回復ができても一度削った歯は戻ってきません。
また人工的なものは天然の歯を超えることはないと考えています。
そのため歯を削る、神経を取る、歯を抜くなどの後戻りができない医療介入を最小限にすることを目標に掲げており、何度も同じ歯を治療しないで済むように正確で的確な治療を日々目指しております。

1

患者さんを末永く支えることのできる治療を提供します

歯科治療

同じ歯を何度も治療すれば段々歯が弱くなります。
治療が必要になった場合、今の問題解決だけでなくそれが長持ちすることや、将来起こりうる問題をいかに起こさない工夫を今取り入れるかが重要だと考えています。
かみ合わせや歯並び、隣の歯の強さ、歯の無い場所、虫歯の程度、残っている歯質の量、他にも様々な歯の寿命にかかわる要因があります。
これらを総合的に判断して治療にあたっています。老後の最たる楽しみは食べることです。
一生自分の歯でおいしく食べるために確かな治療と長期視点での治療計画をご提供いたします。

2

正確な情報と様々な治療選択肢をご説明した上で治療をお選びいただけるようにしています

カウンセリング

治療法は一つではありません。健康保険適用や自己負担、材質や治療精度、治療法の種類など多くの選択肢がありそれぞれにメリットとデメリットがあり、治療結果と将来性に違いがあります。
将来「こんなことならあの治療法にしておけばよかった」「そんな治療法があるなんて知らなかった…。説明があればそうしたのに」ではいけないと考えています。
この先もご納得とご満足をして頂けるように、患者さんと患者さんの歯に正直に向き合い、広い範囲の治療選択肢をご説明・ご相談いたしております。
ご不安なことやお分かりにならないことはご遠慮なくお申し出ください。

3

痛みが少ない・削らない・抜かない・できるだけ神経を取らない治療を行います

極力痛みを抑えた治療

私は元来痛みに弱い人間です。妻の方がよほど強いと思います。
実家が歯科ではなかったので、子供の頃は母親に引きずられて苦手な歯科医院に行った記憶もあります。
小さい時から痛みと恐怖をセットにした歯医者さんをどうしても好きになれず、中学生で歯を1本失った時の痛みと喪失感は今も消えることがありません。
そんな私ですから、「自分が嫌いなことは人も嫌いだろう」という観点からできるだけ痛みを与えない治療を心がけています。
世界で一番細い針が使える特殊な電動注射器を導入する、麻酔が効くのに必要な時間をしっかり取るなど、様々な工夫を致しております。

できるだけ歯を削らない

歯の寿命はどんなことで決まると思われますか?歯の手入れや遺伝とお考えでしょうか。
よく銀歯が外れたとお越しになられる方がいらっしゃいます。歯を拝見すると歯と銀歯の境目に虫歯ができて外れてきたことが大半です。
歯と銀歯がピッタリ合っていないため、両者のあいだに微細な隙間があり、そこに食べかすが残って虫歯を作ったのです。
この微細な隙間を毎日365日確実に磨き残しなくお掃除し続ける自信は私や掃除のプロである歯科衛生士でも自信はありません。

今までの歯の治療を思い出してみてください。なくされた歯やかなり傷んで不安をお持ちの歯は、何度も治療を重ねた結末が今の状態ではありませんでしょうか?
同じ人の口の中にある一度も治療を受けたことのない歯は今でも無傷のまま悪くなっていないのではありませんでしょうか?
歯を削って治療を受けるからまた次の治療が必要になりそれを繰り返すから最後に歯を失うのです。
こうならないいい方法があります。それは歯を削らないことです。
毎日歯を削っている歯科医がいうのも変ですが、そうしている立場だからこそそう断言できるのです。開業以来16年間言い続けてきましたが、最近やっと世間から理解され始めてきているようです。
当院はできるだけ歯を削らない最小限の医療介入を目指しています。

歯を抜かない治療

当院では、できるだけ歯を抜かない治療を心掛けております。
詳しくはこちらの歯を抜かない治療をご確認ください。

できるだけ歯の神経を取らない

もう一つ歯の寿命を左右する大変重要なことがあります。それはできるだけ歯の神経を取らないことです。
歯の神経を取ると歯は確実にもろくなり、歯が割れたりして歯を5~10年も早く失うことが厚生労働省の調査でも明らかになっています。
神経がある生きた歯は、大地に根を張り暴風にしなりながらも耐える大木のようです。一方で神経を取った歯は、大地から栄養や水分を補給されることなく乾燥して反りやひび割れが起こってしなりと弾力を失った切り倒した丸太のようです。
一見同じように見えても実は別物なのです。今の科学をもってしても同じにはならない、これができることなら神経を取らないことをお勧めする理由です。
一般的には神経を取る治療が行われているような状況でも、神経を温存する薬物治療によってできるだけ歯の神経を取らない治療を、またすでに神経を失くされた歯には歯が割れたり折れたりしにくいグラスファイバー製の土台(芯棒)をお勧めしています。

4

他のこだわりのポイント

自分が逆の立場だったらと、常々考えるようにしています。
昔から消毒・滅菌など清潔な治療環境にはこだわってきました。痛みや苦しさつらさなどは誰でも嫌なことだと考え、できるだけ楽な治療環境を整備することに時間と手間をかけて参りました。
本来は訪れたくない場所の一つである歯科医院、できるだけ短時間・短期間がいいと思うのですが、省略せず確かな治療には時間と期間がかかることもあります。
この相反する事柄の最大公約数をご相談して決めて行きたいと存じます。これにはお互いの理解が必要ですので、何でもご遠慮なくお話しください。